シドニー来たらSt Petersでグラフィティアート見ていきなよ【May's Lane Art Project】
シドニー都心から電車で10分くらい。セントラルから電車で3駅。St Petersの駅を出てすぐのところ。
1本のストリート全体にグラフィティアートが描かれている不思議な空間、May Laneがある。壁という壁にこれでもかというほどアートで埋め尽くされていて「ここだけ異世界感」がすごい。一瞬見た感じすげー治安悪そう、だけどそうでもなくて観光客にも寛容な感じだしなんというかピースフル。
治安もあんまり悪くないのに観光客があまりないので好き勝手に写真を撮りまくれる穴場観光スポット。
May Laneのここがすごい
May Laneのなにがすごいかというと、住人がアーティストに自宅の壁を解放しているところ。アーティストといっても壁に落書きをしているような自称アーティストたちも受け入れているのだから寛容な住民たちだ。もちろんちゃんとしたアーティストもいるけど、その人たちだってもとは落書きキッズだったわけで。このストリートが落書きを芸術に昇華させていると言うこともできるかもしれない。
あとはインスタ映えする写真がバシバシ撮れてしまうということ。1本のストリートの端から端まで全部アート。だから順番に全部写真を撮っていったら30~40枚くらい貯まっちゃう。毎日1枚ずつインスタにアップしていけば1か月後気づけばウォールアートインスタグラマーに。
しかもシティから近くて、アートも頻繁に新しいものに更新されるので壁スタグラマー的には嬉しいことばかり。君もウォールアートコレクターにならないか。
May's Lane Project
さて、この住民がアーティストに壁を解放している運動はMay's Lane Projectと呼ばれていて、2000年にTugi Balogさんという人が倉庫の壁を解放したことからはじまったのだとか。それがいつの間にやらストリート全体に受け入れられていって今のような形になったのだとか。
なぜ地元住民がそれに賛同したのかはマジで謎。「うちの壁もつかっていいよ」ってなっちゃうのがヤバイ。不動産価値激落ち君でしょこれ。オージーは心が広いのか。
壁の落書きには是非激落ちくんを。
May Lane以外にもアートが多い街
街の寛容性なのか、アーティストの多さなのか、May Lane以外にもセントピーターズ駅周辺にはグラフィティアートが多い。
しかもなんか規模がでかい。
May Laneを出てアートを探すのも楽しい。
行き方
St PetersはCentralから電車で3駅です。T3もしくはT8の電車に乗ると約7分で着きます。改札を出て落書きが多い方向に進むとすぐにMay Laneが見えます。 なんかあからさまに落書きが多いのですぐにわかります。
参考
シドニーのインスタスポットといえば海と大自然、それからお洒落カフェって感じなんですがグラフィティアートもたまにはどうでしょうか。