【多読の記録】その4 Amber Brown Is Not a Crayon
英語多読4冊目。
語彙数:7,875
多読合計語彙数:186,911
YL:4.0
Amber Brown Is Not a Crayon
小学3年生のアンバーはジャスティンっていう男の子と仲が良いんだけど、ジャスティンが父親の仕事の都合で遠くに引っ越すことになってしまうというセンチメンタルなお話。
アンバーブラウンシリーズの1作目で10作まであるらしい。
語彙数約8000でYLの割に短い話なのでサクッと読めてしまう。そのぶんコスパの悪さを感じてしまう。
ストーリー自体は可もなく不可もなくな児童書で、英語多読にはうってつけのサクサク感ではあるんだけども1冊550円~750円という値段と語数の少なさを考えると2作目にはちょっと手を出しづらいな、と思う。
それからところどころに入ってくる挿絵のかわいい感じが(電子書籍とはいえ)30代のおっさんが電車内で読むにはちょっときつい感じがした。
- 作者: Paula Danziger,Tony Ross
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: ペーパーバック
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【海外在住者の葛藤】祖父が死んだけど結局葬式にはでなかった
じいちゃんが死んだ。
仕事中に母親からラインで連絡がきていた。母とはほぼ連絡をとることがないので何かあるとすればだいたい悪いニュースだ。案の定、祖父が亡くなったという知らせだった。
さて、ここで問題なのは僕がシドニーにいるということだ。日本国内にいるというのであればどこにいたとしても実家のある青森に帰るのはそんなに大変ではない。しかし、オーストラリアにいるとなかなかそうもいかない。
いや、別に帰ろうと思えば次の日にでも帰ることができる。葬式までには時間があるし、8時間飛行機に乗っていれば東京に着く。でも僕は帰らないことにした。
いくらお金を払っても死んだ人にはもう2度と会えない
なぜかというと飛行機のチケットがものすごく高いのだ。青森まで帰ると往復で10万円超えるんだ。それは無理。薄情に思えるかもしれないけれど、そこが重要なポイントなんだよな。飛行機が無料だったら帰ってるかもしれないもん。
それに帰ったところでじいちゃんはもう死んでるわけで。いくらお金を払ったって死んでしまった人にはもう会うことができない。青森に帰ったところで、そこにはじいちゃんの死体があるだけなんだ。本当に大切な人とは死ぬ前に会っておくべきだな。
青森に帰るために使われるはずだった10万円は僕がシドニーでもっと有意義に使うことにする。そっちのほうがきっとじいちゃんも喜ぶはずだ。と思ったけどじいちゃんは死んでしまったのでもう喜んだり悲しんだりすることはできない。
死ぬということはなんと惨めで恐ろしいことだろうか。動くことも考えることも出来なくなって焼かれて骨になってそのうち忘れられる。僕もあと50年もすればそんな恐怖を諦めることができるようになるんだろうか。青森で生まれて死ぬまで貧しく暮らして、じいちゃんはどんな気持ちで死んでいったんだろうか。
僕は青森で貧乏暮らしなんてまっぴらごめんなので高校を卒業してすぐに上京した。気づけばオーストラリアのシドニーで暮らしている。生活はいまだに苦しい。リッチになったとはとても言い難いが、これからいくら裕福になったとしてもじいちゃんにはもう会えなくなってしまった。
お金があれば大抵のことは解決できるというけれど、こればっかりはどうにもならない。
死んだ人間に払う金と時間ほど無駄なものはない
じいちゃんの葬式には帰らなかったけど例えば母親が死んだとして僕は葬式のために実家に帰るだろうか。ばあちゃんが死んだら? 叔母や姉が死んだらどうするだろうか。社会的な体面を保つために帰ることもあるかもしれないが、基本的には帰りたくねぇ。
親族が嫌いなわけではない。どっちかというと好きなほうだ。でもそれは生きているからだ。死んでしまったらもう僕にはどうしようもない。
常識的には帰って葬式に参列するべきなんだと思うが、死んだ人間に払う金ほど無駄なものはないとも思う。
死んだ人間を葬るために10万円と数日の時間をかけて帰省するなんておかしいと思う。ましてや葬式や仏壇仏具にお金をかけるなんてまったくの無駄金だ。最低限でいい。別に個々の宗教観を否定したいわけではない。でも死んだ人間が生きている人間を助けたことなんて歴史上1度もない。
だから1親等が死んでも2親等が死んでも基本的には帰りたくない。もともと親の死に目には会えなくてもいいと思って海外に来ている。だからこそどうせ帰るなら生きているうちに会いたい。
葬式なんてものはスカイプで中継してくれ。
薄情者が田舎の町に
葬式に参列するということは死者を悼むということもさることながら、どちらかというと死んだあとの事後処理を担当する親族をヘルプするという役割が大きいと思う。場合によってはものすごく面倒だったりする。葬儀屋を決めて葬儀の日取りや場所を決めて火葬場を抑えて役所仕事をして、と悲しんでいる暇さえなかったりする。相続やらなにやらが絡むともっと酷い。
そこに海外在住の親族がヒョコっと帰ってきたところでおそらく何の役にも立たん。いくら親等が近いからといって喪主なんて任せられるはずがないし、最悪、自分で宿の用意もできないただの客人にしかならない。
慌てて帰省したとしてもただ迷惑をかけるだけになるかもしれない。まぁでも人が死んでいるわけだし、親族なんだからちょっとくらい迷惑かけてもいいんだろうけど。
人もいつか死ぬなら誰に何を残せる
親族が亡くなった場合、海外在住者は日本に帰って葬儀に参列するべきか。という問いに対して僕はNOと答える。もちろんその答えは人による(多分ほとんどの人がYESだ)。ただ、僕は死んでしまったらもう話すこともできないのだから帰ったって意味がないと思う。
魂や幽霊なんてものは信じないけれど、だからといって物理的な距離だけが家族の絆というものではない。どれだけ遠くにいたとしても死を悼むことはできるし喪に服することはできる。
人間というのは不思議なもので、死んでしまった人がどう思うか、なんてことを考えたりする。僕が葬式に行かなかったことでじいちゃんはどう思っただろうか。死んでもなお物事を考えることはできるんだろうか。僕に帰って来てほしいと思っただろうか。
しかし、どんなに想像を巡らせても死んだ人間はやっぱり喜んだり悲しんだりはできないのではないかと思う。僕が帰ったところで、じいちゃんはそんなことは認識できないのではないか。
海外在住者が本当にやるべきことは葬式に駆けつけることではない。生きているうちにもっとじいちゃんばあちゃん(もしくは親兄弟)と話をしておくことだ。
じいちゃんが死んでもあまり悲しさはない。
じいちゃんは僕が生まれた時からすでにじいちゃんだった。彼にも若い頃があったなんて想像もできない。戦時中に生まれて随分長生きした。数年前から体調は良くなかったようだけど、何度も死の淵から復活してきた。今回はそのまま死んでしまったけれど、もう充分生きた。と思う。孫も曾孫もたくさんいるしな。
でももう少し話をしておけば良かったな。どうやって生まれて、どうやって暮らしてきたのか、もっと聞いておけば良かった。
悲しくはないけどちょっと寂しいな。
海外にいても日本食からは離れられないということに気づいた
はじめてオーストラリアに足を踏み入れた2014年9月から5年が経った。
日本に帰ったりフィリピン留学に行ったりして実際にオーストラリアにいるのは3年ちょっとくらいだけれども、それでも随分と長い期間をオーストラリアで過ごしてきたなと思う。人生の約10分の1だ。こちらの文化の違いや英語を話すことにも慣れてきたなと感じるのだが、最近になってあることに気がついた。
いくら長く海外にいても僕は日本食から離れることができない。
せっかく海外にいるんだから
海外で生活してみようと思ってわざわざオーストラリアに来ているのだ。オーストラリアの食事がどんなものかくらい日本にいても想像できるし、実際に西洋的な食生活を送ることになるのだろうと思っていた。
せっかく海外に出てきたのだだから、食習慣も他国の文化に合わせるべきだと僕は思った。
別に米がなくてもパスタやパンで生活できるだろうとも思っていた。
日本にいる頃は別に米がなくても生きていけるタイプだと自分では思っていたし、実際にほぼパンしか食べてないという時期も若いころにはあった。
しかし実際に海外に出るとそうはならなかった。
オーストラリアに来た当初は日本食とは離れた食生活を送っていた。朝はコーンフレーク、昼はハンバーガー、夜はピザ、みたいな。洋食は好きだし、いくらでも食べられる。しかし、2週間も経つとどうにも日本食が恋しくなる。
ワンコインで食べられる牛丼や定食、お湯を注ぐだけのカップラーメンの便利さを痛感するのだった。
オーストラリアは日本食であふれていた
オーストラリアは日本食であふれていた。オーストラリアのどこにいても日本と同じような米は手に入れることができるし、日本食を提供する飲食店も数多くある。
もちろんオーストラリアに来たばかりの頃は安く手に入るパスタを茹でて生活していたのだが、気がつけば僕は米を炊く生活をするようになっていた。
炊飯器がないシェアハウスで暮らしていてもいつしか鍋で米を炊く方法まで覚えた。
外食でも日本食を食べることが多い。
例えば外でパスタを食べると15ドルくらいする。スーパーで500グラム1ドル以下で売っているのに。それならば同じくらいの値段のラーメンを食べる、ということになる。この同じくらいの値段ならば、という現象が積み重なっていつしか僕は日本食ばかりたべるようになった。
僕の住むシドニーでは日本食ブーム到来か、というほどに日本食レストランが多い。やよい軒、一風堂をはじめとした日本企業が進出してきているし、オーストラリアで起業した日本人経営の店も多い。さらには日本人以外の移民が経営している店、オーストラリア人が経営している店もかなり増えてきている。
なによりラーメン屋が多い。オーストラリアにおいてラーメン屋は日本人の専売特許のようなものだったが、最近ではRaraやRising sun workshopのようなオーストラリア人が作る日本式のラーメン屋がでてきた。
また、多くのカフェが抹茶をはじめとした日本の食をとりいれている。
すべてが日本人が納得する日本食とは言えないかもしれないが、シドニーで食べられない日本のものというのは少なくなってきている。寿司、ラーメンからはじまって、うどん、そば、たこ焼き、お好み焼き、牛丼、かつ丼…… 更に自炊をすれば日本にいるときとほぼ変わらない食生活になる。
日本食を離れられない理由
日本食を離れてまで食べたいものがない、ということもある。
オーストラリアには独自の食文化と呼べるものがない。つまりオーストラリア料理というものがない。ベジマイトとカンガルーの肉くらいか。それもあまりうまいものではない。
オーストラリアは都市ごとの特徴が少なく、どこに行ってもだいたい同じものを食べているように思う。大阪でたこやきとか、北海道で海鮮とかご当地グルメのようなものがない。オーストラリア各地を周ったわけでもないのでこれらは僕の想像でしかないんだけど、多分そんなに間違ってないんじゃないかな。カフェやパブのメニューはどこにいってもだいたい同じだし、どの都市でもだいたいみんな同じものを食べてる。
そのおかげもあってか世界各国の料理店がシドニーにはあふれている。色んな国の料理を試してみることができる。色んな国の文化に触れて理解を深めることができる。しかし僕が汗水流して働いたお金を、うまいかどうかわからない料理に気安く使えるかというと、それは難しい。かなりの勇気がいる。口に合わない可能性のほうが大きいからね。
いろんな国の料理を試してはみたけどやはり口にあわないことが多い。まずいというわけではないんだけど、体に合わない気がする。特にアジア各国の料理で使われいるパサパサのロングライスは合わない。
それから香辛料や油やハーブも「これはどうしても食べられない」というものが結構ある。
僕の場合はコリアンダーがそうだ。サラダの中に平然と混ざっていて吐きそうになることがある。
日本食からは逃れられないということに気がついた
結局のところ僕の身体が醤油とみりんとキューピーマヨネーズを求めている。子供のころから慣れ親しんだ味から僕は離れることができないのかもしれない。
海外に出て、最初のころは食習慣も海外に合わせなければいけないと思っていた。でも別に海外にいるからといって絶対にその国の食べ物を受け入れなければいけないということはないと最近になって思う。
みんな好きなものを食べて、嫌いなものはたまに食べればいいと思う。
【DOPA Donburi And Milk Bar】うまい丼屋がDarling Squareにできた!【ドーパミン】
ダーリングハーバーの近く、ダーリングスクエアという最近できたイケてるエリアがあるんだけど、その中でもめちゃくちゃ良い感じの店がある。
DOPA Donburi And Milk Barだ。
どんぶり屋とミルク系カフェを一緒にしてしまうという大胆な発想の店なんだけど、ジャパンリスペクトな感じとそれでいてローカルカフェっぽい感じが混ざってて最高です。
もちろんどんぶりもドリンクもうまい。
DOPA Donburi And Milk Bar
ドーパ。うますぎてドーパミンが出ちゃう的なネーミングらしい。
サリーヒルズにあるDevon Cafeのニュープロジェクト、らしいんだけど正直デボンカフェに行ったことがないのでその辺は何とも言えん。まぁでも行ったことはないけど名前は知ってるしかなり有名なカフェなのである。
ダーリングスクエアをふらふら歩いていたら「DOPAドーパミン」という看板を発見。このいかにも外国人が作った看板が初めて「SUPERDRY極度乾燥(しなさい)」を見たときと同じような気分にさせる。日本人は多分このドーパミンの部分のフォントあんまり使わないよな。チープに見えなくもないし。でもこれが外国人にとってはクールなのかもしれない。
ちなみにSUPERDRYは僕の好きなブランドの1つだ。
店の前にメニューが置いてあって、そのメニューがかっこいいんだ。写真にものすごいこだわってて気がつけば入店。店に入ってみてまず驚くのがオープンキッチンになっていること。深夜食堂かよってくらいのオープンキッチン。
とにかくキッチンとの距離が近い。忙しそうだし僕がご飯よそいましょうか、ってくらいに近い。どういうオペレーションでキッチン回してるのかまるわかり。
ヘッドシェフのKhairi Amir氏を中心にどんぶりがバンバンでてくる。このキッチンの様子を見ているだけで楽しい。
Donburi
今回は和牛ビーフの照り焼きソース丼と和牛+塩ショウガネギ丼を注文。セットにしてそれぞれ23ドル。セットにするとサラダ味噌汁漬物がついてくる。
半熟玉子がのってるんだけど苦手な人はスクランブルエッグにかえてもらえる。
肉がめちゃくちゃうまい。それに尽きる。オーストラリアで固い牛肉ばっかり食べていたせいかサシの入ったやわらかい肉に驚いてしまった。泣きそうになった。
からあげ丼、かつ丼、サーモン丼などほかのどんぶりメニューも充実しているので今後挑戦してみたい。
Drink
ミルクバーというのだからドリンクもデザートもうまい。
今回は食後にイチゴヨーグルト的なドリンクをテイクアウェイした。
フローズンイチゴと生イチゴがたくさん入っていて激ウマ。ドーパミン出る。
他にもパフェやらアイスクリームやらミルク系飲料とデザートはどれもおいしそうだ。とくにイチゴパフェがめっちゃうまそうなんだけど15ドルくらいするのでどうしようかなぁと思っている。
まとめ
ダーリングスクエアはめっちゃ雰囲気が良い感じだ。良い感じなんだけど、雰囲気だけって店も少なくないような気がしないでもない。そんななかでDOPAは雰囲気も味もレベルが高い。
お値段がちょっとお高いけれども、休みの日にちょっといいランチ食べるのに最適なのではないかと思います。
DOPA Donburi And Milk Bar
Shop5-6, 2 Little Hay St, Haymarket NSW 2000
Mon - Sat 8:00 - 22:00
Sun 11:00 - 22:00
「俺的」シドニーのラーメン屋の評価とコメント
ラーメンが好きだ。
僕がシドニーに住み着いてからというもの早2年。たくさんのラーメン屋をみつけた。
そんなラーメンの食べ歩きの記録と記憶を個人的な味覚センスと感情論で評価していきたい。あくまで個人的な評価であって僕がウマイと言ったから必ずしもウマイわけではないし、マズイと言ったからといって必ずしもマズイということではない。
ただ、なんでもかんでもウマイウマイと書いているようなラーメンレビューなんて気にいらないし、そんなものよりも僕が個人的な好き嫌いを備忘録的に残していきたいと思ってこの記事を書いている。シドニーラーメン食べ歩きの参考にしていただきたい。
- めんや チャイナタウン店 Menya Noodle Bar
- めんや シティ店 Menya Noodle Bar
- ラーメンズンド Ramen Zundo
- 豚太郎 Tontaro Honten
- クレセント Crescent Ramen Bar
- 一番星 Ichi-ban Boshi
- 五行 Gogyo Surry Hills
- がむしゃら Gumshara
- 弥栄ラーメン Yasaka Ramen
- 味千ラーメン Ajisen Ramen Restaurant
- Rara
- 亮亭 Ryo's Noodles
- まとめ
めんや チャイナタウン店 Menya Noodle Bar
チャイナタウンにあるめんや。シドニー工科大学やTAFEが近くにあるので昼は学生で賑わっている。
学生街ということもあってとにかく安い。最近値上げしたけどそれでも他のラーメン屋に比べると安い。それなのに量は多い。
コスパがものすごく良い店だけど、味もものすごく良い。シドニーで1番うまいラーメン屋なのではないかと僕は密かに思っている。
めんやラーメン5種(豚骨醤油、豚骨味噌、鶏ガラ塩、鶏ガラ醤油、鶏ガラ味噌)のなかにハズレが1個もないのがすごいし、つけめん、まぜそば、ジャージャー麺なんかの変わり種も全部うまい。最高。
あと隠れ人気メニューのカツ丼もうまい。
めんや Menya Noodle Bar
Prince Centre, TG8/8 Quay St, Haymarket NSW 2000
(02) 9212 1020
Mon-Fri 11:30-15:30 17:30-21:30
Sat,Sun 11:30-21:30
めんや シティ店 Menya Noodle Bar
同じめんやではあるけれどチャイナタウン店とは経営者が違う似て非なる店。
メニューも若干違っている。
チャイナタウン店は量が多くて味が濃いのが特徴なんだけどシティ店はあっさりしたラーメンを売りにしている模様。
めんやラーメンの豚骨を食べたんだけどかなりあっさりしていた。客の年齢層が高いからあっさりのほうがウケがいいのかもしれない。
どうしてもチャイナタウン店と比べてしまうのでタウンホールにいるときは他の店に行きがち。
めんや Menya Noodle Bar
2/1 Market St, Sydney NSW 2000
(02) 9267 4649
11:30-14:30 17:30-21:00
Sunday close
ラーメンズンド Ramen Zundo
油そばがとにかくうまい。
シドニーでも油そばやまぜそばは普及しつつあるけど、ずんどの油そばは別格。
基本を踏襲した感じの油そばだけどスタンダード、王道で勝負できてるのがすごい。
ラーメンは普通。つけめんうまい。
ワールドスクエアの中にあって立地がいいので通いやすい。
ラーメンズンド Ramen Zundo
World Square Shop 10,30 644 George St, Sydney
(02) 9264 6113
11:30-21:00
豚太郎 Tontaro Honten
去年くらいにいつのまにかオープンしていた店。翁さん系列の店なんだとか。翁さんラーメン1回しか行ったことないからよくわからんけど。
ここのラーメンは1回だけ食べたけどあんまり記憶にない。それなりにうまかったと思う。まぜそばもうまかった気がする。
だがしかし、ここのスタ丼はめっちゃうまい。そもそもシドニーでスタ丼が食べられると思っていなかったからめちゃくちゃ嬉しい。吉祥寺どんぶりとか伝説のスタ丼とかをなんとなく思い出してしまう。豚肉を醤油とニンニクショウガで炒めてごはんにのっけるだけでうまい。なんで他の店はこれやらんのじゃ。
でも最近味が前よりも薄くなったような気がしないでもない。
残念なのは自販機で注文できなくなったことと、一蘭スタイルの個別カウンターがあまり機能していないこと。
豚太郎 Tontaro Honten
339 Sussex St, Sydney NSW 2000
(02) 8317 6375
12:00-15:00 18:00-21:30
クレセント Crescent Ramen Bar
夜はキャバクラ、昼はラーメン屋という二毛作な店。入口がいかにもなキャバクラって感じで入りづらいけど入ってみると普通なラーメン屋(内装以外)昼時は結構並んでたりする。
テーブルが低くて食べづらいのが難点。カウンターに座るといい感じ。
月替わりで変わり種ラーメンをやってるのが面白い。
あと、シドニーではめずらしくニボシベースのラーメンが食べられる。新宿の凪っぽい感じでうまい。刻みタマネギの感じが素晴らしい。鶏とんこつの太麺もうまい。
盛り付けが雑。
クレセント Crescent Ramen Bar
468-472 George St, Sydney NSW 2000
(02) 9261 1877
11:30-14:30
Sat, Sun close
一番星 Ichi-ban Boshi
シドニーで20年くらい営業しているらしい一番星。ボンダイジャンクションに1店舗とタウンホールのギャラリーズに2店舗の計3店舗。なぜかギャラリーズに2店舗ある。地下のフードコートにある店のほうが若干値段が安い。謎。
ラーメンの味は良い意味で普通。豚骨ラーメンばっかりのシドニーでノーマルなしょうゆラーメンを食べるとなんだか安心してしまう。こういうのでいいんだよ、と思わず口にしてしまったりする。
メニューが豊富でラーメンだけでも20種類くらいあるのに、丼ぶりとかカレーまである。キッチンで働くの大変だろうな。麺は自家製でほうれん草を練りこんだ緑色の麺とか選べる。
担々麺がうまい。
一番星 Ichi-ban Boshi
2 The Galeries, 500 George St, Sydney NSW 2000
(02) 9262 7677
11:00-21:00
五行 Gogyo Surry Hills
サリーヒルズにあるラーメン屋でファインダイニング的な雰囲気をかもしだしている。値段もラーメン屋にしては高め。一風堂系列だけど雰囲気は一風堂っぽくない。予約しないと入れないことが結構ある。
一風堂系列ということもあってラーメンにハズレはない。万人受けする味だと思う。
アサヒブラックがタップで飲める貴重な店。
ラーメン以外にもおつまみメニューが充実していて酒を飲みながらラーメンが食べたいときにはベストなチョイスかもしれない。
アイスクリームがうまい。
五行 Gogyo Surry Hills52-54 Albion St, Surry Hills NSW 2010(02) 9212 0003Mon-Thu 12:00-14:30 18:00-22:00Fri 12:00-14:30 17:30-22:00Sat 11:30-14:30 17:30-22:00Sun 11:30-14:30 17:00-20:00
がむしゃら Gumshara
チャイナタウンのフードコートにあるラーメン屋。
とにかくドロドロの豚骨スープ。無鉄砲系列。無鉄砲って食べたことないから知らんけど。天下一品をさらにドロドロにした感じのラーメン。定期的にこういうのは食べたくなる。1回食べたらもう食べたくないと思うんだけど次の週にはまた行ってるみたいな、そういう感じのラーメン。スープのインパクトが強いせいかコアなファンが多いような気がする。このドロドロは賛否が完全にわかれるだろうな。めっちゃ好きか、めっちゃ嫌いかどっちかになると思う。
厨房では毎日250キロの豚骨を煮込んでいるのだとか。そのせいかフードコートが全体的に豚骨くさい。
がむしゃら Gumshara
Eating World Food Court, 25-29 Dixon St, Haymarket NSW 2000
0410 253 180
Tue-Sat 11:30-21:00
Mon, Sun 11:30-20:30
弥栄ラーメン Yasaka Ramen
弥栄はなんかこれぞシドニーのラーメン屋って感じがする。あんまり日本っぽくないけど過度に外国人ウケを狙ってるわけでもなくてそのバランスが絶妙。
麺は自家製。豚骨味噌、豚骨醤油、豚骨塩の3種類のスープから1つ選ぶというスタイル。全部それなりにおいしいんだけど、値段はちょっと高め。近隣店舗より2ドルくらい高いのでは。立地も良いし、味もわるくないので妥当といえば妥当か。
弥栄ラーメン Yasaka Ramen126 Liverpool St, Sydney NSW 2000(02) 9262 9027Mon-Sat 11:30-22:00Sun 11:30-21:00
味千ラーメン Ajisen Ramen Restaurant
味千ラーメンは僕がシドニーではじめて食べたラーメンだ。
シドニー来たばかりの頃、右も左もわからないとき、若干ホームシック気味になんでもいいから日本のものが食べたいと思い、ワールドスクエアにある味千ラーメンに入った。
熊本ラーメンという文字に惹かれた。なんとも思い出深い場所ではある。が、味はまずい。
まずい、というのは言い過ぎかもしれないが、日本人向けの味ではない。かなり外国人向けに寄せて作られていると思う。
そんなことは知らずに当時の僕は「こんな味のラーメンしかない国に来てしまったのか。これからの海外生活は真剣に頑張らないと厳しいものになるかもしれない」と不安を覚えるのだった。
味千ラーメン Ajisen Ramen Restaurant
100/85 Liverpool St, Sydney NSW 2000
http://ajisenramensydney.com.au/
(02) 9267 8816
Mon-Thu 11:30-22:30
Fri, Sat 11:30-23:30
Sun close
Rara
ついにオージー経営のラーメン屋がシドニーに登場した。その名もRara。
オージーたちが夜な夜な行列を作っている。ラーメンはそれなりにおいしい。が、麺が素麺みたいな細さでどうにも好きになれない。あとめっちゃ柔らかい。固い麺がすきなのは日本人くらいだからしょうがないのか。まぜそばは太麺。
ヴィーガンラーメンという肉を一切使わないラーメンがあってベジタリアンが歓喜しているとかいないとか。チャーシューのかわりに炙ったトマトがのっている。
ドリンクメニューが豊富でエビスビールが飲めるのがうれしい。
RaRa
66B Regent St, Redfern, NSW 2016
12:00-14:30 17:00-22:00
亮亭 Ryo's Noodles
シドニーで一番うまいとウワサの亮亭。なんだけど…… なんか塩っ辛いラーメンだった。好みがわかれるタイプのラーメンなのかも。
たまたまその日が塩辛いだけだったのか常にそうなのかはわからないけれど、もう一回行くかと聞かれたらちょっと微妙かな。立地が良いわけでもないし。
ただ亮亭が一番うまいと言う人がいるのも事実なわけで、判断が難しいラーメン屋だ。期待値が高すぎたのかもしれない。
亮亭 Ryo's Noodles
106 Ebley St, Bondi Junction NSW 2022
(02) 9387 8858
12:00-15:00 17:00-20:30
Wed close
まとめ
オーストラリアにおけるラーメンは日本と比べてあまりおいしくないと数年前までは(といっても僕がシドニーにはじめてた頃)言われていたんだけど、最近はそうでもないんじゃないか、結構うまいんじゃないかと思うようになってきた。
シドニーのラーメンに体が慣れてしまったのか、本当にうまくなっているのかはわからないけれど。
シドニーのラーメンブームは随分と下火になってきたようにおもうけれど、まだまだ続いていて、行ったことのない店がたくさんある。
新しい店を発見するたびにこの記事も随時更新していきたい。今後評価が変わることもあるかもしれないのでそれも更新していきたい。
シドニー民よ、イチゴとスイカのケーキはもう食べたか?Black Star Pastry
シドニーにお住いの皆様、シドニーにこれから来られる皆様、イチゴとスイカのケーキはもう食べたか? めっちゃうまいぞ。
Black Star Pastry
イチゴとスイカのケーキ
イチゴとスイカのケーキ、と聞くと
「スイカ? イチゴケーキで十分うまいのになんでスイカなんていれちゃうのもったいない。スイカとケーキなんて合うわけないじゃん。絶対まずいわ。スイカのお菓子なんてスイカバーでもう限界でそれ以上は無理でしょ。だってスイカだぜ? 塩かけて食べりゃいいのに、なんでイチゴとクリームと一緒に食べなきゃいけないわけ? イチゴケーキとスイカ別々に食べたらいいじゃん。そっちのほうがみんな幸せなんじゃないの。スイカケーキなんてありえないわ。」
と誰もが思うところです。
そんな妄言もBlack Star PasttyのStrawberry Watermelon Cakeを一口食べれば二度と口にできないはず。
もうね、めちゃくちゃうまい。誰、これ考えたの。マジ天才。
スイカのシャキシャキの食感がまず最高。アーモンドを使った生地と上に乗ったピスタチオでナッツ系の風味を加えたところに、イチゴの甘酸っぱい感じとこってり系のクリームがドーンとくるんだけどスイカのおかげでさっぱりして、お見事って感じ。で、スイカの甘さもちゃんとあるってのがすごい。なんでいままでスイカとイチゴを一緒に食べなかったんだろうな。まったくもって愚かだったよ僕は。スイカは塩、イチゴは練乳だけだと思ってたけど考えを改めなければいけないな。
イチゴ
生地(アーモンド風味)
クリーム
スイカ
クリーム
生地(アーモンド風味)
というふうにレイヤーが重なっている。美しすぎるフォルム。あとバラの花びらがのってる。お洒落。普通バラのせないもん。ていうか食べない。でものせちゃう。イチゴとスイカの組み合わせでもうすでに情報過多なのに花とかのせちゃう。お洒落。
ただ最近値上げしたんだよな。前まで8ドルだったのにいつのまにか9ドルになってた。なんとなくケーキの大きさも小さくなったような気がしないでもない。でもうまいから買っちゃう。
ブラックスターペイストリー
このケーキはブラックスターペイストリーっていうカフェの人気メニューなんだけど、なんとシドニーに4店舗もある。人気すぎてどんどん数を増やしてる。うまいもんな。とはいえほぼこのケーキ1つで店舗拡大してるのはすごい(他のメニューもあるにはあるけど)
いつか日本にも出店してくれ。
ニュータウン、ローズベリー、ムーアパーク、タウンホールの4店舗なんだけど、僕はニュータウンとタウンホールの店にしか行ったことがない。どこでも同じケーキが買えるはずなのでお近くの店舗を利用してくれ。タウンホール店が立地的には一番通いやすいんじゃないかな。ニュータウンの本店も細めの路地にあっていい感じの雰囲気だったよ。
僕はタウンホールの店によく行く。タウンホール駅と直結してるギャラリーズという商業施設のなかに入ってる。無印良品とか紀伊国屋とかやよい軒があってちょっとジャパン感が強いんだよなこのビル。
その紀伊国屋(本屋)の中にカフェが入っていて、本を物色したついでにケーキを買って帰ることが多い。本屋をながめながら食べることもできる。でも店自体が狭いし、結構混んでるからあんまりゆっくりできないんだよな。本に囲まれて食べるケーキもなかなかいい感じなんだけどね。それもまぁいいんだけど、持って帰って家でゆっくり食べるのもまた良し。
持ち帰りの袋おされ。
箱かわいい。さかな。
開けると箱の中までお洒落。外は魚、中は鳥。なにこれ空なの? 青空をイメージしてるの? で、箱の外側は海なの? 箱の中までこだわっちゃうとかもうやばいよ。なにこのメルヘン。世界観作り上げちゃってるじゃん。雰囲気だけでうわぁってなる。30過ぎのおっさんだけど箱開けるたびに感動しちゃうわ。
よくみたら魚も空飛んでるのな。
誕生日、記念日、etc
このケーキ、誕生日用にしても喜ばれるらしいぞ。というか僕が誕生日に彼女から貰ってめっちゃうれしかったぞ。大歓喜。30年生きるとこんなにうれしいことがあるんだな。うまいケーキのでかいやつが出てくるの。やばいよな。誕生日はスイカのケーキがいいぞ。できればでかいやつがいい。
なんと予約するとチョコプレートも作ってくれるらしい。ネットでオーダーできるらしい。お金かかるけどな。
さらにはウエディングケーキにもできるらしいという噂も。
シドニー民よ、イチゴとスイカのケーキはもう食べたか?
というわけでスイカケーキの素晴らしさを語ってみました。スイカケーキというパワーワードで敬遠していた時期もありましたが、実際に食べてみると超うまい。イメージで物事を語るのがどれほど愚かな行為であるかを教えてくれるケーキです。
シドニーにきたら一度は食べてみたらいいんじゃないかな。だまされたと思って。僕は彼女にだまされてからというもの、毎週のようにお布施をしにいく信者になってしまったよ。
Black Star Pastry Sydney CBD
Level 2, 500 George St
Monday 10am–6:30pm
Tuesday 10am–6:30pm
Wednesday 10am–6:30pm
Thursday 10am–8pm
Friday 10am–6:30pm
Saturday 10am–6:30pm
Sunday 11am–5:30pm
PHONE (02) 9557 8656
Black Star Pastry Newtown
277 Australia St, NewtownOpen 7am–5:30pm Every dayPHONE (02) 9557 8656
シドニー来たらSt Petersでグラフィティアート見ていきなよ【May's Lane Art Project】
シドニー都心から電車で10分くらい。セントラルから電車で3駅。St Petersの駅を出てすぐのところ。
1本のストリート全体にグラフィティアートが描かれている不思議な空間、May Laneがある。壁という壁にこれでもかというほどアートで埋め尽くされていて「ここだけ異世界感」がすごい。一瞬見た感じすげー治安悪そう、だけどそうでもなくて観光客にも寛容な感じだしなんというかピースフル。
治安もあんまり悪くないのに観光客があまりないので好き勝手に写真を撮りまくれる穴場観光スポット。
May Laneのここがすごい
May Laneのなにがすごいかというと、住人がアーティストに自宅の壁を解放しているところ。アーティストといっても壁に落書きをしているような自称アーティストたちも受け入れているのだから寛容な住民たちだ。もちろんちゃんとしたアーティストもいるけど、その人たちだってもとは落書きキッズだったわけで。このストリートが落書きを芸術に昇華させていると言うこともできるかもしれない。
あとはインスタ映えする写真がバシバシ撮れてしまうということ。1本のストリートの端から端まで全部アート。だから順番に全部写真を撮っていったら30~40枚くらい貯まっちゃう。毎日1枚ずつインスタにアップしていけば1か月後気づけばウォールアートインスタグラマーに。
しかもシティから近くて、アートも頻繁に新しいものに更新されるので壁スタグラマー的には嬉しいことばかり。君もウォールアートコレクターにならないか。
May's Lane Project
さて、この住民がアーティストに壁を解放している運動はMay's Lane Projectと呼ばれていて、2000年にTugi Balogさんという人が倉庫の壁を解放したことからはじまったのだとか。それがいつの間にやらストリート全体に受け入れられていって今のような形になったのだとか。
なぜ地元住民がそれに賛同したのかはマジで謎。「うちの壁もつかっていいよ」ってなっちゃうのがヤバイ。不動産価値激落ち君でしょこれ。オージーは心が広いのか。
壁の落書きには是非激落ちくんを。
May Lane以外にもアートが多い街
街の寛容性なのか、アーティストの多さなのか、May Lane以外にもセントピーターズ駅周辺にはグラフィティアートが多い。
しかもなんか規模がでかい。
May Laneを出てアートを探すのも楽しい。
行き方
St PetersはCentralから電車で3駅です。T3もしくはT8の電車に乗ると約7分で着きます。改札を出て落書きが多い方向に進むとすぐにMay Laneが見えます。 なんかあからさまに落書きが多いのですぐにわかります。
参考
シドニーのインスタスポットといえば海と大自然、それからお洒落カフェって感じなんですがグラフィティアートもたまにはどうでしょうか。
【シドニー】気がつけばクレジットカードで電車が乗れる世の中になっていた
クレジットカードをタップして改札を通ろうとしている人を見かけた。
クレカじゃ通れないぜ。君は財布からカードを取り出すときにオパールカードとクレジットカードを間違えたんだ。それじゃ改札は開かない。オーストラリアはカード社会だしよくある間違えだよな。
と思った直後に改札は開いた。
気がつけばクレジットカードで電車に乗れる世の中になっていた。
気がつけばクレジットカードで電車に乗れる世の中になっていた
オパールカード
シドニーにも日本のSuicaとほぼ同じ機能のOpal cardというものがある。電子マネーとしては使えないけど。(デビットカードが普及しているのでそもそもオーストラリアでは電子マネーを使う意味がない)
タップして改札を通ってタップして改札を出るというSuicaとまったく同じ使い方ができる。Suicaより反応はちょっと遅い。
チャージは駅にあるチャージマシーンやスマホアプリでクレジットカードですることができる。コンビニとかでもチャージしてくれる。
シドニーでは切符がすでに廃止されていて、基本的にはこのオパールカードで電車に乗る。一応Oneway tripカードを買うこともできるけど割高なので買う意味がほぼない。
電車以外にもバス、フェリー、路面電車もオパールカードを使う。
というのが今までのシドニーの公共交通機関事情。
で、このオパールカードのかわりにクレジットカード(デビットカード)で電車に乗ることができるようになって僕は非常に驚いているのだ!
(バスではまだ使えない。2019年導入予定)
カード社会オーストラリア
オーストラリアはカード社会だ。
ほとんどの店でカード払いすることができるし、ほとんどの人がカード払いをする。
銀行口座を作るとカードが貰えるんだけど、そのカードがデビットカードになっている。つまりオーストラリアの成人はほぼ全員デビットカードを持っている。
しかもこのカードは非接触決済機能がついていて、電子マネーのようにタップして支払いができる。
デビットカードなので即座に銀行口座から支払いが行われる。決済内容はスマホアプリでいつでも確認できるし、カードを使うとスマホに通知もでる。
とっても便利。
でも前まではクレカでは改札を通過できなかった。クレカなんだから当たり前といえば当たり前なんだけど、それが今ではできるようになっている。新しい機能の導入スピードが日本と比べるとものすごくはやい。
なぜクレカで乗れると便利なのか
持ち物が1つ減る
オーストラリアはカード社会なので僕は現金を持ち歩かない。現金を持たないので財布も持たない。カードケースだけ持ち歩く。ほとんどの店でカードが使えるし、カードが使えない店にはほとんど行かない。
で、カードケースには銀行カードとオパールカードとIDカードが入っているんだけど、買い物のときに混乱したりする。オパールカードでコーヒーを買おうとしたりね。
そういう間違いを回避できるのはかなり楽。
バスでも使えるようになったらもうオパールカードを持ち歩かなくてよくなる。
更にアップルペイを使うとスマホだけで生活できるようになる。
オパールカードを買わなくてもいい
オパールカードを新しく買う場合、初回は10ドル分チャージしなければいけない。オパールカードをなくすたびに10ドル。これがなくなる。
これは旅行者にはとくにやさしい。
シドニーでしか使えないオパールカードを買わなくてもいい。チャージして使いきれなかった分のお金を気にする必要もなくなった。非接触決済できるクレジットカードを持っているっていう前提にはなるけどね。
チャージする必要がない
デビットカードで電車に乗ると銀行口座から電車賃が引き落とされる。ということはチャージする必要がない。
駅のチャージマシーンに並ぶ必要もないし、チャージするためだけにアプリを起動する必要もない。これはまじで楽だ。
チャージする必要がないのでオパールカードの残高を気にする必要もない。
バスで使えない
バスではまだクレジットカードが使えないので注意が必要。ボンダイビーチとか行けない。
2019年内に導入予定らしいので今後に期待。
参考
Get the same fare and travel benefits of an Adult Opal card with contactless payments
オーストラリアで風邪ひいたらしんどすぎて39度のとろけそうな日
先日、風邪をひいてしまいました。
熱が39度まで爆上げ。喉も頭も痛いし、咳と鼻水が止まりません。フルコンボ。こりゃもうダメかと思いましたね。
37度くらいあるけど他人に迷惑かけるのもアレだし、ちょっとパナドール飲んで働くか、と思って出勤した次の日にこれですわ。風邪ひいたらすぐ休むべきだね。
風邪で死んでた。熱が39度も出た。1日16時間は寝てたな。寝てたっていうか気絶だなあれは。
— コガワハヤト🇦🇺シドニー (@kogawahayato) 2019年7月23日
オーストラリアの病院は風邪orインフルで診察受けてもほぼ何もしてくれないことが多い。薬もだしてくれなかったりするらしい。ので家で寝て治した。
そして看病してくれた彼女が同じ症状を発症中。
オーストラリアで風邪ひいたらしんどすぎ
薬の話
オーストラリアでは風邪をひくとパナドールっていう何にでも効く薬を飲みます。熱頭痛腹痛虫歯喉鼻水などに効くのだとか。同じくヌロフェンという薬もあってパナドールとは成分がちょっと違うけどこれまた何にでも効くらしい。
このパナドールとヌロフェンがオーストラリアの2大万能薬なわけだけど、僕はなんとなくヌロフェン派。パナドールよりなんか効きそう。名前が。
で、熱がひどいからこのヌロフェンを飲むんだけど、すごい効く。飲むと熱が1度くらい下がる。でもこれ4時間くらいしか効果が持たない。効果が強い分、4時間後に「あ、今薬の効果きれた」という感覚がある。ポケモンの「むしよけスプレーのこうかがきれた」みたいな文章が脳内に出現する。
ヌロフェンは4時間しか効かないから夜眠るときがつらい。眠ってから4時間後に症状が爆発して目が覚める。真っ暗闇で手探りで薬を飲むのは非常につらい。
何かいい手はないかと考えてコールスに行ったらNyalという風邪薬があって昼用夜用でタブレットがわかれているものを発見。ニャル。名前かわいい。
試しにこのニャルを飲んでみたら翌朝熱がバッチリ下がって最高でした。薬が効いたのか、ちょうど治るタイミングだったのかはわかりませんが、夜用の薬飲んだら眠ってる間はかなり楽でした。
病院の話
熱が39度もでましたが僕は病院には行きませんでした。なんでかっていうとほぼ高確率で医者は何もしてくれないから。オーストラリアの医者は風邪に対してはほぼ何もしません。お金だけとられます。処方箋もでません。
「風邪ですね、パナドール飲んで寝てなさい」
で終わり。
点滴打ったり、抗生物質出す日本の病院のほうが異常なのかもしれません。
僕がニャルを飲んで熱が下がった朝、それまで看病してくれていた彼女が僕とまったく同じ症状になりました。で、つらすぎて病院に行ったんですが診断書を書いてもらって、オススメの市販薬(ヌロフェン)を教えてもらって終わりでした。
オーストラリアの病院は外傷にはかなり丁寧に対応してくれるんですけど内科系の疾患はかなり適当な感じ。ま、処置のしようがないといえばそうだけども。
で、彼女はFluだといわれたみたいなんだけど、よくよく調べてみると英語ではColdとFluの境目がかなり曖昧みたい。ひどい風邪のことをフルと呼んだりもするらしくて、風邪なのかインフルなのかよくわかりません。でも39度もでたし多分インフルなんだろうな。
ちなみにオーストラリアの風邪の季節は7月頃がピークらしい。で、予防接種は4月か5月くらいにするといいらしい。
冷えピタの話
冷えピタ。探してもなかなかみつからない。
そもそもオーストラリアには(というか世界には?)冷えピタという概念がない。おでこに冷たいものを貼ると起き上がれて便利という考えが存在しないので冷えピタはない。多分。熱はタオルとか氷とかで冷やす。
でも冷えピタの便利さを僕はもう知ってしまっているのでやっぱりどうしても欲しくなってしまう。熱でぶっ倒れているので自分用には買えなかったけど僕の後にぶっ倒れた彼女のために探してみた。が、意外と見つからない。
そもそもスーパーには売ってないし、アジア系のスーパーにもなかった。
シティまで出たけどダイソーにもなかった。日系のスーパーでようやく熱さまシートを発見。やっぱりマル優はすごい。熱さまシートをなぜか冷えピタってよんじゃう。
それからマスクもあんまり売ってない。スーパーにはなかった。ダイソーにはあるけど。
こっちのひとはマジで誰もマスクしない。マスクに菌を止める効果があるのかどうかは怪しいところだけど、それにしてもマスクくらいしたらいいのではと思う。喉の乾燥を防ぐためにも。
咳と喉の話
咳がとまらない。熱がさがっても咳がでる。深く息を吸うとでる。肺炎じゃね? とか思う。どうにも止まらないので咳止めのシロップを買った。これがもうホントにめちゃくちゃマズイ。が、咳はピタリと止まる。
ピーチ味、バニラ味などの咳止めシロップもあるにはあるけど赤くてマズいドロドロしたタイプがよく効く。ような気がする。良薬口に苦し。
喉は痛いというか、声がでなくなるのでのど飴を買う。VicksのVapoDropが非常にいい。超スースーする。咳もちょっとだけ治まって鼻水がどっかに消える。強化版龍角散みたいな感じ。ただし必ずオリジナルメンソール味にすること。それ以外はあまりうまくない。とくに飴の中にどろどろした液体が入ってるやつはゲロマズ。
箱に入ってるタイプのちょっと高いやつも悪くはない。袋タイプのメンソールが一番効く。
おい、ちょっとまて、風邪ひいただけでどんだけ薬買ってんだ俺は。なんか50ドル以上使ってる気がするぞ。
ヌロフェン、ヌロフェン、ニャル、冷えピタ、咳止め、のど飴
のど飴以外1個10ドルくらいするじゃないか。
しかも1週間しごとや休んだのにこの出費。地獄か。
風邪なんか引くもんじゃないね。
シドニーでタピオカ飲むならBubble Niniに行くしかない
新店がオープンするたびに行列ができる、という日本のニュースをオーストラリアでも耳にする昨今ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
こちらシドニーではCocoもゴンチャもほぼ並ぶことなく買えます。ジアレイはちょっと並ぶけど5分くらい? なぜかって、店舗数がかなり多いし、流行というよりは飲み物として既に定着してるっていうのもあるかもしれない。あとは並んでまで買いたいっていう人が少ないかも。タピオカに限らず行列ができるかなり少ない。
そんなシドニーのタピオカドリンク事情において一際輝きを放っている店を僕は発見してしまったのです。その名もBubble Nini
Bubble Nini
さて、このバブルニーニのなにがすごいかっていうと、まずオシャレ。とにかくオシャレ。ちょいちょいっと写真を撮ってインスタにのせたら映えまくり。ツイッターでも明らかにインプレッションの数が違うもんね。この記事の一番上にのっけた写真もかなり良い感じじゃね? イチゴの感じとかソースの具合いとかオシャレじゃね?
しかも店の中はなんか花屋みたいになってる。みたいっていうかもう花屋。なぜか花を売ってる。生花。で、誰も買わない。買ってるとこ見たことない。お茶屋で花を買う人ってのは少ないよな。お茶を飲みに来てるんだから。でも花屋はいいよな。なんか女子って感じして、タピオカ屋との組み合わせは強い。まぁ俺おっさんなんですけどね。めっちゃ入りづらいよこの店。更には店の中のテーブルにモネとかドガの画集を置いたりしてな。どんだけオシャレなんじゃ。
で、だいたいこういうオシャレな飲み物食べ物っつーのはまずい。いや、まずいっていうか「まぁこんなもんかな写真良い感じに撮れたし、でも2回目はないかな」ってなる。なるよね。僕の経験上オシャレ度が高いほどまずい。フルーツ系のお茶とか見た目はめっちゃインスタ映えするけどゲロマズだもんな。
だがしかし
バブルニーニはうまい。イチゴのやつと抹茶のやつとジャスミンのやつが特にうまい。なんかタピオカに味がついてるんだよな。この店は。
タピオカは自家製で、作るときに味付けしてるらしい。ていうかタピオカ作ってるとかヤバイ。だいたいのタピオカ屋なんて乾燥タピオカ箱買いして水につけて戻してるのに。バブルニーニは作っちゃってるらしい。フェイスブックで言ってた。だからタピオカがイチゴ味とか抹茶味とかサクラ味とかする。(サクラ味ってなんだよ、サクラに味なんかないだろって思ったけどなんかサクラ味だった)
お茶は氷の量とか砂糖の量とか基本的に選べない。多分。聞いてこないしな。多分できない。言えばやってくれるかも。でも氷はもとからほとんど入ってないし、砂糖多いのが嫌ならタピオカドリンクなんか飲まないほうがいいぜ。マジで。
それとインスタ映えして味がウマいやつはだいたいミルク系なんだよな。お茶っていうか味付きミルクなんだ。お茶もあるけど、とりあえず僕のオススメはイチゴのやつ。ストロベリーキスとかいうふざけた名前がついてるせいでとてつもなく注文しづらいけど、ちゃんとストロベリーキスをくださいと店員に伝えるんだ。そうすると店員のお姉ちゃんが「オッケー、No6のストロベリーキスね」と返してくれる。そこで(番号で注文すればよかったのか)と思うまでがワンセットだ。
ちょっと遠いが
Bubble Niniはちょっと遠い。それだけが残念ポイント。セントラルパークのショッピングモールの裏のちょっと寂れた感じのところにある。そのおかげで行列に並ばなくてすんでる感もあるけどな。でも駅から歩いたら10分くらいかかる。最寄り駅がセントラルってのはありがたいけどね。
30代のおっさんを駅から10分も歩かせるくらい魅力のある店だということは確か。
Bubble Nini
Address: 180/8 Central Park Avenue, Chippendale, Sydney
Opening hours: 12noon – 10:30pm
Phone: 0478 052 603
オーストラリアでうまい水が飲みたいならブリタのフィル&ゴーを買え
オーストラリアの水道水は飲める。
ということになっている。それはたしかにオーストラリアだって一応先進国なのだから水道水くらい飲めるだろう。でもよく考えてみてほしいんだけど、東京の水道水だって飲める。だからといって東京の水道水をそのままガブガブと飲む人は少数派なのではないだろうか。浄水器を使ったり沸騰させたり麦茶にしたりする人がほとんどなのではないだろうか。
そう考えるとオーストラリアの水道水は飲めるといえるだろうか。正確に言うと"飲めなくはない"というほうが正しいのではないだろうか。
僕はお腹が弱い。
お腹の弱い僕がオーストラリアの水道水をそのまま飲むのは勇気がいる。だから沸騰させたりスーパーで水を買ったりしていたんだけど僕は出会ってしまった。
ブリタのフィル&ゴーに。
BRITA fill&go
出会いはふとした瞬間
スーパーで1.5リットル80セントの水を買って生活していた僕はひょんなことから訪れた量販店BigWでブリタのフィル&ゴーを目にする。
ブリタといえばドイツの浄水器メーカーだ。蛇口に直接とりつけるものやポット型のものを製造している。しかし今回見つけたこのフィル&ゴーはボトルタイプ。
毎日毎日スーパーに行って1.5リットルの水を買うのはだるいなぁと思っていたそんな時期に偶然見つけたボトルタイプのこの浄水器には心がときめいてしまった。水をボトルに入れて飲めば、その水はもう浄水処理されているという驚きのシステム。
問題はこのフィル&ゴーは水を携帯するためのボトルとしては著しく価格が高いということ。たかだか水をいれておくためのボトルが20ドルもするのだ。しかもフィルターも定期的に購入して取り換えなければいけないらしい。
それならばスーパーで80セントの水を買ったほうがマシじゃないかと思ったのだが、突如僕の脳内ではものすごい速さの計算が行われた。
僕は週5くらいのペースで水を買っている。ということは週4ドル水にお金を使っている。フィルターの料金を考えたとしても6週間、つまり1か月半ほどで元がとれるのではないか。もしやこの浄水フィルター付きのボトルはものすごくお得なのではないか。
この事実の気づき、僕はフィル&ゴーを購入することにした。
フィルター
このフィル&ゴー、飲み口のところに浄水フィルターがついていてボトルから水を口に入れる直前で浄水される仕組みになっている。このフィルターにはマイクロディスクというものが使われている。
このマイクロディスクは
- 遊離残留塩素
- 2-MIB
- テトラクロロエチレン
- ブロモジクロロメタン
- ブロモホルム
- 総トリハロメタン
- CAT
- トリクロロエチレン
- ジブロクロロメタン
以上の9つの成分を除去することができるらしい。
しかしなんのことやらさっぱりわからん。これらの成分が体や味にどんな影響を与えているのかも全然わからないし、ブリタ公式にも詳しい説明はない。
でも実際に飲んでみると水道水よりうまい。スーパーで買った水と遜色ないような気もする。とはいえ水の味にそこまで敏感なのかといわれると正直自信はない。思い込みでそう感じているだけかもしれないし、実際に水がうまくなっているのかもしれない。
ただ1つ言えるのは水道水を飲んで腹が痛くなったりしなくなったということ。それだけで僕は満足だ。
ただしこのフィルターはマグネシウムやカルシウムが除去されることはない。つまり硬水が軟水になる、ということはない。オーストラリアは広いので地域によって水の硬度はまちまち。北に行くほど硬水が出てくるイメージがある。田舎に行くと雨水をそのまま使っている地域もいまだにある。
幸い、僕の住んでいるシドニーの水道水は軟水なので日本人にとってはかなり飲みやすい部類だ。
フィルターは1枚で150リットルの水をろ過することができる。期間で言うと約4週間もつらしい。3枚で15ドルつまり1枚5ドル。1リットル約3セントの計算。スーパーの80セントの水ですら高く感じるほどのコスパの良さ。僕のような水ラバーは真っ先に買うべきだ。
使用感
もう毎日水を買いに行かなくてもいいのはやはり大きい。なんだかんだで水は重いからね。水を買ったら他のものを買うのは億劫になってしまう。オーストラリアにはコンビニってあんまりないし、高い。必然的に水はスーパーで買うんだけど、スーパーがかなり広い。土地だけはたくさんあるからね。で、水を買うだけでも結構歩かないといけなかったりする。まぁ、そのくらい歩けよって話なんだけど毎日は結構しんどい。重いし。
そのストレスからの解放はかなり大きい。水道水をいれて飲むだけ。めっちゃ楽。洗わなきゃいけないっていう新しくでる面倒なこともあるけど、水をいれるときについでにちゃちゃっと洗えばいいだけだし、水を買うよりも圧倒的に楽。
ゴミが減るのもかなりいい。毎日1.5リットルの水を買うとゴミがものすごく出る。オーストラリアのゴミ捨ては日本よりも圧倒的に楽だけどやっぱり面倒なものはめんどうなわけで。その量が減るのはかなり良い感じだ。
水はうまい。多分。
シドニーの水道水自体、日本と遜色ないくらい安全な水なので何がどう違うかといわれると特に語れることはないけど、うまい。と思う。プラシーボ効果的なものもあるかもしれない。ちょっと刺激が減ってやわらかい感じがする。臭いは完全にとれている。水道水っぽい臭いはしない。
信頼性
正直なところ味やフィルターの効果に関してはあまり詳しく書けない。個人では水質や成分をはかることはできないし、味も僕がうまいと思ったということしか伝えられない。
ではなぜ僕がこのフィル&ゴーをオススメするのかというと、その効果はブリタという企業の信頼度に担保されているからだ。浄水ポットというジャンルではこのブリタというドイツの企業は圧倒的に強い。世界的に展開しているし多くの人の支持を得ている。
浄水器というのはその企業が信用できるか、飲んでみてうまいと思うか、という2点が非常に大きいポイントになる。むしろそれだけ。それさえクリアしていればなんでもオッケー。で、ブリタに関してはその50年の歴史と販売数とレビューの多さが圧倒的だ。この点で僕は評価している。
そして水がうまいと思う。
使いづらいところ
ちょっと気になるのが慣れるまで飲みづらさを感じるところ。フィルターを通しているので飲み口を吸わないと水が出てこない。ペットボトルの水をがぶ飲みしていた僕は慣れるまでちょっと微妙かなと思っていたけど慣れてからは最高の相棒となった。飲むのにちょっとコツがいるので慣れるまでがつらい。
それから飲み口の引っ張り上げるところ。ここが固い。これも慣れるまではつらいかもしれない。
とにかくこのウォーターボトルには慣れが必要だ。慣れるまでは、あれ、これは自分が欲しかったものではないかもしれない、と思うんだけどそこを乗り越えるともう最高。このボトル無しでは水が飲めない体になる。
そんな感じで水を買うくらいならブリタのフィル&ゴーを買っちゃったほうがいいのではないかと思う。
オーストラリアではcoles, woolworhsをはじめBigWやDavid Jones, Myerなど結構いろんなところで取り扱いされている。
日本ならアマゾンで買うのが一番楽なんじゃないかな。
ブリタ 水筒 直飲み 600ml 携帯用 浄水器 ボトル カートリッジ 1個付き フィル&ゴー ブルー 【日本仕様・日本正規品】
- 出版社/メーカー: BRITA(ブリタ)
- 発売日: 2017/02/08
- メディア: ホーム&キッチン
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シドニーで一番うまい抹茶パンケーキはタイ人が作る / The Brothers Cafe
うまいパンケーキが食べたい。抹茶味でお洒落な感じで、ブログのネタになりそうなら尚良し。そんなパンケーキを出す店はどこかにないものか。というのがシドニーにいる人々の昨今の最大にして最重要な悩みでありますが、そんなどこにも答えなどないような悩みをまるで愚問であるかのごとく解決してしまうカフェを私はついに発見してしまった。
その名もThe Brothers Cafe
セントラルステーションから歩いて5分ちょいのところにあるこの店の抹茶パンケーキがやばい。急に語彙力が低下してしまうくらいやばい。
The Brothers Cafe
その日は土砂降りであんまり外に出かけたくなる感じの天気ではなかったのだけれど、僕はどうしても抹茶パンケーキが食べたかった。インスタグラムでものすごくいい感じのカフェを見つけてしまったのだ。とにかく映えに映えている抹茶パンケーキ。そのためだけに
「雨降ってるからいきたくねぇ」
という彼女を説得してセントラルまで向かった。
晴れていれば5分くらいで着く店だが、雨がひどいせいで10分以上歩いた。靴もジーンズもびしょびしょだ。たかだかパンケーキ1つになぜここまでの執念を燃やせるのか自分でもまるでわからなかったが、この日は「必ずやかのパンケーキを食わねばならぬ」と謎の意欲に満ち溢れていた。
やっとの思いでカフェに辿りつくと、そこにはタイ人がいた。
Thaibonara
The Brothers Cafeはタイ系のカフェだ。
ウェイターのタイ人は陽気で礼儀正しい。微笑みの国を体現するかのような人物だった。ナイスガイ。雨で陰鬱になった気分も吹き飛んでしまう。キッチンにもう1人従業員がいたが彼もタイ人だ。
何人がどこでどんな料理を作ろうとどうでもいい。問題はうまいかどうかなのだ。
さっそくメニューから抹茶パンケーキとコーヒーを注文する。それから、「タイボナーラ」なるパスタも。
「君、日本人? ちょっと辛いけど大丈夫? ま、普段ワサビ食ってるから大丈夫か」
タイ人ジョークが炸裂。
まずはラテとチャイラテが登場。
かわったカップで出てきた。ダブルウォールグラス。お洒落。
抹茶パンケーキは作るのに時間がかかるらしいので先にタイボナーラを食べる。
辛い。タイボナーラは辛いカルボナーラだった。名前でなんとなくわかってたけど。そしてうまい。チーズと唐辛子がバッチバチにきまっている。普通カルボナーラを辛くしようと思うか? ペペロンチーノとかアラビアータとかもっと辛くできそうなパスタがあるのにカルボナーラを? でもタイ人はやる。そしてうまい。クリーミー且つピリッとしてる。
Matcha tea pancake
タイボナーラを食べ終わるころに待望の抹茶パンケーキが登場。これのために今日はここまで来たのだ。
スフレっぽいパンケーキで皿をちょっと動かすだけでプルンプルンする。ふわっふわ。ブルーベリーっぽくみえる黒いやつは実はタピオカ。
抹茶ソースをかけまくる。もとの姿がわからなくなるほどにソースをかけて食べる。
さっきも言ったけど超ふわっふわ。スフレ? スフレってなんななのかいまいちわかってないけどやばいぞこれ。口の中でシュワっと溶ける感じ。
もしかしてシドニーで一番うまいのでは? こういうインスタ映えを狙ったパンケーキの店なんてだいたい1回行けばもういいかな、と思うんだけどこれは毎日食べれる。通うわこの店。
シドニーで一番うまい抹茶パンケーキを作るのがタイ人だったとは。予想外だった。
帰り際に写真を撮っていたら例のナイスガイも一緒に写ってくれた。
雨で沈んだ気分を晴らしてくれる素晴らしいカフェだった。
The Brothers Cafe187 Thomas St, Haymarket NSW 2000
0416 642 535
Mon - Fri 6:00 - 18:00
Sat, Sun 9:00 - 18:00
【バリスタになりたい】Coffee SchoolでBarista & Coffee Art Courseを受講してきました【シドニー】
そうだ、バリスタになろう。
と思って受講したのはこちら
Coffee SchoolのBarista & Coffee Art Course
なんでも1日でバリスタになるための技術が身につくとかつかないとか。
Coffee School
コーヒースクールはその名の通りコーヒーの作り方を教えている短期トレーニングスクールです。
コーヒーの他にもお酒を取り扱うために必要なRSAの資格
ギャンブルマシーン(スロットなど)を扱うために必要なRCGの資格
などを取得するためのコースも行われています。
とくにRSAの講座は授業料も安く、確実に取得させてくれる(テストがゆるゆる)のでオススメの学校です。
場所はセントラル駅から歩いて5分くらいのところ。マーケットシティの近くにあります。バリスタコースと他のコースでは教室の場所が若干違うので注意。
Barista & Coffee Art Course
概要
・受講料
169ドル (受講前日の夜にもう1度確認したら149ドルに値引きされてた悔しい)
・時間
毎週火曜日と土曜日に開催されています。
10:30 - 16:00 5時間(休憩30分)
・授業内容
前半はエスプレッソマシンの使い方、各コーヒーの作り方、コーヒーに関する知識など基礎的な内容。
後半はラテアートの練習。
・必要なもの
特にありませんが、申し込みのときにUSI(学生ナンバー)が必要です。政府発行のもので無料ですぐに取得できます。
実際にいってみた
朝10時30分、指定の教室に向かいます。教室の中にはエスプレッソマシーンが約20台置かれていました。
今回受講したのは僕を含めて6人。
スイス人(めっちゃ英語喋る)
タイ人(カフェで働いてる)
インド人(無口)
ポーランド人(一緒にランチ食べた)
日本人(全然日本語喋らん)
僕(軽いノリでバリスタになっちゃおうとか思ってる)
という布陣。
先生は
coffeeschool.com.au What will you learn in the Accredited Barista & Coffee Art Course
この動画の人。
授業はもちろんすべて英語なのである程度リスニングができないと難しいかも。
スイス人がめっちゃ英語で質問しまくって先生もそれに全部こたえるのでかなり早いペースの授業でした。
簡単な自己紹介のあとは道具の名前とエスプレッソマシーンの使い方、ミルクスチームのやり方などを教わりました。
そのあとはエスプレッソ、マキアート、ピッコロラテ、カプチーノ、ラテ、フラットホワイト、モカ、ロングブラックと1個ずつ作り方を教わり実践していきます。
2杯ずつくらい作ったところで休憩になりました。
後半はラテアートです。
ラテアートの本が配布されてラテアートを数種類作ります。
数種類教わった後はひたすら練習タイム。ラテをこれでもかと作っては捨て作っては捨てていきます。ものすごい量のコーヒーと牛乳を捨てましたが全然うまくなりません。悲しい。
バリスタってもっと簡単になれるものかと思っていましたがこんなに難しいとは。ミルクをうまくスチームしないといいラテができないんですがそのスチームがとてつもなく難しいです。
終了時刻30分前くらいから片付けです。
エスプレッソマシーンの掃除の仕方を教わります。
4時になったら解散。
このコースは仕事探しに役立つのか
約5時間の講習を受けて一通りコーヒーの作り方を学びました。
しかしこれでバリスタとして働けるかというとどうにも無理そうです。5時間では圧倒的に時間が足りません。もっと練習したいなと思い始めたくらいのところでコースが終わってしまいました。
軽い気持ちでバリスタになろうと思っていましたが、想像以上にコーヒーは難しかった。
しかしこのコースの受講によって今後の仕事探しの指針を定めることができました。
それはエスプレッソマシーンを置いている店でウェイターかキッチンハンドのポジションを手に入れること。そしてそこで練習させてもらうことです。
というわけでこれからはバリスタになるべくカフェへの履歴書配りの日々が始まります。
ではまた。
オーストラリアを舞台にした日本人作家の本 5選
僕は海外に渡航する際は、本を読んで現地の生活や文化に思いを馳せたいと思うタイプです。
しかし僕が現在暮らしているオーストラリアを舞台にした本はとても少ない!
さらに現地の生活が描かれていたり、文化的な教養を得られるものというのは更に少ない!
(本の描写をすべて鵜呑みにしてしまうのも考え物ですが)現地の生活の様子が垣間見えるような本が僕は読みたい! と思ったのが2018年の年末くらいでした。
それからオーストラリアに関する小説やエッセイ、紀行文はないかと探し回って、ある程度読み終わったのでそれをまとめてみようというのがこの記事です。
オーストラリアを舞台にした日本人作家の本
木曜島の夜会 / 司馬遼太郎
オーストラリアとニューギニアの間にあるトレス諸島。その中のひとつ、木曜島では、明治時代から太平洋戦争前まで、海底にいる白蝶貝を採るために日本人ダイヴァーが活躍していた。サメの恐怖、潜水病との戦いに耐えつつ、異国の海に潜り続けた男たちの哀歓と軌跡から日本人を描き出した
引用元:Amazon.co.jp
明治期から太平洋戦争前後までに行われていた白蝶貝採取と深海に潜る日本人ダイバーを描いた作品。小説というよりは紀行文のような印象を受けます。というか司馬遼太郎の「街道をゆく」っぽい感じがです。
1901年からの白豪政策、そしてオーストラリアにとっては仮想敵国だった日本が本当に敵国になった太平洋戦争。そんな時勢でもオーストラリアで働く日本人がいました。なぜ外国で働くのか、なぜ深海に潜る危険な仕事をするのか、何を考えてオーストラリアに来たのか、当時の日本人の価値観を垣間見ることができます。
Thursday Islandというオーストラリア人にも知られていない島に日本人の墓碑がたくさん並べられている。そんな島が実在している。その事実だけで歴史の面白さに心躍ります。
木曜島とは離れますが、同時期に白蝶貝採取の盛んだった西オーストラリアの都市ブルームと多くのダイバーの出身地である和歌山県太地町が姉妹都市になっています。勿論姉妹都市締結のきっかけは白蝶貝採取。
さようなら、オレンジ / 岩城けい
オーストラリアに流れてきたアフリカ難民サリマは、精肉作業場で働きつつ二人の息子を育てている。母語の読み書きすらままならない彼女は、職業訓練校で英語を学びはじめる。そこには、自分の夢をあきらめ夫について渡豪した日本人女性「ハリネズミ」との出会いが待っていた。人間としての尊厳と“言葉”を取り戻し異郷で逞しく生きる主人公の姿を描いて、大きな感動をよんだ話題作。第8回大江健三郎賞、第29回太宰治賞受賞。
引用元:Amazon.co.jp
オーストラリア在住20年の作家岩城けいのデビュー作。
アフリカからの難民であるサリマが日本人のハリネズミ、イタリア人のオリーブと出会い、オーストラリアで生活すること、第2言語を学ぶということ、異国で子供を育てるということ、もう戻れない故郷のこと、などなど尽きることのない悩みや問題に直面し、必死に考えながら生活していくお話。
1975年、ベトナム難民の受け入れを開始して以来、オーストラリアは白豪主義から多文化主義へと変動していきます。しかし多文化主義とはいっても英語が話せないアフリカ系難民のサリマが働ける場所は限られています。出会う人も職場にいる自分と同じような難民や語学学校の外国人ばかり。現地人に受け入れられているとは言い難い状況です。
第2言語を学ぶことやオーストラリアでの生活の大変さ、辛さを僕も経験しているのでものすごく共感して読んでしまいました。
「帰ろうと思えばいつでも帰れる場所がある日本人」よりももっと過酷な状況に置かれているにも拘わらず、子供のために英語を学び何かを伝えようとしているサリマの姿がいじらしいくらいです。
もっと英語を勉強しないとなぁと思う1冊。
英語で勝負しなければならない国でこの先も生きていかなければなりません。お金も地位もない私たちがここで、ひとりの人間として扱ってもらうためには、言葉に頼るしかありません。
Masato・Matt / 岩城けい
「スシ!スシ!スシ!」いじめっ子エイダンがまた絡んでくる―。親の仕事の都合でオーストラリアに移った少年・真人。言葉や文化の壁に衝突しては、悔しい思いをする毎日だ。それでも少しずつ自分の居場所を見出し、ある日、感じる。「ぼくは、ここにいてもいいんだ」と。ところがそれは、母親との断絶の始まりだった…。異国での少年と家族の成長を描いた第32回坪田譲治文学賞受賞作。
引用元:Amazon.co.jp
日本から移住してはや5年。父と二人、オーストラリアに暮らす安藤真人は、現地の名門校、ワトソン・カレッジの10年生(16歳)になった。Matt(マット・A)として学校に馴染み、演劇に打ち込み、言語の壁も異文化での混乱も、乗り越えられるように思えた。そこに、同じMattを名乗る転校生、マシュー・ウッドフォード(マット・W)がやってくる。転校生のマット・Wは、ことあるごとに真人を挑発し、憎しみをぶつけてくる。「人殺し! おれのじいさん、ジャップに人生台無しにされたんだ!」。第二次世界大戦、日本とオーストラリアの、負の歴史。目をそむけてはならない事実に、真人――マット・A――は、自らの<アイデンティティ>と向き合う。人種が、言語が、国が、血縁が、歴史が、17歳の少年の心と体を離さない。
引用元:Amazon.co.jp
MasatoとMattは別の本ですが、シリーズものなので一緒に紹介します。作者はさようなら、オレンジの岩城けい。
家庭の事情で日本からオーストラリアに移住した真人君がオーストラリアで異文化と触れながら成長し、どんどんオーストラリア人っぽくなっていく話。
Masatoは小学生、Mattは高校生の内容です。オーストラリアの学校ってこんな感じなのか、と想像できるようになっていい感じ。大学進学とか飛び級とか特待生制度とか日本の考え方とは違う部分がかなりあります。
オーストラリアにどんどん染まっていくと同時に、どこからどうみてもアジア人な見た目の自分というギャップに悩むあたりが妙にリアル。
多文化主義のことをマルチカルチャーではなくマルチコミュニティだと真人君が言っているあたりでシドニー在住の僕はものすごく共感してしまいました。移民を受け入れて多文化だといっても、お互いが理解しあっているかというとそうではないんですよね。文化が多数存在してはいるけれどミックスはされていないわけです。
Mattで登場する演劇科のキャンベル先生が名言製造機で僕の大好きなキャラクターでした。
リサーチが欠かせないのは、知ろうとする絶対の意志なしに、見ず知らずの他者の喜びや苦しみを感じとることも、ましてや、他者を演じることなど、到底できはしないからだ
隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 / 上橋菜穂子
独自の生活様式と思想を持ち、過酷な自然の中で生きる「大自然の民アボリジニ」。そんなイメージとは裏腹に、マイノリティとして町に暮らすアボリジニもまた、多くいる。伝統文化を失い、白人と同じような暮らしをしながら、なお「アボリジニのイメージ」に翻弄されて生きる人々…その過去と現在を、アボリジニの視点と白人の視点を交差させつつ、いきいきと描く。多文化主義オーストラリアのもうひとつの素顔
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作家であり文化人類学者である上橋菜穂子のノンフィクション。
白豪主義に終止符をうち、多文化主義を謳いながらも実際には社会、経済のベースは白人文化にあるオーストラリア。迫害され、保護され、受け入れられてきた先住民族であるアボリジニたちは何を考えてどのように生活してきたのか。そんなことを学べる1冊。
失業保険を貰って昼間から酒を飲んでいるアボリジニ。彼らがなぜそんな生活をしているのか、その謎を解く鍵となる本です。
この本のすごいところはアボリジニはかわいそうだ、白人にこんなにひどいことをされた、という観点で書かれていないことです。基本的にフラットな視点で描かれています。良い悪いという観点ではなく、「こういう文化、生き方が存在している」というありのままを伝えています。
アボリジニでもなく白人でもない日本人だからできる書き方だと思います。それが見たものをそのまま描写するという文化人類学の面白さなのではないかと思います。
文学における写実主義にも似ていて文化人類学はちょっと勉強してみたいなと思いました。
例えばバチカン市国の聖ピエトロ寺院の下にウラン鉱脈があったとして、寺院をぶち壊すことを計画する人がいるでしょうか? そして、なぜ、少数の先住民の聖地ならば、「経済」を理由に「しかたのないこと」にされてしまうのでしょうか?
熱風大陸 ダーウィンの海をめざして / 椎名誠
熱気70℃、死の灼熱以外何もないオーストラリア砂漠。アラン・ムーアヘッドの『恐るべき空白』に魅せられたぼくたち、あやしい探険隊は、4WDを駆ってアデレードからダーウィンをめざして内陸縦断の旅に出た。見わたすかぎりの地平線、これこそ狂気的広大の極北。なんだか熱い胸さわぎがしてこないか?
引用元:Amazon.co.jp
もはやオーストラリアのロードトリップの定番ともなった大陸縦断の元ネタ(多分)
1988年刊行のエッセイ。
水曜どうでしょうでも紹介されてダーウィン-アデレード間をハイエースを借りての縦断は完全にワーホリの定番になったといえます。
灼熱の大地を仲間と一緒にビールを飲んだり喧嘩をしたりしながらとにかく走るという誰もが一度はあこがれてしまうような旅の本です。
椎名誠の「外国通のオレ」感とひと昔前の旅ブログのような文体は気に入りませんが、内容は非常に面白いです。(きっとひと昔前の旅ブログ群が椎名誠のパクリなんだろうな)
現在ではかなり道路事情も良くなってこの本のように辛く苦しい旅にはならないらしいですが、オーストラリアでロードトリップをする際には読んでおきたい1冊。
【JUAN Bowl & Tea】またRedfernにうまい飯屋を見つけてしまった【シドニー】
RedfernにあるJUAN Bowl & Teaという創作日本食のお店を見つけました。
JUANは有名レビューサイトTime Outで2018年ベストニューレストランに選ばれるほどの人気店です。
メニューは基本的には4種類のボウル(どんぶり)とデザート。あとはお茶とアルコールくらい。その4種類のボウルがそれぞれめっちゃうまいという噂なのでさっそく行ってみることにしました。
JUAN Bowl & Tea
とりあえず予約を
めっちゃ混んでるので予約しないと入れない、という情報を得たので日曜の12時に予約をしました。
11時55分くらいに店にいくと開店待ちをしている人がすでに10人ほど。
開店して5分くらいで満席になりました。予約なしで入れたのは見た感じ2組くらいか?
食事中に満席で1時過ぎじゃないと空かないよ、と飛び込みの客に案内している姿を何度も見ました。
店内もそれほど広くないので(25席くらい?)JUANに行く場合は絶対に予約すること。
予約はインスタグラム、もしくはフェイスブックから。
メニューは4種類、会計は先払い
席につくと店員さんがメニューの説明をしてくれます。
メニューは4種類のボウル
- 和牛
- うなぎひつまぶし
- とんかつ
- 海南チキン
それぞれにマッチするお茶があるのが面白いポイントでした。
それからデザートが2種類。
レジで注文してその場で払う形式でした。
とんかつ
今回はとんかつを注文することにしました。
注文するとすぐに自家製アップルマヨネーズと味噌だれがやってきました。ディップして食べて、とのこと。
5分くらいでとんかつが到着。はやい。これがメニューがすくない強みなのか。
TONKATUS
Rice with Onion, 2Hrs Slow-cooked bangalow sweet pork tonkatsu,Free range scrambled eggs, House apple mustard mayo, Roasted tomatoes, Red cabbage, Miso sesami sauce
たまごがのってるし、かつ丼みたいな感じかな、と思いましたが、とんかつはしっかりととんかつでした。肉がとても柔らかくてアップルマヨと味噌だれ、どちらにつけてもおいしい。
たまごとごはんはオムライスっぽい感じ。たまごは超ふわふわ。
米はコシヒカリと12穀米(+$1)が選べます。今回はコシヒカリにしましたが、ここコシヒカリ、僕が海外で食べた米のなかで一番おいしい。炊き方が違うのかな。
とんかつとオムライスが一緒になったどんぶりでした。
食べ終わるとすぐに食器を片付けてくれてデザートが出てきました。
抹茶ティラミス
マスに入ったティラミス。
マスに入った抹茶ティラミスは日本にもありますが、これをオーストラリアでやったら大ウケ。みんなこれ食べてる。写真も撮りまくり。
マスが云々という話は別にして、とにかくおいしいの一言。
まとめ
こんなに何を食べてもおいしい店ははじめてです。
店の雰囲気も最高。接客が素晴らしく、ちょっと話しただけで、「あ、いい店だな」とわかる。うまく言えないけどそんな感じ。
店員は多分みんな日本人ですがとても丁寧な英語で尚且つフレンドリーでした。
帰り際に次回の予約までしてしまいたくなるような、そんなお店。
ではまた。
JUAN Bowl & Tea
住所:Shop5 , 94A Pitt St, Redfern
Lunch:Thu - Sun 12:00 - 14:30LO
Dinner:Wed - Sun 18:00 - 21:30LO