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シドニー生活を発信するブログ

オパールカードってなんなのさ【シドニーの交通事情】Opal card

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2016年8月、NSW州の公共交通機関では紙の切符、回数券が廃止になりました。

そしてオパールカードしか使えないようになりました。

 

オパールカード……

 

なにそれ。

 

 

 

オパールカードってなんなのさ

オパールカード Opal card は公共交通機関の料金を支払うためのICカードです。電車、バス、フェリー、ライトレール、NSW州の乗り物はこのカードを持っていればだいたい乗れます。

逆にオパールカードが無いと乗り物に乗れません。

 

(一応片道用のオパールカードもありますが料金は割高。普通のオパールカード自体は無料なのでわざわざ片道オパールを買う理由がない)

 

紙の切符の時代は終了です。

オパール……?

オーストラリアを代表する鉱石がオパールなんだとか。

そしてブラックオパールがNSW州でよく採れるのだとか。

「めっちゃオーストラリアっぽいし短くて言いやすい」ということで新ICカードの名前を決める際に665個の候補の中から選ばれました。

 

カンガルーカードとかコアラカードにならなくてよかった。

 

オパールカードの買い方

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オパールカードが買える場所には「オパールカード売ってますよ」という旗やマークが掲示されています。

基本的にはコンビニ、スーパー、ニュースエージェンシーなどで売られています。チャージもそれらの店舗でできます。どこにでもあるのでカードが売ってなくて(チャージできなくて)バスに乗れない、ということはまず起こりません。

ほとんどの駅構内でオパールカードが買えないのがちょっと不便です。空港、セントラル駅では窓口で買うことができます。

 

買うときにいくらチャージするかを聞かれます。最低10ドルからチャージできます。カード自体は無料です。初回は20ドルくらいチャージしておくと色々都合が良いのではないかと思います。

 

カードはオパールカードの公式ページからオンラインでも買うことができますが、郵送に時間がかかります。店で買えるカードと一緒なのでわざわざオンラインで買う理由がありません。

 

普通の大人用カードとは別に子供用カード、学生用カード、老人用カードがあります。

乗車料金が割引になりますが、それぞれ購入時に条件があります。

 

オパールカードの使い方

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乗るときにタップ、降りるときにタップ。

日本のICカードと同じです。日本のICカードよりもタップの反応が遅いのでちょっとストレス。1cmくらい浮かすのがコツ。

チャージ

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オパールカードのチャージ(top up)は各駅にあるこの機械でできます。

カードを入れて、チャージする金額を選んで現金かカードで支払いです。

片道チケットもこの機械で買えます。

 

コンビニ、スーパー、ニュースエージェンシーでもチャージすることができます。

 

 

チャージはアプリが一番便利
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一番便利なのがスマホアプリでのチャージ。

アプリで自分のオパールカードを登録すると、アプリ経由でチャージすることができるようになります。

また、アプリを使うことで残高、使用履歴、ルートの検索、割引まであと何回乗ればいいのか、を確認することができます。

弱点はチャージされるまでに時間がかかる(15分~60分くらい)こと。それからルート検索は他にもっと便利なアプリがあること。

 

料金

NSW州の公共交通機関の料金体系は非常にわかりづらいです。誰だこんなわかりにくくしたのは。

基本的に料金は移動距離で決まります。電車の場合は初乗り3.54ドルで10キロから20キロ以内なら4.40ドルという感じです。

しかも電車、バス、フェリー、ライトレールそれぞれ料金が違います。

割引

細かい割引システムもたくさんあって、それがまた料金体系を複雑にしています。

 

・ピークタイム、オフピークタイム

シドニーの電車は7:00‐9:00と16:00-18:30、郊外の路線は6:00-8:00と16:00-18:30がピークタイムとして設定されています。ピークタイム以外の時間は料金が30%オフになります。時間は出発駅の改札でタップした時間が基準です。

このせいで夕方6時半前は改札前が非常に混雑します。

 

・9回目から半額

週に8回公共交通機関を利用すると9回目から料金が半額になります。

 

・料金の上限

月曜から土曜は1日15.80ドルを超えたらそれ以降はタダ。日曜は2.70ドルを超えたらタダ。日曜めっちゃお得。みんなブルーマウンテンズとかちょっと遠い観光地に行く。

1週間(月~日)で63.20ドルを超えたらそれ以降はタダ。

空港アクセス料は週29ドルが上限。

 

・1時間以内なら乗換えタダ

A地点→B地点→C地点と移動した場合。B地点での滞在が1時間以内ならA→Cの料金になります。1時間を超えるとA→BとB→Cの料金が取られます。カードをタップした時間が基準です。


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これはわかりづらい。けどアプリでルート検索すると料金を表示してくれます。

 

まとめ

そんなこんなでオパールカードの紹介でした。

オパールカードのアプリはかなり便利なので絶対にスマホに入れておくべきです。

詳しい情報は公式ページをチェックしてください。

 

ではまた。

美しさと価値がわかる 見て楽しい宝石の本

美しさと価値がわかる 見て楽しい宝石の本

 

【シドニー】タウンホール駅から1歩も外に出ないでどこまでいけるのか【マニアック観光】

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シドニーの中心地といえばタウンホール駅周辺。

セントラルに次ぐレベルのターミナル駅でショッピングモールや観光施設へのアクセスも抜群です。

 

実はこのタウンホール駅は地下鉄駅で、すぐに地上に出ることもできますが地上に出ずにそのまま商業施設へ直行することもできます。

では、このタウンホール駅から屋外に1歩も出なかった場合、いったいどこまで行けるのでしょうか。

 

タウンホール駅から1歩も外に出ないでどこまで行けるのか

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ルール
  • タウンホール駅改札からスタート
  • 屋外に出ない。屋外に出た場合は屋内に戻ってやり直し。
  • 移動手段は徒歩のみ。
  • 誰でも入れる場所のみを移動する。

西側と南側

タウンホール駅は南北に延びる構造になっています。

南側の出口はとくに面白味がないので省略。

西側に行くとTOWN HALL SQUAREという商業施設につながります。

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カフェ、飲食店、雑貨屋が並んでいます。ダーリングハーバー方面に出ることができます。

 

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少し進むと出口。

この辺はKathmandu、macpac、モンベル、patagoniaなど登山用品店が密集しています。便利ギア好きの僕にはたまらないエリアです。

ここがおそらくタウンホール屋内の最西端。

外に出てしまったので駅に戻ります。

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北へ

1番出口の方向、北側に向かうとQVBとThe Garaliesに行く分岐点があります。

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The Galariesは紀伊国屋、無印商品、やよい軒、ほっともっとなどの日系企業が多く出店している商業施設です。服屋、靴屋、ラーメン屋いろいろあって僕がシドニーで一番よく買い物に行く場所ですが、ここから先に繋がるルートがないので今回は省略。

QVB クイーンビクトリアビルディング

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QVBは19世紀のロマネスク様式の建築で当初はコンサートホールとして使用されていましたが現在はショッピングモールになっています。

 

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中はこんなかんじ。

地下1階、地上4階の5階構造です。

数多くのショップとカフェが歴史的建築の中に所狭しと並んでいます。

個人的にはオニツカタイガーとアシックスの直営店がそれぞれ出店しているのが嬉しいポイント。

 

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QVBを地下へくだりながら北上すると国内最大級の商業エリアPitt Street Mallの一部であるWestfieldに行くことができます。

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Pitt Street Mall

ピットストリートモールはシドニーCBDにある歩行者天国エリアで主要チェーン店、数多くのブランドが高級店から庶民派まで勢ぞろい。ここで買えないブランドの商品はオーストラリアで買うのはちょっと難しい、というくらい店がたくさんあります。

ユニクロがこのエリアにあるので僕はよく行きます。

Westfield

2005年、ウェストフィールドは買収によりピットストリートモールの大半の小売りスペースを獲得。とにかくウェストフィールドは広い。

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QVB地下からウェストフィールド地下に侵入成功。

 

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もう少し進むとフードコートが見えてきました。オーストラリアはショッピングセンターとフードコートの文化が根付いていてどこに行ってもフードコートがあります。車社会の影響か。

 

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フードコートを抜けると危うく外に出そうになりました。この歩行者天国をなんとかして渡ってウェストフィールドの東側に進出したい。上に通れそうな渡り廊下があるので行ってみます。

 

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反対側に進出します。

 

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渡り廊下から見た歩行者天国はこんな感じ。今日は人が少なめ。週末になるとここでストリートライブをやってたりします。

 

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David Jones

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ウエストフィールド東側に進出して、そのまま直進するとDAVID JONESにつづくルートを発見しました。

DAVID JONESは年齢層高めの女性がよく行くイメージのデパート。僕はあまり行かないのでなにがあるのかよくわからん。

DAVID JONESからSt James駅までつながってないかなと思ってルートを探しましたが発見できませんでした。ここがおそらく最東端。

またウエストフィールドに戻ります。

 

H&Mから北へ

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ウエストフィールドに戻って北のルートを探すためにH&Mへと向かいます。

 

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前から気になっていたこれ。ここ通れるんじゃね?という疑惑を晴らしにいくのです。

 

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H&Mのメンズフロアを突き抜けて進むとルート発見。やっぱり通れました。

 

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MLC Centre

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MLCという場所に来ました。どうやら保険会社が所有しているビルのようです。

 

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建物内を直進していると外に出てしまいました。ここはマーチンプレイスの広場か?

この辺まできたらマーチンプレイス駅までどうにか行ってみたいところです。

 

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外に出てしまいましたが、僕は地下にフードコートらしきものがあるのを見逃しませんでした。フードコートを通ればどこか違うところにたどり着ける。そんな気がします。

 

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オフィス街なので昼時のフードコートは激込みでした。特にごはんを食べたいわけでもないのでここを突破して抜け道を探します。

 

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見つけました。フードコート最北端に地下へとつづく道を。

 

 

Martin Place Station

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地下道を進むとなんとマーチンプレイス駅に到着しました。タウンホール駅から1歩も外に出ていないのに次の駅についてしまいました。

こう考えるとマーチンプレイス駅はタウンホール駅の一部なのでは……?

 

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改札口に到着。乗り物は禁止なので別ルートを捜索します。

 

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改札口前にまたもやフードコートを発見。ほんとにこの国はフードコートばっかりだ。

 

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フードコートを進むとまたどこかにつながってそうなエスカレーターを発見。

 

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しかし外に出てしまいました。

他のルートを探しましたがこの出口しか見つかりません。

ここがタウンホールから1歩も外に出ないで行ける最も遠い場所かもしれません。ここはいったいどこなんでしょうか。

 

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ここはエリザベスストリートとハンターストリートの交差点のようです。随分遠くまで来ました。

 

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まとめ

タウンホールから1歩も外に出ないでエリザベスストリートとハンターストリートの交差点までたどり着くことができました。

思っていた以上に遠くへ行くことができましたが、探せばまだ他のルートを見つけられそうな予感がするので時間があるときに再調査を実施予定です。

 

わかったこと

  • 外に出ないで行ける場所は多い
  • フードコートは未知の世界につながっている
  • タウンホール駅=マーチンプレイス駅

 

ではまた。

VodafoneのSIMカードプランを12か月契約しました【オーストラリア】

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オーストラリアの大手携帯会社といえば

  • Telstra/テルストラ
  • Optus/オプタス
  • Vodafone/ボーダフォン

の3社です。

 

先日、その大手3社の1つ、ボーダフォンの$35/月のプランを契約しました。

ボーダフォンは「料金そこそこ、通信エリア狭い、最も不人気」とウワサされていますが、なぜ僕がその不人気通信会社と契約したのか、その理由をここで紹介していこうと思います。

 

なぜ不人気通信会社Vodafoneを使うのか

プリペイドSIMがオーストラリアにいる日本人の主流

オーストラリアに滞在しているワーホリ&学生のほとんどが「SIMフリーのスマホでプリペイドSIMカード」を使っています。プリペイドはSIMカードを買ったその場ですぐに使えて、契約・解約の面倒が少ないので短期滞在や旅行をする場合はプリペイドSIMは使い勝手が非常に良いです。

 

僕も以前はオプタスのプリペイドを使っていました。僕が使っていたオプタスのプランは

  • $30 3GB/28days

or

  • $40 7GB/28days

という料金体系でした。

リチャージすると余ったデータを翌月に繰り越すことができるので$40と$30を交互に支払っていました。

 

プリペイドの弱点

オプタスのプリペイドには多少の不満もありますが、まぁ外国のケータイ料金というのはこういうものなんだろうなと思いながら使っていました。

 

プリペイドSIMの不満点を挙げると

  • 使えるデータ量が少ない
  • データ量に対して料金が高い
  • 毎回のリチャージが面倒
  • 期限内にリチャージをしないとデータを繰り越せない

などなど。

 

オーストラリアに来た当初はとりあえず使えればなんでもいいと思っていましたが、長く滞在するにつれて少しずつ不満点が増えてきました。

それと同時に他社にはもっとお得なプランが存在するのでは? という疑問がふと頭に浮かびあがりました。

 

ボーダフォンと格安SIM

そこで僕は大手3社のプラン、それから職場の友人の勧めで格安SIMについても料金を調べることにしました。

まず友人が強く勧めていた格安SIM会社CatchConnect

https://catchconnect.com.au

$15 3GB / $25 11GB / $35 20GB

かなり安い。オプタスの通信網を使っているので電波も安定してそうです。これは他社のプランを圧倒しています。プリペイドSIMでは現状で最強かもしれません。

yomojo, boostなども捨てがたい。

 

もうほぼ格安SIM、キャッチコネクトに傾いていますが、一応大手キャリアも調べました。そして出てきたのがボーダフォンのこのプラン。

 

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$35で35GB!? しかも毎月!

年末年始に契約した人のみのキャンペーンのようですがデータ量がやばすぎです。キャッチコネクト?なにそれ?状態。

もうこれを使うしかありません。

www.vodafone.com.au

長期契約

注意してほしい点はこのプランは12か月契約だということ。 プリペイドのようにいつでも好きなときにサヨナラ、というわけにはいきません。また今後これより良いプランが出てきた場合に変更するのがちょっと面倒です。

短期滞在の場合や住環境が変わりやすい場合は利用するのは難しいかもしれません。

逆に学生や1か所に長期滞在すると決めている人の場合は12か月/24か月プランはかなりお得です。

支払いも毎月カード引き落としなのでリチャージがなくて楽々です。

 

なぜボーダフォンは不人気なのか

しかしいくらプランが良いとはいえ、不人気とウワサのボーダフォン。不安です。

ではなぜボーダフォンは不人気といわれているのでしょうか。各メディアの意見を参考にするとこうです。

  1. 通信エリアが狭い 特に都市部以外
  2. 使っている人が少ない、周りにいない
  3. 特徴がない、料金体系が普通

これらは利用者にとって不利に働くでしょうか。

通信エリアはテルストラと比べると確かに狭いですが、僕のようにシドニーやメルボルンのような都市部に長期滞在する場合は問題ありません。

以前はどのキャリアも他社との通話は有料でした。しかし最近では国内通話、SMSはどのキャリアも無料です。周りの人がどの会社を使っているか、というのは問題ではなくなりました。それにシェアが低いといっても20%弱くらいはあるので5、6人に1人はボーダフォンです。

料金は先述したようにキャンペーン中を狙えばどのキャリアも敵わない圧倒的なプランを利用することができます。他社でも同様のキャンペーンは行われていますが、ボーダフォンは他社に比べてキャンペーンの頻度は(体感的に)高いような気がします。

 

こう考えてみると僕は「ボーダフォンは不人気=使い勝手が悪い」という噂に踊らされていただけなのではないかと思います。

そもそもシェアが20%程度あるならきっとどこかに利用する価値があると考えるのが妥当です。

 

契約に行ってきたよ!

ということでさっそくボーダフォンショップに行って契約してきました。今回は彼女の友人が働いているということでシドニー、ジョージストリート店を訪れました。

契約に必要なものは

  • パスポート
  • 学生証(フォトID)
  • 支払い用の銀行カード 

の3つでした。

ファミレスのボックスシートのような場所でゆったり雑談しながら手続きをするのがオージースタイルのようです。契約は30分くらいでできました。

今まで使っていたオプタスの電話番号の引継ぎ(MNP)も簡単にできて契約終了後すぐにボーダフォンのデータを使うことができました。

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35GBもデータ必要か?

そもそも月に35GBも必要なのかといわれると、確かにそんなに必要ではないかもしれません。

しかし、データ量を気にしながらの生活から解放されるというのは僕にとっては非常に大きな意味があります。僕は比較的にデータをかなり使うタイプなので外出先でバンバンデータを使えるのはありがたいです。

 

月$35という価格はオーストラリアの物価を考えると安いほうだと思います。他社の同価格帯プリペイドプラン($25~$40)ではだいたい3GB~10GB/月くらいのデータ量を貰えます。おそらく10GBもあればほとんどの人にとっては十分です。

でもどうせ同じ価格帯ならたくさんあるほうがいいじゃないか! と思いませんか?

 

低価格のSIMを紹介しているウェブサイトすべてに書かれているのが

  • 動画を見たり音楽をダウンロードしなければこれくらいで十分
  • 家でwi-fiを使えるならこれくらいで十分

というこの文言。これが僕は前々から気に入らなかったのです。

本来スマートフォンというのは電話もネットも音楽も写真も動画もなんでもできる、しかもそれを自由に持ち運べる夢のツールのはずです。それなのに外出先ではほぼ使わず、wi-fiがある自宅だけでは自由に使える、なんて馬鹿げています。外で使わないなら毎日スマホを持ち歩く意味がどこにあるんだ。

僕もつい先日まではそのようなwi-fi難民状態でしたが35GBもあれば好きなだけいつでもどこでも使えます。

 

オーストラリアの場合、シェアハウスに住んでいる人がほとんどで自分で家を借りてネット回線を引いて使っている日本人は少ないと思います。

僕の経験ではシェアハウスのwi-fiはかなりの確率でスピードが遅いです。接続端末が多かったり部屋の位置がルーターから遠かったりするのが原因です。これはかなりのイライラポイント。でも35GBあればwi-fiが調子悪くても問題なしです。動画でもなんでも見放題です。

テザリングでどこでもラップトップが使えるのも最高。

 

まとめ

僕がプリペイドSIMに感じていた

  • 使えるデータ量が少ない
  • データ量に対して料金が高い
  • 毎回のリチャージが面倒
  • 期限内にリチャージをしないとデータを繰り越せない

これらの不満点をボーダフォンのプラン$35 SIM Only Plan-12 Monthは見事に解決してくれました。

12か月という縛りはありますが、他のプランよりも圧倒的にお得で使い勝手がいいプランです。長期滞在する予定の人は検討してみてはいかがでしょうか。

ワーホリでも初月に契約すれば最終月に解約料がかかりますがそれでも十分お得です。

 

ちなみに今回のキャンペーンは2019年1月中旬で終了するようですが、季節のイベントごとに同様のキャンペーンが行われる可能性が高いです。また、オプタスも同様のキャンペーンをやっていることがあります。SIMを買う前にリサーチすると想像以上のプランに出会えるかもしれません。

 

 

ということで不人気通信会社ボーダフォンと契約した話でした。

ではまた。

2018年に読んで面白かった本 5冊紹介

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あけましておめでとうございます。

 

去年はそれなりに読書をする機会あって、面白いものも多かったのでここで紹介してみようと思います。とりあえず5冊。

 

 

 

SHOE DOG

SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

 

ナイキ創業者フィル・ナイトによる自伝。

オニツカ(現Asics)のシューズの輸入から始め、自社開発のシューズを発売。数々のスター選手と独占契約を獲得していく。今や世界的企業のナイキですが、その成長の過程では数多くのピンチに見舞われます。しかしなんだかんだでうまいことナイキは発展していくのです。

失敗と成功についてのフィル・ナイトの考え方が細かく描写されています。

自伝であるにも関わらずビジネス書として2018年ビジネス書大賞を受賞。

 

僕はこの本を読んだ後にナイキのシューズを衝動買いし、さらには週に数回のランニングまでするようになってしまいました。僕の生活習慣、趣味嗜好まで変えてしまった本。

 

他人のためになんて働きたくない。自分だけのもの、「これを作ったのは僕だ」と指さして言えるものを作りたい。自分の人生を有意義にする方法はそれしかないんだ。

 

 

破天荒フェニックス

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語  (NewsPicks Book)

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

30歳茶髪ロン毛の小さなデザイン企画会社の社長が、業績不振の眼鏡チェーン「オンデーズ」を買収。度重なる資金ショートの危機を乗り越えながら眼鏡を売りまくり、新規出店をしまくる。買収から5年足らずで海外出店までやってのける1大眼鏡チェーンへと成長する。

実話を基にしたフィクションということになっていますが、学ぶべきことが非常に多い1冊。 

 

実は僕の住んでいるシドニーにもオンデーズは2店舗出店しています。JINSやzoffはないけどオンデーズはある。デザインも他の地元眼鏡チェーンより幅が広いです。が、オーストラリアでは視力測定に料金がかかってしまうので本で書かれているような連日大盛況、という感じではなくちょっと苦戦してるかも? という状況。

それでも価格、デザイン、接客などシドニーの他店と比べてかなり良い感じなので新しく眼鏡を買うならオンデーズかなぁと考えています。

 

まさに頭に雷が落ちた。そんな表現がピッタリくるほどの衝撃だった。

オンデーズがお客様に売らなければいけないのは、安い眼鏡でもお洒落な眼鏡でもなく「眼鏡をかけて見えるようになった素晴らしい世界」だったのだ。 

 

 

世界からバナナが無くなる前に

世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち

世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち

 

人類が消費しているカロリーの80パーセントは12種類、90パーセントは15種類の植物から得られているにすぎない。それに対して人間は病原体や害虫への対策をしっかりとれているでしょうか。

例えばバナナの場合。世界中のスーパーで売られているバナナは、キャベンディッシュという品種ほぼ1種類のみです。近年、パナマ菌というバナナを襲う病原体が世界中のバナナ園で感染を広げています。病原体に強く味も良いバナナに品種改良が進められていますがかなり難しいようです。感染を防ぐにはバナナ園自体を焼き払う以外に方法がありません。

世界からバナナはなくなってしまうかもしれない。

 

バナナファームで働いていた僕にとっては非常に興味深い内容の1冊でした。

実際にパナマ菌がバナナ園を襲い、バナナが焼き払われ、職を失った友人を見てきました。バナナは本当に絶滅の危機なのに対策があまりとられていない(対策できない)のは非常に残念です。

 

植物を絶滅させないためにできるだけ多くの種類の種子(特に野生種)を保存しようぜ、というのがこの本のテーマです。

人名、品種名、虫の名前が数多く登場し、文章も少し難解で読みにくいのが難点。

 

キャベンディッシュバナナのストーリーが示すように、企業は簡単に栽培でき、いつでも消費者の手元に届けられる作物を栽培しようとする。そしてつねに商品を求めるよう消費者を誘導する。たとえコストがかかろうが、また当の作物を危険な状況に置くことになろうと、最大の収穫を見込める方法で作物を栽培しようとする。

 

 

武器になる哲学

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

 

慶応大学大学院哲学科出身でありながら、現役経営コンサルとして活躍する山口周が教える実際に使える「武器になる哲学」

特徴的なのは単なる哲学入門ではなく、実生活で使える部分を抜粋して50個にまとめているところ。多くの哲学書と同じように古代ギリシア思想から順を追って学んでいく、という必要がないので非常に読みやすいです。

 

僕は高校の倫理の授業でちょっと勉強しただけで、哲学者の名前は知っていても彼らの提唱したことについてはほぼ何も知らない状態でした。

それが逆に良かったのか、スラスラと内容が頭に入ってきました。50個に分かれているのもよかったです。各項、丁度いい長さで空いた時間にちょろちょろ読めす。

著者のいうように内容もかなり実践的。理論だけでは人は動かない、とか妬みやっかみがビジネスチャンスを生む、とか努力しても報われない、などなど面白い考え方をたくさん発見できました。

 

教室の中にいる哲学者が世界を動かすことはありません。サルトルやマルクスがかつて発揮した影響力を考えれば、この指摘に違和感を覚える人は多いでしょう。しかし事実です。世界を動かしているのはそういった人たちではなく、実際に実務に携わって日々の生業に精を出している、つまり今この本を読んでいる皆さんのような人たちなのです。

 

 

CHANGE!

CHANGE!(チェンジ!) 人とチームを強くする、ラミレス思考

CHANGE!(チェンジ!) 人とチームを強くする、ラミレス思考

 

横浜DeNAベイスターズ監督、アレックス・ラミレスの監督論。特に2017年シーズンについて語られています。

有能なモチベータータイプの監督として知られるラミレス監督ですが、選手の起用法、育て方、モチベーションのあげ方などが語られています。

なぜ8番にピッチャーを置くのか、なぜ倉本がフル出場なのか。ファンからしてみると謎だったり不可解な采配をすることも多いラミレス監督ですが、その真相についても。

 

残念ながら2018年シーズンはBクラスで終わってしまったベイスターズですが、2019年は21年ぶりのリーグ優勝&日本一を勝ち取ってもらいたい!

個人的には桑原に1番に定着してもらいたい。佐野&細川にもっと活躍してもらいたい。梶谷は怪我をしないように。今永完全復活、石田覚醒で夢の左腕カルテット完成。ドラ1上茶谷10勝。ソトロペス筒香宮崎30本。ヤスアキ40セーブ。

 

\横浜優勝/

 

プロ野球において数字はまさに自分そのものだ。これを知ることで少しでも数字をあげようというモチベーションが高められる。何らかのタイトルを獲得したいと思えば、逐一自分の数字を確認しておかなければならない。それがわからなければ、誰と競っているのか、自分がどこを目指しているのかが見えてこない。

 

 

ということで2018年読んで面白かった本5冊の紹介でした。

 

ではまた。

オーストラリア人に人気のラーメン屋「RaRa」に行ってきたよ【シドニーラーメン】

rara redfern ramen

シドニーRedfern駅近く、8月にオープンしたラーメン屋、RaRaに行ってきました。

まだあまり日本人には知られていませんが、地元のオーストラリア人たちが毎晩行列を作っているという噂のラーメン屋です。

 

RaRa

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夕方6時少し前。レッドファーン駅から歩いて5分のラーメン屋、RaRaへと向かいました。並びはありませんでしたが空いている席は2席だけ。カウンターに案内されました。

客層はほぼオージー。シティのラーメン屋に行くと客層の8割くらいはアジア系な感じがしますがRaRaはほぼオージー。アジア人が少ないのはレッドファーンの土地柄なんでしょうか。

僕が座ってから少し経った6時くらいから並ぶ人が出始めました。

ドリンク充実

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ドリンクメニューが充実していることもあって夕方以降はかなりこんでいようです。

 

店内の雰囲気はローカル経営っぽい感じが強く、日本っぽさはは少なめ。五行の雰囲気にちょっと似ていますが五行よりはカジュアル寄り。フレンドリーでカフェっぽい接客だなと思いました。

席についてとりあえずエビスビールを注文。

Yebisu beer rara

drink menu rara

500mlで15ドルもするんだぜ。高いだろ…… でもエビスを置いてる店はシドニーだとかなり少ないんじゃないかな。僕はシドニーで初めてエビスビールを飲んだ。

他にも越後ビールや常陸野ネストビールなど珍しいビールが飲めるのが高ポイント。

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ウイスキー&ワインも充実。チョーヤウメッシュもシドニーで初めて見たかも。

 

ラララーメン

menu rara redfern

munu

気になるメニューはこちら。

今回はRaRa TonkotsuとSyoyu Mazesobaを注文しました。

RaRa Tonkotsu

RaRa Tonkotsu

こちらがRaRa Tonkotsu。かなりクリーミーなスープ。それでいてさっぱりしている塩豚骨。普通のラーメン屋ではチャーシューはガスバーナーで炙る程度ですがRaRaではチャーシューを炭火で網焼きしているのがポイント。炭の香ばしさが良い感じです。

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麺はかなりの細麺。素麺レベルに細い。地元民にあわせているせいか麺がかなり柔らかいです。注文時に固めをオーダーしたほうがいいかもしれません。

 

Syoyu Mazesoba RaRa

Syoyu Mazesoba

こちらはSyoyu Mazesoba。見た目はずんどの油そばにかなり似ている気がします。麺も太めで汁なしラーメンの王道という感じ。

 

日本人が知らないラーメン屋

雰囲気も良くて味もいい行列のできるラーメン屋なんですが、頻繁にラーメン特集を組んでいる日豪プレスやJAMS.TVなどの地元日系メディアにほぼ取り上げられていません。もったいない。

クラシファイド系のサイトは広告要素が強いせいなのでしょうか。それともローカル経営だからか?

とはいえラーメンのメニュー開発にはラーメンマスターGo sanなるおそらく日本人が関わっている様子。

日本人にはまだあまり知られていないラーメン屋なのでもっと知ってもらえるといいな。

ヴィーガンラーメン

外国人がラーメンを作ってもこんなに日本っぽい良いものができるような時代になったんだなぁと思いました。 

日本のものをベースにしながらもしっかりローカライズされているのが面白いです。

今回は食べませんでしたがこの店の人気メニューにヴィーガンラーメンがあります。動物由来の食材を一切使わないラーメンです。チャーシューのかわりにグリルトマトがのっているとか。オーストラリアでは菜食主義が流行していますが、日本人にはこういったラーメンは作れなかったのではないでしょうか。

 
 
 
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まとめ

五行は日本のラーメン屋が本気でローカルに照準をあわせにいった店ですが、RaRaはローカルが日本のラーメンを本気でローカル向けに作ってみたという感じです。

そして、「こういうラーメン屋を待ってました」といわんばかりにオージーが行列を作っています。

この光景を見ると、日本人が日本の味を再現するだけのラーメン屋ではもう勝負できないのでは? とすら思えます。

 

RaRaはラーメンを食べにきたのに外国にいる感じ(実際外国にいるんですが)が味わえるラーメン屋でした。

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RaRa

住所:66B Regent St, Redfern, NSW 2016

営業時間:12:00-14:30 17:00-22:00

Web: https://www.facebook.com/rararedfern/

Lonely Planet Sydney (Travel Guide) (English Edition)

Lonely Planet Sydney (Travel Guide) (English Edition)

 

Nike iDでオリジナルデザインのバッシュを作ってみた

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Nike iDというサービスを使ってナイキのシューズをオーダーメイドしました。

ある本を読んだことがきっかけで急に新しい靴が欲しくなり、探し回っているうちにNike iDに出会い自分でデザインした靴を作ることにしました。

自由度が高く、価格も手ごろで非常に満足度の高いサービスだったので紹介します。

 

Nike iDとは。

Nike iDはナイキが提供するサービスで、自分がカスタムデザインしたシューズをオーダーすることができます

カスタマイズはオンラインですることができます。

 

公式サイトリンク:シューズ、ウェア、ギアのカスタマイズ. Nike.com (JP)

 

まず基となる靴のタイプを選びます。靴のタイプはエアマックス、コルテッツ、SBシリーズなど新旧問わず多数のモデルが用意されています。

靴のタイプを選択したあとは各パーツ(トップ、靴ひも、ソール、ロゴなど)の色や素材を決めていきます。ロゴ部分(タンやヒール)の文字を変更できるのも大きな特徴です。

 

値段は通常モデルよりも3000円ほど高めですが、自分でデザインできることや30日間返品無料という点を考えると高くはないはず。

 

シュードッグの影響でナイキの靴を買うことにした。

ブログのネタも無いし、久しぶりに読書でもしてみようと思いました。小説ではない本を読もうとは決めていたものの何を読んでいいか悩んでいた僕はキンドルストアをふらふらしていました。そこでシュードッグという本を見つけました。

この本はナイキ創業者の自伝であるにも拘わらず、2018年ビジネス書大賞を受賞していました。なんとなく興味をもったので読んでみることにしました。

本の内容は素晴らしく、ナイキ創業者の靴にかける力強い情熱がその文章から伝わってきました。

 

僕たちはブランドはもちろん、カルチャーをも作り出そうと頑張っていると伝えた。画一的なものや、単純労働を相手に戦っているんだ。製品以上に、僕たちが売りたいのはアイディア、精神なんだ。

引用元:SHOE DOG -1974- 専属弁護士ストラッサー ロケーション5085

 

この本を読んで僕は素直にナイキのシューズが欲しいと思いました。

僕はすでにナイキのスニーカーを1足持っていましたが、このナイキ創業者の精神性と情熱を理解したうえでもう1足持っておきたいなと思いました。

 

 

オーストラリアで好みの靴を見つけるのは難しい。

ところで、僕は現在オーストラリアに住んでいます。オーストラリアでは好みの靴を探すのは日本よりも難しいのです。

まず靴屋の数が日本に比べて少ないような気がします。ABCマートのような店があればいいんですが…… しかも日本の靴屋に比べて店舗の面積が小さいです。そしてなにより靴屋なのに音楽を爆音で流していたりするのです。なんだか落ち着いて買い物ができません。

カラーバリエーションの取り揃えも少し弱いです。店頭に置いてある色しか無いというのが当たり前です。

 

ナイキのシューズを買うのならばナイキの直営店に行くのもアリですが、ナイキショップは靴屋というよりはスポーツ用品店という印象を受けました。

 

オーストラリアでは流行のせいかランニングシューズ、サッカーシューズは店頭にも多くの種類があります。しかし僕が今回買おうと思っていたバスケットシューズタイプの靴はなかなか見つけることができませんでした。

 

オンラインで探すことにした。

店頭で見つけられないのならば仕方がない。オンラインで探せばいいじゃないか。

ということでナイキのオンラインショップを物色してみることにしました。

 

しかし、ナイキ公式のオンラインストアでも好みの靴に出会えません。僕が頭の中でイメージしているものが見つからないのです。

 

Nike iDを利用することにした。

ナイキのサイトを徘徊しているとNike iDというサービスを見つけました。

好きなタイプの靴を選んで色や素材を指定したオーダーメイドのシューズが作れるサービスです。

配送に3週間程度かかるというのがネックなところですが、店頭でもオンラインでも「この靴が欲しい!」というものに出会うことができなかったので自分で作ってみることにしました。

 

 

実際に作ってみた。

実際に作ってみることにしました。ナイキの公式ウェブサイトでカスタマイズシューズを作ることができます。

 

公式サイトリンク:シューズ、ウェア、ギアのカスタマイズ. Nike.com (JP)

 

僕は今回「赤と黒がベースでゴツゴツしたバスケットシューズっぽい靴」を作ることにしました。

 

最初に基となる靴のタイプを決めます。エアフォースワンやエアマックスなど好きなモデルから選ぶことができます。また、ランニングシューズ、トレーニングシューズ、ライフスタイルなどカテゴリから選択擦ることもできます。

ゴツゴツしたバッシュっぽい靴ということで今回はエアフォース 1 HIGHを選択しました。

 

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EDIT DESIGNを押すとデザイン開始です。各部位の色と素材を決めていきます。

靴の種類によって使える色や素材が違います。

 

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カスタマイズに悩みに悩んでついに完成です。登録なし、無料でいくらでもデザインを保存できるので10種類くらい作成、マイナーチェンジをして決めました。自分でデザインを決めるのは楽しいですが、正解がないので時間がかかりました。そのぶん満足のいくものが出来ました。

 

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デザインしたものをカートに追加して料金を支払ってあとは届くのを待ちます。

配送には約3週間かかるようです。

注文が完了後は工程が進むたびにメールでお知らせしてくれます。自分の靴が現在どの工程にいるのかわかるので安心です。

 

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20日後、ついに僕の靴が届きました。香港から送られてきました。

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届いた靴がこちら。かっこいい!

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30日間は無料で返品することができますが、サイズもぴったりなのでこのサービスを利用することはなさそうです。

 

まとめ

靴を買おうと思ってからかなり時間がかかりましたがNike iDを利用して自分の理想の靴を手に入れることができました。

店頭やオンラインショップでピンとくる靴がなかなか見つからない場合にはNike iDは非常に便利なサービスです。デザインを作成するときにはかなり悩みましたが、既製品を買うよりも満足度は高いです。

 

シュードッグという本を読んで最終的にNike iDというサービスと出会いました。

最後にシュードッグからの引用です。

 

他人のためになんて働きたくない。自分だけのもの、「これを作ったのは僕だ」と指さして言えるものを作りたい。自分の人生を有意義にする方法はそれしかないんだ。

引用元:-1968-ペニーとの結婚 ロケーション2672

 

自分だけのものを作りたいと言ったフィル・ナイトという人物が作ったナイキというブランド。そのナイキがNike iDというサービスで誰でも「自分だけのもの」を作ることを可能にしました。

 

Nike iDでのカスタマイズが楽しすぎて、オーダーもしないのに気になる靴をひたすらカスタマイズすることが僕の趣味になってしまいました。

 

ではまた。

 

【シドニー】既視感のある鍋食べ放題の店「伊豆野菜村」に行ってきたよ【温野菜?】

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いくら温暖な気候のオーストラリアとはいえ冬になるとやっぱり寒いなぁ、鍋でも食べたいなぁ。

そんなことを思いながらシドニーの街を歩いていると、どこかで見たことがあるような、しかし僕の知っているものとは絶対に違う鍋料理屋の看板を見つけました。

 

その名も伊豆野菜村。

 

 

伊豆野菜村

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あ、温野菜だ。ついにシドニーにも進出したのか…… ん?

 

野菜村!?

 

伊豆野菜村。英語でIZU VILLAGE 野菜はどこへ消えたのか。

僕の知っている日本のしゃぶしゃぶ食べ放題の店の雰囲気に非常に似ているような気がします。「野菜」の文字は似ているというよりトレースでは?

しかし、世界は広いので”偶然似てしまう”ということはよく起こることです。僕がどうこう言ってもしょうがないので気にしないことにしましょう。

とにかく鍋が食べたい気分なんだ!

 

ランチ48ドル ディナー68ドル

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どうやらランチとディナーでは食べ放題のシステムは同じでも、料金が違うようです。

どちらも90分の食べ放題で昼は48ドル、夜は68ドルです。

僕の懐事情では1食に68ドルは厳しいのでランチタイムに行ってみることにしました。

 

ちなみに温野菜の食べ放題は1番安いコースで2980円。1ドル80円で計算すると37.5ドル。シドニーの物価を考えるとランチ48ドルはそこまで高くないのかもしれません。

 

夜はたくさん人が並んでいて入るまでに時間がかかりそうでしたが、昼の1時過ぎくらいに行くと空いていました。

 

気になる食べ放題の内容は……

スープ

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すきやきスープにはなぜか玉ねぎが浮いている

食べ放題は90分制です。

鍋のスープは8種類の中から2つ選ぶことができます。すきやきと豆乳が人気らしいので今回はその2つにしてみました。中国人経営で客層も中国人が多いので辛そうなスープが多い印象でした。

 

刺身&寿司
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食べ放題コースにはなんと刺身と巻き寿司付きです。

刺身はサーモン、マグロ、ホタテ、ホッキ貝、エビ。寿司は日本では見たことのない巻き寿司でした。

日本料理だからとりあえず寿司を出してみるという精神。これは個人的にはあってもなくてもいいんですが、外国人ウケはいいのかもしれません。

ただし刺身と寿司はおかわり不可です。

 

 

肉&野菜

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料理が全部そろうとこんな感じです。豪華。

肉は牛ネック、牛肩ロース、豚肩ロース、ラム肉の4種類が食べ放題です。

特に牛肉がおいしかったです。

 

豆乳スープはあまり味がしませんでした。辛味噌(?)につけて食べるのかな?

豆乳スープは味がしなかったのですきやきスープで食べました。オーストラリアでは珍しく生卵も提供されていました。

肉はおいしいんですが、野菜は温野菜と比べると種類が少なく、新鮮さも劣るのではないかと思いました。

 

デザート

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デザートは中国経営らしく綿綿冰(めんめんびん)です。抹茶味とマンゴー味が選べますが今回は抹茶味。

 

3ドル割引

中国版のLINEともいわれているwechatで野菜村をフォローするとその場で3ドルの割引が受けられます。1人48ドルが45ドルになるのでとってもお得。ですが中国語が理解できないとこの割引を受けるのはちょっと難しいかもしれません。

 

まとめ

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ということでシドニーに突如現れた温野菜っぽい鍋の食べ放題の店「伊豆野菜村」に行ってきました。

 

夜の68ドルはちょっと高いですが、ランチタイムの料金なら学生の僕でも行けなくはないかなと思いました。

クオリティはほぼ温野菜でした。野菜村という名前の割には野菜が充実していませんが肉はおいしかったです。

シドニーでどうしても鍋が食べたいというときには行ってみてもいいのではないでしょうか。

 

ではまた。 

オーストラリアのスーパーからレジ袋が消えた!?

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2018年6月20日、オーストラリア最大手のスーパーマーケットであるWoolworthは無料のレジ袋を廃止しました。同じく最大手のColesも7月1日にレジ袋を廃止しました。

これはPhase-out of lightweight plastic bags in Australiaというビニール袋の使用を段階的に減らしていく運動によるものです。

環境を配慮してのレジ袋廃止なのですが市民には混乱や戸惑いがあるようです。

 

今回はオーストラリアではスーパーでビニール袋が貰えない!?問題について。

 

オーストラリアからレジ袋が消えた

オーストラリアの6つの州と2つの特別地域のうち、4つの州と地域では2013年までにすでにレジ袋は廃止されていました。

2018年7月1日、新たにクイーンズランド州と西オーストラリア州でレジ袋を禁止する条例が施行されました。

 

ニューサウスウェールズ州とビクトリア州ではレジ袋は禁止されていません。

しかしスーパーマーケット業界を寡占しているWoolworthとColesの2社が環境配慮のために全国的にレジ袋の廃止を決定しました。

これにより実質的にオーストラリアほぼすべてのスーパーでレジ袋が廃止されたことになりました。

 

環境、特に海への配慮のために

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ビニール袋を廃止したのは環境への配慮からと大手2社は言っています。

一口に環境への配慮といっても色々あって、日本と大きく違う点はオーストラリア固有の生物の生態系を保護する目的があるということ。もう1つは海洋汚染の阻止を目的としていることです。

特に海やビーチの汚染は問題視されていて、一説によるとオーストラリア近海では1平方キロメートルの海水なかには約9000ものビニールゴミが含まれているのだとか。

きれいな海を観光資源にしているオーストラリアにとってはこれは大きな痛手かもしれません。さらにもう1つの目的である生態系への影響もはかりしれません。

 

 

レジ袋のかわりは……?

日本でレジ袋が廃止されたときはレジ袋のかわりにダンボールを用意したり、レジ袋を1枚5円で販売したりして対応しました。

 

オーストラリアでは有料(安価)のエコバッグを販売することで対応しています。

再利用可能なビニール製のエコバッグが¢15
いわゆる一般的なエコバッグが$1
デザイン付きのエコバッグが$2~

と比較的安く、幅広く選べるようになっています。

Colesは種類が豊富ですが、デザインとしてはいまひとつな感じです。Woolworthのほうがちょっとお洒落かも。

 

エコバッグが売っているとはいえ毎回エコバッグを買うのはつらいので、今後は自前のバッグを持って買い物に行く必要があります。

僕は買い物にはBC FUSE BOXという大きめのリュックを使っています。30リットルの大容量で形も四角いのでなんでも入ります。買い物をするにはとても便利です。

 

混乱、不満、戸惑いの声も

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いままで使えていたものがいきなり使用禁止になったので不満の声も数多く挙がっているようです。

  • ビニール袋を廃止したのにビニール製のエコバッグを売るとはどういうことだ!
  • ビニール製のエコバッグを今までと同じようにポイ捨てされたら意味がないじゃないか!
  • ビニール廃止はわかるけどそれなら紙袋を用意してくれてもいいんじゃないか

など、なんとなく共感できるものから

 

  • この守銭奴ども!

という率直な意見まで。

ある店舗では客が店員ののどをつかむという事件が起こったほかにも、レジ袋廃止に関して客から暴力を受けたという店員が後をたたないようです。10円程度でエコバッグが買えるのにみんなエキサイトしすぎです。

しかしレジ袋廃止の周知は弱かったような気もします。

 

 

僕としては袋が貰えないのは時代の流れなので仕方がないと思います。しかし今までレジ袋を家庭用ゴミ袋として使っていたのでその点ではちょっと痛いです。今後、自前のバッグを持参してゴミ袋を買いにいくということを想像するととても億劫な気分になります。

日本のスーパーのように「レジ袋1枚5円」というやり方よりは、レジ袋を完全に廃止して安いエコバッグを売るほうが受け入れる側も納得しやすいのかもしれないなと思いました。もう絶対にレジ袋を使わないというスーパーの強い意思を感じられてグッド。

 

まとめ

混乱があるとはいえオーストラリアではエコバッグを使っている人がもともと多いので、ある程度は受け入れられているのではないかと実際にスーパーに行ってみて思いました。

大量買いしてスーパーのカートを家まで押して帰る、というのがオーストラリアでは普通のことだったりするのでそこまでレジ袋は必要ないのかも……?

ただ、仕事帰りにちょっとスーパーに寄ったりとか、外出先でちょっと買い物をするという場合にはレジ袋がないと不便かもしれません。

 

これからオーストラリアはエコバッグの時代へ突入!

 

ではまた。

UberEATSなら学生ビザでも週20時間以上働けるって嘘?本当?【オーストラリア】

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 オーストラリアでは学生ビザ保持者は週に20時間までしか働けないというルールがあります。学生が学業に専念できるように、という理由でこのルールが存在しています。

 

 いくらオーストラリアの賃金が高いとはいえ週20時間のアルバイトで生活していくというのは経済的にかなり厳しいです。その上、学費やら家賃やら学生には色々な出費がつきまといます。

 

 しかし個人事業主として働くUberもしくはUberEATSのドライバーならばその制限を受けないのでは? という疑問が僕の中で急浮上しました。


 

学生ビザの週20時間ルール

 学生ビザ保持者は週20時間までしか働くことができません。正確には連続した14日間の中で労働時間を40時間以下にしなければならないという制限があります。この制限は学生ビザに付帯している"Condition 8105"という労働条件を規定しているルールによるものです。

 

Condition 8105

9.3.1.50 Visa Condition 8105

(1A) The holder must not engage in any work in Australia before the holder's course of study commences.

(1) Subject to subclause (2), the holder must not engage in work in Australia for more than 40 hours a fortnight during any fortnight when the holder's course of study or training is in session.

(2) Subclause (1) does not apply:

  1. to work that was specified as a requirement of the course when the course particulars were entered in the Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students; and
  2. in relation to a Subclass 574 (Postgraduate Research Sector) visa if the holder has commenced the masters degree by research or doctoral degree.

(3) In this clause:

fortnight means the period of 14 days commencing on a Monday.

 

引用元:9.3.1.50 Visa Condition 8105 | Guide to Social Security Law

 

例えば

1週目 15時間
2週目 25時間
3週目 25時間
4週目 15時間

 というように働いた場合、1週目+2週目、3週目+4週目は40時間以内という規定を満たしていますが、2週目+3週目で40時間をオーバーしているので労働条件に違反していることになります。これが移民局に発覚した場合、ビザがキャンセルされて強制送還されます。

 

参考:

 

 

 

なぜUberなら制限を回避できると考えたのか

 では学生がUberEATSの配達員、もしくはUberのドライバーとして働いた場合はどうでしょうか。

 

 たしかにUberのアプリではオンライン時間は記録されますが、オンライン状態にしているからといってドライバーが常に働いているとは限りません。客の乗車や配達の注文はいつでも拒否することができます。例えばアプリをオンラインにした状態でカフェで勉強をして、気が向いたら配達に行くという働き方もできなくはないのです。

 

 そう考えると移民局がUberのドライバーの労働時間を把握するということは不可能なのではないでしょうか。さすがに配達時間が規定の時間を超えるのは問題がありますが、客待ち、注文待ちの時間は労働時間としてカウントされないのではないでしょうか。しかもUberの場合、待ち時間にはいっさい報酬が発生しないのです。

 

 このようなことから完全歩合制の個人事業主であるUberのドライバーの場合、学生ビザにおける週20時間以内という労働条件を当てはめることはできないのではないかと僕は考えました。

 

あるタクシードライバーの判例

 しかしこの考えにいまいち自信が持てなかったので僕はUberと学生ビザの労働条件について調べることにしました。するとある学生タクシードライバーの判例を見つけました。

 

 2017年1月に判決が出た裁判です。

 

 Verma氏は学生ビザでオーストラリアに滞在している28歳です。2008年にオーストラリアに来て以来、マネージメントやビジネスを勉強していました。しかし2015年12月に労働条件に違反しているとしてビザを取り消されました。

 

 彼は2008年からビザを取り消されるまでタクシー会社で働いていました。タクシー会社の記録では彼のシフトは夕方6時から朝の5時までで、週に5日か6日程度の勤務になっています。

しかし彼の証言によるとこのタクシー会社の記録は単なる"ログイン"と"ログアウト"の記録であるとし、実際の労働時間は客を乗せている間だけだと主張しました。更に客を乗せていない間は勉強時間にあてていると証言し、実際に彼は学位も取得しています。

 

 この裁判では労働時間とはどこからどこまでが労働時間にあたるのかということに焦点があてられました。

 

 結果的にこの裁判ではVerma氏は敗訴しました。裁判官Young氏によると、シフトに入っている間はたとえ勉強していたり本を読んでいたとしても労働時間にカウントされるとのこと。また、客待ちをする時間も客を乗せて運賃を得るためには必要な時間であるとしています。

 

 Verma氏はビザを取り消され、裁判費用7200ドルを支払わなければいけなくなりました。

 

 

 

判例をUberにあてはめると

 このVerma氏の判例は労働条件の似ているUberドライバーにもあてはめることができます。

 

 Uberドライバーの場合、オンライン状態の時間はすべて労働時間ということになります。いくら乗車や配達の拒否をしてもオンライン状態でいる限り"客待ち"をしているとみなされます。

 

 つまり個人事業主であるUber/UberEATSのドライバーであっても週20時間という条件から逃れることはできないということになります。

 

 オンライン上に常に労働時間と報酬が保存されているので移民局や税務署が違反を発見するのはむしろ簡単なほうなのではないかと予想できます。

 

まとめ

 UberEATSという働き方を見つけたときは「法の抜け道を発見した!」と思いましたがそんなことはありませんでした。Uberは学生の味方ではありませんでした……

 

 しかしオンラインとオフラインを細かく使い分けると労働時間を節約することができます。更にピークタイムや注文の多い場所をしっかり選ぶことができればUberEATSでもそれなりの報酬を得ることができます。

 

 また、ホリデー期間には週20時間の労働条件は適用されないのでいくらでも配達することができます。普通のアルバイトでは短期間だけシフトを増やすということは他の人との兼ね合いがあるので難しいですが、Uberなら簡単です。その点では学生の味方かもしれません。

 

 ではまた。

シドニー都心部でUberEATS(ウーバーイーツ)の配達してみた

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 仕事がなかなかみつからないのでUberEATSの配達をすることにしました。前回の記事では僕が住んでいるHurstvilleという郊外エリアで配達をしましたが、郊外で自転車での配達は厳しそうなので都心部で配達してみることにしました。

 

 都心部ならそれなりの収入が期待できそうです。

 

関連記事:

【シドニー仕事探し】UberEATSってどんな仕事? 仕事の始め方から給料まで - Travel Banana

【シドニー】初めてのUberEATS(ウーバーイーツ)配達 郊外Hurstvilleでの1週間 - Travel Banana

シドニーでUberEATS(ウーバーイーツ)の配達員として登録してきました - Travel Banana

 

 

都心部でUberEATSの配達してみた

配達エリア

 一口にシドニー都心部といっても配達エリアはちょっと考える必要があります。Circular QuayやWynyard、Rocks周辺のCBD北部エリアはほぼ人が住んでいません。ビジネス街で期待できる飲食店も少なめです。Townhallあたりまで南下するとオーダーはありますが、車も自転車も歩行者も多いので意外と配達に時間がかかります。

 

 ということで僕がオススメするエリアはPyrmont, Broadway, Newtown, Redfern, Surry hills, DarlinghurstのシドニーCBDの外周エリアです。このエリアは住宅街と繁華街が混在しています。

 特にNewtown, Surry hills, Darlinghurstはオシャレカフェの激戦区です。更にシドニー大学、テクノロジーシドニー大学、TAFEなど大学や専門学校が多く、周辺に住む学生からの注文が期待できます。

 

実際に配達してみた

 CBDの外周がどうやら熱いエリアらしいという情報を入手した僕は実際に配達してみることにしました。

 

 僕の住んでいるHurstvilleから電車に自転車をのせてRedfernに移動します。とりあえずRedfernを起点に配達してみることにしました。

 

1日目

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 午前11時。Redfern駅に到着した僕はUberEATS激アツエリアと噂のSpice Alleyへ向かうことにしました。

 

 しかしSpice Alleyに着いてもオーダー入らず。11時半になってもオーダーが入らないので移動することにしました。

 

 中華街方面に移動すると12時前にやっと1件オーダーが入りました。

 その後は2時くらいまでオーダーが入りつづけました。2時以降は1件だけ配達して切り上げることにしました。

2日目

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 11時台はあまりオーダーが入らなそうなので11時半くらいから始めることにしました。

 

 この日は順調に配達をこなしましたが5件目で3キロ超の配達をして一気に体力を消費してしまいました。少し休憩して2時過ぎから再開しましたが全くオーダーが入らなくなったのでここで終了しました。

 

 

結果

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 2日間の配達で収益は93.93ドルでした。オンライン時間は6時間47分。時給換算すると約14ドルくらいです。開始時間やピークタイム終了後の切り上げをもう少しうまくできれば時給20ドルくらいにはなるのではないでしょうか。

 

 郊外での配達と比べると都心部のほうが圧倒的に楽に稼げます。

 

実際に配達してみて

郊外よりも圧倒的に稼げる

 都心部ではオーダーの件数が郊外と比べると圧倒的に多いです。平日昼の稼働で郊外の週末と同じくらいの件数&収入が得られます。今回はやりませんでしたが、夕方からの配達をすればさらに稼げること間違いなしです。昼と夜の両方稼働すれば普通の自転車でも1日で100ドルは余裕で稼げそうです。電動自転車やバイクを使えばさらに稼げることでしょう。

 

 都心部では繁華街に戻る手間が少ないので配達件数を稼ぎやすいです。逆にロングライドで住宅街に飛ばされるとかなり心が折れます。

 

 しかし都心とはいえピークタイムを過ぎるとオーダーがあまり入らなくなります。いつでも好きな時間に働けるというのがUberEATSのメリットですがピークタイムを考慮するとそこまで自由ではないのかもなと感じます。

 

坂がつらい

 都心部は坂が比較的に緩やかで郊外エリアよりも自転車は走りやすいです。郊外よりも、というだけで坂が多いことには変わりませんが。CBDエリアには自転車専用レーンがあって車に対する恐怖はかなり少ないです。

 

 都心部でウーバーイーツの配達をしている人は電動自転車に乗っている割合がかなり高いように感じました。やっぱりシドニーの坂は普通の自転車ではきついのかもしれません。

 

 

オススメエリア

 今回の配達で注文が密集していそうなエリアを数か所みつけたので紹介します。

 

Spice Alley

 テクノロジーシドニー大学の近くにあるエスニック料理が集まるちょっとおしゃれなフードコート(?) 注文はかなり多そうですが、ここで待機しているライダーもかなり多いです。競合するようなら移動したほうがいいかも。

 

spice-alley.com.au

 

ブロードウェイショッピングセンター

 2Fにあるフードコートに人気なレストランが数件あります。料理を受け取りにいくとUberEATS配達員待ちの料理がかなり並んでいました。

 

 ただこのショッピングセンターは入り口からレストランまでの距離が遠いので受け取りに時間がかかってしまいます。エスカレーターがとても遅いのがつらいです。

 

http://www.broadwaysydney.com.au

 

Oxford StとCrown Stの交差点周辺

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 Sarry hillsとDarlinghurstの中間くらいにあるこの交差点。角にあるハンバーガー屋がかなり注文が多そうです。他にも飲食店が密集しているのでピークタイム以外でも期待できそうです。

 

Redfern駅近く、Abercrombie St

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 Redfern駅近くのこの辺。店舗数は少ないですが人気店が多くジャンルもバラけているのでオーダーがよく入ります。ランチタイムにはシドニー大学内への配達もあります。ブロードウェイとここを行ったり来たりで注文がかなり拾えます。

 

まとめ

 ということで今回はシドニー都心部でUberEATSの配達をしてみました。予想通り郊外で配達するよりも効率よく収益をあげることができました。都心部での平日の配達数が郊外での週末の配達数とだいたい同じくらいです。都心部のほうがオーダーの数が圧倒的に多いです。

 

 ウーバーイーツで稼ごうと思ったら都心部に移動するのがよさそうです。

 

 ではまた。

 

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【シドニー仕事探し】UberEATSってどんな仕事? 仕事の始め方から給料まで

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 ワーキングホリデーや学生ビザでシドニーに滞在している人が抱えている一番大きな問題は仕事に関することです。

 シドニーは人口が増えすぎていて仕事がなかなか見つかりません。

 ローカルジョブは経験がないと雇ってもらうのはかなり難しいし、かといって経験のいらない日本食レストランはというと、時給は安く仕事はキツいという場合がほとんどです。

 

 しかし僕はUberEATS(ウーバーイーツ)という仕事を見つけてしまいました。

 今回は仕事の始め方から、どれくらい稼げるのかというところまで一挙大公開!

 

 

UberEATS(ウーバーイーツ)

そもそもUberEATS(ウーバーイーツ)とは何なのか

 UberEATSとはUberという会社が提供しているフードデリバリーサービスです。要するに出前です。

 しかしUberEATSは日本人の考える一般的な出前サービスとは少し異なります。

 

 一般的な出前と異なる主なポイントは

 

  • 一般人が配達を行うこと
  • 配達員が飲食店に雇われていないということ
  • デリバリーできる店、種類が豊富なこと
  • UberEATSのアプリを通して注文が行われること 

 などが挙げられます。

 

一般人が配達を行う

 UberEATSの配達は一般の人が行います。

 正確にはUberEATSに登録したドライバーが配達員として出前を行います。しかし、このUberEATSは基本的に誰でも登録することができます。車を持っていなくてもいいし、デリバリーの経験がなくても問題ありません。もちろん国籍や年齢や性別も一切関係なく、誰でも登録することができます。

 

 多くのUberEATSの配達員は特別な訓練などを受けていない一般人です。

 

配達員が飲食店に雇われていない

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 ピザの配達はピザ屋の店員が、ソバの配達はソバ屋の店員が行う、というのが今までの常識でした。

 しかしUberEATSの配達員は誰にも雇われていません。完全に自営業です。

 

 そのため、飲食店はドライバーを雇う分の人件費を節約できます。人件費が削減されているので商品を安く提供することができるようになって消費者は得をします。配達員は拘束時間が減り、自由な時間に働くことができるようになります。

 3者すべてがメリットを得られるシステムになっています。

 

デリバリーできる店、種類が豊富

 出前で注文できるものといえばピザや寿司など限られた店舗、限られた商品のみでした。しかしUberEATSの登場であらゆる飲食店が出前サービスを提供できるようになりました。

 UberEATSではハンバーガーや中華料理のようなしっかりした食事のデリバリーが人気ですが、地元のカフェのコーヒーだけをデリバリーしてもらう、ということもできます。

 

Uberのアプリ/ウェブサイトで注文が行われる

 UberEATSで注文する場合はUberEATSのアプリ、もしくはウェブサイトから注文することができます。アプリに住所を入力するだけで注文可能な店舗がすべて表示されるのでとても便利です。自分で店を探したり電話したりする必要がないので気軽に利用できます。

 

 このようにUBerEATSの登場によって以前よりも気軽に豊富な種類の出前サービスを利用できるようになりました。

 

UberEATS(ウーバーイーツ)配達員の仕事とは

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 ここからが本題。UberEATSの配達員とはいったいどんな仕事をしているのでしょうか。どのようにして仕事を始めるのでしょうか。

 

UberEATS配達の始め方 登録方法

 UberEATSの配達員の仕事はUberEATSの事務所に行って登録するだけで誰でも始めることができます。また、オンラインでも配達員として登録することができます。

 

 シドニーでの登録方法を以下の記事にまとめました。

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  登録方法は都市や地域によって若干異なるようなので注意してください。

 

雇用形態

 UberEATSで働く場合は雇用形態を理解しておく必要があります。

 UberEATSの配達員はUberに雇われていません。Uberと契約した個人事業主ということになります。そして、配達数に応じて「報酬」という形で配達員にお金が支払われます。「給料」ではないので自分で税金を納める必要があります。また、年金の積み立ても行われません。

 

 長期的に働くのであれば各自でABN(事業者登録番号)を取得して、確定申告なども自分で行う必要があります。

 

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 また、配達時に起こった事故などの保障もありません。UberEATSは各自で保険に加入することを推奨しています。

 

 自転車の配達員は人身事故、物損事故で保険が受けられます。

Insurance for Bicycle Delivery Partners

Every bicycle delivery using the Uber Eats app is covered by Personal Accident and Broadform Liability insurance from Chubb Insurance Australia Limited. The policy includes:

- Coverage for injury resulting in surgery 
- Coverage for reconstructive or cosmetic surgery 
- Coverage for accidental death or disablement 
- Coverage for third party bodily injury or third party property damage

 

仕事を始めるまでに必要なもの

自転車/バイク/車

 配達するために自転車かバイクか車が必要です。バイク、車の場合は登録時に車両登録と運転免許の提示が必須になります。

 

 ワーキングホリデーや学生ビザで滞在している人にとっては自転車が最も手に入れやすく面倒の少ない乗り物です。

 新品で買うならKマートやターゲットなどの量販店が安いのでオススメです。

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 中古で買う場合はGumtreeなどのクラシファイドサイトが探しやすいです。

https://www.gumtree.com.au/

 

スマートフォン

 UberEATSの配達には専用のアプリが必須です。また、地図を見ながら配達することがほとんどなのでスマホが必要です。配達の効率をあげるためにスマホの位置情報の設定を高精度にしておくことをオススメします。

 

 地図アプリを長時間使用するので電池の消耗が激しいです。配達中に電池が切れてしまった…… ということを避けるためにもモバイルバッテリーも用意しておいたほうが良いでしょう。

 

 

配達用バッグ

 商品を温かい状態で運ぶためには断熱材のついた大きいバッグが必要です。基本的には登録時に渡されるUberEATS専用バッグで問題ありません。

 しかし、どうやら専用バッグ以外のバッグを使っても特に問題はないようです。どのようなバッグを使うにしても断熱材を使って商品の温度はしっかりキープするようにしましょう。

 

服装

 服装は特に決まっていません。自転車に乗る場合は動きやすい服装で。シドニーは寒暖差が激しいので常に気温には注意しておきましょう。日差しが強いので日焼け止め、サングラスなどを用意しておくと役にたちます。

 

仕事の流れ

 UberEATSに登録して、必要なものを用意したらその場ですぐに仕事を始めることができます。

 基本は「オーダーを受ける」「商品を取りに行く」「お客さんに届ける」の繰り返しです。

 

オーダーを受ける

 スマホアプリを開いて、画面上部にあるボタンを押して「オンライン」に切り替えます。そうすることでオーダーを受けることができるようになります。

 

 オンライン状態で待っていると配達の依頼が来ます。注文状況や自分のいる場所などによって配達依頼が頻繁に来るときやまったく来ないときがあります。運です。ひたすら待ちましょう。

 

 オーダーが入るとスマホがピコンピコンと鳴ってオーダーを受けるかどうか選択する画面が表示されます。受けるならそのまま画面をタップ。拒否するなら拒否ボタンを押します。

 オーダーを拒否しすぎると配達依頼があまり入らなくなるシステムなっているので拒否はほどほどにしておきましょう。

 

商品を取りに行く

 オーダーを受けたら表示された店舗に商品を取りに行きます。地図アプリのナビを使うことができるので不慣れな場所でも大丈夫です。

 

 店についたらUberEATSのドライバーであることと注文番号を伝えます。特に何も言わなくてもスマホの画面を見せると伝わる場合がほとんどです。受け取ったら注文番号、注文者の名前、商品の内容が正しいかどうかをしっかりと確認しましょう。特に注文の多い人気店では商品の受け渡しでミスが起こる可能性が高まります。

 

 商品を受け取ったらアプリで店舗を評価します。特に問題なければグッドボタンを押すだけです。バッドボタンを押すと何が不満だったかということをUberに報告することができます。

 

お客さんに届ける

 店舗を評価するとお客さんの住所が表示されます。ナビを使って指示された住所に向かいます。

 到着したらお客さんに連絡します。シドニーでは家の外で待ってくれている人がほとんどです。インターホンを鳴らしても出てこなかったり、入り口がわからない場合は電話をしましょう。

 商品を渡して配達完了です。アプリで配達完了ボタンを押すと配達報酬を確認することができます。

 

 もしもお客さんに電話しても出ない場合は指示された住所で10分間待機します。10分過ぎても連絡がない場合は配達完了扱いになり、配達報酬もきちんと支払われます。

 

 配達が完了したら好きな場所で次のオーダー待ちます。だいたい、住宅街から飲食店の多いエリアに戻る間に次のオーダーが入ることが多いです。

 

報酬はどれくらい?

 UberEATSの配達員の報酬は完全歩合制です。報酬の内訳がこちら

Pick-up fee: $5.50 per pick-up

Drop-off fee: $3.50 per drop-off

Delivery distance: $2.20 per km

引用元:Pricing for Uber Eats in Sydney | Uber

  Pick-up 商品を店舗から受け取ると5.5ドル

 Drop-off 商品をお客さんに渡すと3.5ドル

 Delivery distance 店舗から指示された住所までの距離1キロごとに2.2ドル

 

 上記の料金から手数料として35%引かれた金額が報酬として支払われます。

 

 例えば、2キロ先に配達した場合

 (5.5 + 3.5 + 2.2×2) × 0.65 = 8.71

 8.71ドルの報酬を得ることができます。

 

 1件の配達でだいたい7~12ドルになることが多いです。自転車の場合、1件の配達でだいたい15~30分程度の時間がかかります。順調にオーダーが入ったとして1時間に3,4件くらい配達できれば良いほうです。時給換算すると20~30ドルほど。素早く配達をこなすほど換算時給はよくなります。

 

ブースト

 特定の時間、特定の地域で「ブースト」という報酬額を一定割合でアップさせるキャンペーンが行われています。新規でサービスを始めたエリアや配達員の少ないエリアにブーストが付くことが多いようです。

 

 シドニーでは中心部から電車で45分程度離れたエリアで頻繁にブーストがかかっています。また、シドニー中心部の夕方の時間にもブーストがつくことが多いです。

 ブーストのついているエリアで商品の受け取りを行うと特定の割合で報酬額が上乗せされます。シドニーでは1.1倍のブーストがほとんどです。たまに1.4倍があります。

 

支払い

 報酬額の支払いは毎週火曜日です。前週の月曜から日曜までの報酬額が次の週の火曜日のだいたい20時頃に指定口座に振り込まれます。

 Uberのサイトにログインすると報酬の明細をダウンロードすることができます。また、1件1件の配達の詳細も確認することができます。

 

UberEATSだけで生活できる?

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 UberEATSの配達だけで生活できるくらい稼げるかどうか、というのは非常に重大な問題です。

 僕が実際に配達してみて言えることは「今の僕には無理」です。「人による」とも言えます。

 

 自転車の僕の場合、UberEATS配達1件の単価は約8ドル程度、平均時間は20分程度です。オーダーが無限にあって、体力が無尽蔵だというのならば時給24ドルの都合の良い仕事です。

 しかし実際にはオーダーのない時間帯は長時間ありますし、シドニーは坂の多い街なので体力の消耗も激しいです。僕が時給25~30ドルをキープできるのは1日の最初の2時間くらいです。

 

 今後体力がついて、オーダーの入りやすい場所を見つけることができればある程度の生活ができるくらいには稼げるようになるかもしれません。

 

 電動自転車やバイク、車で配達をすればもっと効率的に稼げるので、UberEATSの報酬だけでも生活できるかもしれません。

 

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まとめ

 UberEATSの配達員は難しそうで意外と簡単に始められる仕事です。好きな曜日、好きな時間に働けるのがとても便利。UberEATSの報酬だけで生活するのは難しいかもしれませんが、空いた時間でお小遣い稼ぎ、もしくは次の仕事が決まるまでのつなぎにはもってこいなのではないでしょうか。

 

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 ではまた。

【シドニー】初めてのUberEATS(ウーバーイーツ)配達 郊外Hurstvilleでの1週間

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 UberEATSに登録したので早速配達の仕事を始めました。

 最初の1週間は僕が住む郊外エリアHurstvilleで配達をしました。

 

 結果は振り込み金額が81.59ドル。想像していた以上に厳しい戦いとなりました。

 

初めてのUberEATS Hurstvilleでの1週間

 ウーバーイーツの配達を始めるにあたって重要なのがどこで配達をするのかということ。

 僕は初めてなので、とりあえず自分が住んでいるハーストビルという郊外のエリアで配達してみることにしました。

 

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 シドニー中心部から電車で約30分。一応ウーバーイーツのサービスの範囲内ですが、オーダーが入るかどうかという面で少し不安があります。

 

1日目 いきなり心折れる

 土曜日、昼12時。1日目開始! ドキドキしながらウーバーのアプリをオンラインモードにします。

 数分後にオーダーが入りました。大手ショッピングセンター「westfield」内にあるハンバーガー屋にピックアップに向かいます。

 

 ※ショッピングセンターは飲食店が多く、しかも点在しているので場所を見つけるのがちょっと大変です。そして大体上の階にあるので注文の受け取りに時間がかかります。

 

 そうとは知らずに入ったショッピングセンターで案の定道に迷い、ピックアップに10分も時間をかけてしまいました。初めてだから仕方がないか……

 

 その後配達に向かいますが、不慣れなアプリと不慣れな公道に想像以上に時間がとられ、配達完了までに約30分かかりました。途中お客さんから電話で「今どこにいるんだ」と怒られる始末。

 ごめんな。はじめてなんだ。

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 運動不足のせいか初日のこの時点ですでに僕の心臓、肺、太ももが悲鳴をあげていました。お客さんに怒られて心も折れていたのでこの日はここで配達終了。ショッピングセンター近くの家に帰るために更に30分くらいかかりました。

 

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 この日の売り上げは7.83ドル。オンライン時間は約1時間。

 時給約7.8ドルか…… 初日だし運動不足だしこんなものなのかな。それにしてもUber手数料35%というのがものすごく高い気がします。

 

2日目 ロングライド

 初日、たった1件の配達でものすごい筋肉痛に見舞われた僕は、日月火と3日間身体を休め、水曜日午前11時半、再びアプリをオンラインにするのでした。

 

 オンラインにして待つこと15分。12時前になってようやくオーダーが入りました。

 1件目、2件目と無事にこなしました。オーダーが想像より少ないような気もしますがこの日は順調でした。なんだか前回よりも体が軽いような気がします。

 

 そして3件目。

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 4.5kmのロングライドが来ました。オーダーを受けた時点ではどこに配達に行くのかわからないので長距離の配達だけを拒否するということはできません。しかし4.5kmとは。チャリで配達する距離か……? 新宿から渋谷くらいの距離があるぞ…… 平坦ならまだしも、ここは坂の多い町シドニーだぞ……

 

 文句を言ってもどうにもならないのでとりあえず配達しました。自転車初心者なのに30分で行けた僕すごい。

 

 しかしこのロングライドで僕の身体は限界に達しました。4.5kmの道を引き返して家に帰りました。

 

 この日の売り上げは28.94ドル。実働時間は待ち時間を含め2時間半くらい。時給10ドルくらいか?

 

 ※郊外での配達の問題点は配達した先に飲食店がほぼないということ。1度配達したら飲食店のある街の中心部まで戻らなければいけません。また、仮に飲食店があったとしても自宅から更に離れる配達になる可能性があります。そうなると帰宅が困難になります。

 

3日目

 水曜のロングライドで体がバキバキの僕は木曜を休息にあて、金曜に働くことにしました。回復ペースがはやくなっているぞ!

 

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 12時前からオーダーが入り始めて3件配達。すべて10分台で配達できるようになったぞ! しかし1時以降にオーダーが入らない……

 2時まで待つもののオーダー入らず。この日も3件で終了。

 

 売り上げは25.09ドル。この日も時給は10ドルくらい。

 

4日目

 金曜の不完全燃焼で体力を残していた僕は初めて2日連続で働くことにしました。

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 土曜日。この日は11時から3時までの稼働で6件配達することができました。順調順調。しかし、1件配っては中心部に戻るというのはかなり効率が悪いような気がしてきました。

 

 売り上げは54.73ドル。時給換算で13ドルくらい。

 「時給20ドルくらいは余裕」みたいなブログ記事を見たんですが、現実はなかなか厳しいみたいですね。郊外では調子の良い土曜日でやっとこのくらいです。

 

初週の結果

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 初めてのウーバーイーツは4日間で振り込み額81.59ドルでした。配達用バッグのデポジットで35ドル引かれているので実際に稼いだ金額は116.59ドルです。

 

 やっぱり手数料が高いですね…… それはどうにもならない問題ですが。

 

 オンライン時間が7時間ですが、配達から戻る間はオフラインにしているので実際の労働時間はその1.5倍から2倍くらいだと思います。多めに見積もっても平均時給は10ドルくらい。

 

 郊外でウーバーイーツは厳しいかもしれません。

 

気づいたこと

自転車配達員がいない!?

 Hurstvilleではバッグを背負って配達している人を全く見かけません。シティでは結構見るのに。だからといって配達員がいないわけではなく、ショッピングセンターには商品をピックアップしている人が結構います。

 ということはみんな車で配達しているということか……? 2kmを超える配達が普通だしシティに比べて坂も多いので自転車での配達はかなり厳しいかもしれません。

 

車の配達にオーダーをとられている……?

 ウーバーのシステムでは長距離の配達はだいたい車にオーダーが行くようになっていて、自転車には短距離のオーダーが振られるようになっているらしいです。住宅エリアの広い郊外では必然的に車やバイクに優先的にオーダーが振られることになります。

 そう考えるとオーダーの少ない時間帯や曜日は絶望的です。しかも車のように簡単に配達エリアを変更(移動)することもできないので郊外で自転車は厳しいかも。

 

5,6店舗しかオーダーがない

 十数件配達しましたが注文の入る店舗がほぼ決まっている気がします。駅ナカのマクドナルドかショッピングセンターのハンバーガーがほとんどでした。オーダー待ちする場所が決まっているのでその点は楽ですが、配達後はそこまで戻らなければオーダーが入らないのでしんどい。

 

まとめ

 そんなこんなでシドニー郊外でウーバーイーツはしんどいということがわかりました。

 平日はほぼ期待できません。土日でちょっとマシになりますが、どうやらもう少し都会で稼働したほうが効率が良さそうです。

 

 というわけで僕はシドニー中心部で配達することに決めたのでした。

 

 ではまた。

シドニーでUberEATS(ウーバーイーツ)の配達員として登録してきました

 学生としてシドニーに来てからはや2か月。学生とはいえそろそろ働かなければ!

 

 しかし仕事がなかなか決まりません。面接に行ってもよくわからない理由で落とされます。(本名でブログをやっているのがいけないのか……?)

 

 そんな僕が見つけたのがUberEATS(ウーバーイーツ)の配達員という仕事。

 さっそく登録してきました。

 

 今回はシドニーでのウーバーイーツ登録の流れを紹介します。

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UberEATSに登録してきました

 UberEATSの登録は「事務所に行って登録する方法」と「オンラインから登録する方法」の2つありますが、どちらにしても結局は事務所に行く必要があるので今回は事務所に行って登録する方法を紹介します。

 

1、UberEATS Greenlight Hubに行く

 UberEATS Greenlight HubとはUberEATSのドライバーのサポートをしている事務所のようなところです。サポートセンターみたいな。

 サリーヒルズの坂を上りきったところにあるので行くのがちょっとしんどいです。セントラルの駅から歩いて10分くらい。

Uber Eats Greenlight Hub

98 Foveaux St
Surry Hills
Monday - Friday, 11am - 6pm
Saturday 11am - 4pm
Closed Sundays & Public Holidays

 日曜&祝日は休みなので注意。 

 

 

持ち物

 登録にはパスポートと身分証明書が必要です。僕は国際免許証を使用しました。パスポートは特に問題ありませんでしたが、国際免許証は発行日や生年月日、期間がわかりにくいので少し手間取りました。それでもなんとか登録できました。

 身分証は写真付きで、生年月日や発行日が英語で明記されてある必要があるようです。クレジットカードやバンクステイトメントはおそらく不可。学生証なら多分大丈夫でしょう。

 もしも身分証を持っていない場合はNSWサービスセンターでフォトIDカードを作るのがよいでしょう。

 

リンク:

NSW Photo Card - Licence - Roads - Roads and Maritime Services

神田運転免許センターで国際免許証をゲットしてきたよ - Travel Banana

 

2、Uberのアカウントを作成

 事務所に入ると受付近くにあるパソコンでUberEATSのアカウントを作るように言われます。電話番号、メールアドレス、住所など基本的な情報を入力するだけですぐにアカウントを作ることができます。

 

 もしも以前にUberやUberEATSを利用したことがあればそのアカウントでもOKです。

 

3、配達員として登録

 アカウントを作成したあとはUberの事務員が配達員として登録するためのデータ入力などを行います。

 

 このときに身分証明書の提示を求められます。身分証を渡すと事務員の人がアップロードまでしてくれます。オンラインで登録する場合はデータ入力からアップロードまですべて自分でやらなければいけないので事務所でやってもらったほうが楽です。

 

 その後、配達方法をどうするか聞かれます。自転車かバイクか車を選ぶことができます。僕の場合は自転車です。

 

 自転車の場合は特に何も必要ありませんが、バイクと車の場合は車両の登録が必要です。もちろんNSW州の免許証の提示も必須になります。

 車種、年式、色、ナンバープレートなどを登録します。それから車両保険に加入している証明書を提出します。また1990年以降に生産された車両でなければ登録できません。

Bike requirements

  • You’re at least 18 years old
  • You can ride a bike around Sydney
  • You can pass a background check

Scooter/motorcycle requirements

  • You’re at least 18 years old
  • You hold an Australian motorcycle licence (provisional or full)
  • Your scooter or motorcycle is a 1990 model or newer
  • Your scooter or motorcycle is registered and CTP-insured in NSW
  • You have vehicle insurance (third-party property or comprehensive)
  • You can pass a background check

Car requirements

  • You’re at least 18 years old
  • You hold a full Australian licence
  • Your car is a 1990 model or newer
  • Your car is registered and CTP-insured in NSW
  • You have vehicle insurance (third-party property or comprehensive)
  • You can pass a background check

You'll also need to confirm that you have the right to work in Australia and that you have access to Medicare or relevant health insurance.

引用元:https://www.uber.com/en-AU/drive/sydney/vehicle-requirements/

 

 招待コード

 登録の際に招待コードを一緒に入力してもらうことができます。

 招待コードを持っていない場合は僕の招待コード「hayatok59ue」を使ってください。

 

 ここまでで登録作業は終わりです。

 

4、バッグを受け取る

 UberEATS専用バッグを受け取って帰りましょう。大きいので持って帰るのがちょっと大変です。

 

 ちなみにこのバッグはデポジットとして35ドル必要です。この場で払う必要はありませんが給料から35ドル引かれます。配達員をやめるときにバッグを返すと35ドルは戻ってくるようです。

 

5、Uber Driver アプリをダウンロード

 個人情報の確認や犯罪履歴チェックなどで登録完了までに2,3日かかります。その間に配達に必要なUber Driverアプリをスマホに入れておきましょう。

 

Uber Driver

Uber Driver

  • Uber Technologies, Inc.
  • Business
  • Free

 

あとは待つだけ 

 これで登録に必要な作業は終了です。あとは審査が終わるのを待ちましょう。Uberの人は2,3日と言っていましたが僕の場合は全部終わるまでに1週間くらいかかりました。

 

困ったらGreenlight Hubまで

 審査途中でよくわからないことが起こったら直接Greenlight Hubに行くと大体解決します。

 

 僕の場合は審査終了後に既にバッグを持っているのにメールで「バッグを受け取れ」という指示が出ました。オンラインでは解決できそうになかったのでGreenlight Hubに足を運ぶと一瞬で解決して、その日から配達ができるようになりました。

 

 また、自転車からバイクに配達方法を変更したい、という場合もオンラインでやるよりGreenlight Hubに行ったほうが楽です。

 Uberのシステムはかなり不具合が多いみたいなので何かあったら直接行って聞いてみましょう。

 

 ただ、ここの事務員は超オージー訛りの高速イングリッシュを話す人が多いので割と何を言っているかわからないことが多いです。でもみんなフレンドリーなのでなんとかなります。

 

まとめ

 UberEATSに登録して僕のデリバリー生活が始まりました。

 面接もなく、登録するだけで始められるのでなかなか仕事が決まらない僕のような人にはうってつけの仕事です。あとは実際に自転車をこぎまくるだけ。

 

 結構稼げるとウワサのウーバーイーツ。好きな時間に働けて、賃金は自分の努力次第。果たしてウーバーイーツで生活は成り立つのか。期待と不安が入り混じります。

 

 ではまた。

【シドニーラーメン】ラーメンずんどの油そばがうまいんだ!

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 シドニー中心部のショッピングセンター、ワールドスクエアの中にある「ラーメンずんど」で油そばを食べてきました。

 

 最近まで改装中だったのでシドニーで油そばを食べられる場所がなかったんですが2018年3月末にリニューアルオープン。ついに油そばが解禁!

 

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RAMEN ZUNDO ラーメンズンド

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 ずんどはワールドスクエア内にあるラーメン屋です。場所はちょっとわかりづらいですが提灯と新しくできたネオンサインが目印。ブリトー屋の奥にあります。

 

 このずんどの何がすごいかというとシドニーで油そばを開発してしまったということ。油そばや汁なしラーメンというジャンルは日本ではそこそこ一般的になってきましたが、オーストラリアでは存在すらほぼ知られていません。そのためオーストラリアで油そばを出している店自体がかなり珍しいです。

 

 日豪プレスに開発時の記事が載っていましたが、ほぼ1から開発しているということに驚きを隠せません。

シドニーで人気のラーメン店「ラーメンずんど」オーナーのヒロキさんと雑談していた時のこと。

「ずんどのマーボー麺って油そばに似てますね」
「え、油そばって何ですか?」

  この状態から開発をはじめてあのクオリティの油そばが作れるなんて…… 信じられません。開発には2年を費やし、2016年に完成したそうです。

 

参考リンク:

特集 | 「ラーメンずんど」 と油そばを開発!─日豪プレス・新商品開発室 | オーストラリア生活情報サイト NICHIGO PRESS | 日豪プレスが運営するオーストラリア生活の総合情報サイト

 

油そば

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 リニューアルしてメニューも変わっていたので少し悩みましたが、ここはやはり油そば。

 

 14ドル。

 

 以前は13ドルくらいだった気がするのでちょっと値上げです。オーストラリアの物価上昇おそるべし。その代わりに油そばスパイシーというメニューが追加されていました。2人で行ったのでオリジナルとスパイシーを1つずつ注文しました。

 

 ちなみに注文はカウンターでします。番号札を渡されて空いてる席に適当に座ってね、というスタイル。水はセルフサービス。

 

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オリジナル

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スパイシー

 来ました。違いは辛みそ(?)がのっているかどうかだけかな……? 多分。

 

 油そばといえば有名店ぶぶかを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ずんどの油そばはぶぶかのようなラー油っぽい辛さがあまりなくマイルドなテイスト。麺はかなり太くて、コシが強い感じが二郎っぽいです。

 

 

 油そばとしての特徴的な個性はありませんが、味はかなりハイクオリティ。多くのラーメン屋は特徴を出すために色々なアレンジをしますが、ずんどの油そばは良い意味で"普通"。これが油そばのスタンダードと言ってもいいくらいです。スタンダードをおいしく作れるって一番すごいことだと思うんだ!

 

 同じ油そばを日本で出しても通用すると思います。オーストラリアのラーメン屋は外国人ウケのために味を寄せる傾向がありますが、ずんどは日本人好みの味なのかもしれません。

 

 スパイシーのほうは思ったよりもスパイシーでした。ラー油と辛みその組み合わせでかなり辛くなります。

 

 有料でいいのでマヨネーズのトッピングがあるといいなと思いました。

 

まとめ

 ずんどなのかズンドなのかZundoなのか正しい表記がいまだにわかりませんが、油そばが非常においしい店ずんど。

 

 「ずんど」とは寸胴という意味の他に「思い切りよく、勢いよく、物事に取り組む」という意味もあるようです(店主が意識して命名したかどうかは別として)。
 思い切り勢いよく、酢とラー油をかけて、混ぜて、油そばを召し上がってみてはいかがでしょうか。

 

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ラーメンずんど

住所:Ground Floor, World Square, 644 George St., Sydney

電話: (02)9264-6113

営業時間:11:45 - 21:00

Web:http://ramenzundo.com.au/

 

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神田運転免許センターで国際免許証をゲットしてきたよ

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2018年3月。学生としてオーストラリアへ行くための準備をしていた僕は国際免許をとることにしました。持ってるとなんだか便利そうだから。

前に免許を更新したときと同じように今回も神田運転免許センターで国際免許を申請&取得しました。

 

 

国際運転免許

国際免許は1年間有効で持っていると外国で運転できます。国や地域によって細かいルールが違っていたり、そもそも国際免許では運転できないという地域もあります。

例えば僕が滞在するオーストラリアのNSW州では国際免許で運転できる期間が入国から3か月までと決められています。

運転をする前にその地域のルールをしっかりと確認しましょう。

申請する

国際免許は運転免許センター、運転免許試験場、警察署の3か所で申請することができます。

ただし警察署の場合は発行までに2週間程度かかるらしいので注意。

特に理由がない場合は免許センターか運転免許試験場で申請するのがベターです。

僕は家から近かったので神田運転免許センターに行くことにしました。

申請に必要なもの
  • 有効期限が1年以上ある免許証
  • パスポート
  • 手数料2400円
  • 写真 5cm x 4cm

国際免許の有効期限は1年間なので最低でも1年以上有効な免許が必要です。

顔写真は免許センターに写真機があるのでそれが使えます。800円とちょっと高め。5cm x 4cmというあまり使わないサイズなのでほとんどの人が新しく撮影することになると思います。

 

神田運転免許センター

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神田運転免許センターにやってきました。

 住所:〒101-0047 千代田区内神田1丁目1番5号 東京都産業労働局神田庁舎
 電話:03-3294-3380

 

相変わらず入り口がわかりにくい。と思っていたら

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入り口を示す看板が立てられていました。

 

中に入って受付付近に進むと受付のおっちゃんが

「更新?」

とタメ口で聞いてきます。(直したほうがいいと思います)そこで国際免許がほしい旨を伝えると、申請用紙を記入するように言われました。

その後記入した紙を持って隣の窓口で手数料を支払います。更に隣の窓口で写真と免許証を渡して待つこと5分。

 

 国際免許完成!

 

15分くらいでできてしまいました。

 

まとめ

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これでオーストラリアでも運転することができるようになりました。10年以上運転してないペーパードライバーなんですけどね!

 

ではまた。