【シドニー】気がつけばクレジットカードで電車が乗れる世の中になっていた
クレジットカードをタップして改札を通ろうとしている人を見かけた。
クレカじゃ通れないぜ。君は財布からカードを取り出すときにオパールカードとクレジットカードを間違えたんだ。それじゃ改札は開かない。オーストラリアはカード社会だしよくある間違えだよな。
と思った直後に改札は開いた。
気がつけばクレジットカードで電車に乗れる世の中になっていた。
気がつけばクレジットカードで電車に乗れる世の中になっていた
オパールカード
シドニーにも日本のSuicaとほぼ同じ機能のOpal cardというものがある。電子マネーとしては使えないけど。(デビットカードが普及しているのでそもそもオーストラリアでは電子マネーを使う意味がない)
タップして改札を通ってタップして改札を出るというSuicaとまったく同じ使い方ができる。Suicaより反応はちょっと遅い。
チャージは駅にあるチャージマシーンやスマホアプリでクレジットカードですることができる。コンビニとかでもチャージしてくれる。
シドニーでは切符がすでに廃止されていて、基本的にはこのオパールカードで電車に乗る。一応Oneway tripカードを買うこともできるけど割高なので買う意味がほぼない。
電車以外にもバス、フェリー、路面電車もオパールカードを使う。
というのが今までのシドニーの公共交通機関事情。
で、このオパールカードのかわりにクレジットカード(デビットカード)で電車に乗ることができるようになって僕は非常に驚いているのだ!
(バスではまだ使えない。2019年導入予定)
カード社会オーストラリア
オーストラリアはカード社会だ。
ほとんどの店でカード払いすることができるし、ほとんどの人がカード払いをする。
銀行口座を作るとカードが貰えるんだけど、そのカードがデビットカードになっている。つまりオーストラリアの成人はほぼ全員デビットカードを持っている。
しかもこのカードは非接触決済機能がついていて、電子マネーのようにタップして支払いができる。
デビットカードなので即座に銀行口座から支払いが行われる。決済内容はスマホアプリでいつでも確認できるし、カードを使うとスマホに通知もでる。
とっても便利。
でも前まではクレカでは改札を通過できなかった。クレカなんだから当たり前といえば当たり前なんだけど、それが今ではできるようになっている。新しい機能の導入スピードが日本と比べるとものすごくはやい。
なぜクレカで乗れると便利なのか
持ち物が1つ減る
オーストラリアはカード社会なので僕は現金を持ち歩かない。現金を持たないので財布も持たない。カードケースだけ持ち歩く。ほとんどの店でカードが使えるし、カードが使えない店にはほとんど行かない。
で、カードケースには銀行カードとオパールカードとIDカードが入っているんだけど、買い物のときに混乱したりする。オパールカードでコーヒーを買おうとしたりね。
そういう間違いを回避できるのはかなり楽。
バスでも使えるようになったらもうオパールカードを持ち歩かなくてよくなる。
更にアップルペイを使うとスマホだけで生活できるようになる。
オパールカードを買わなくてもいい
オパールカードを新しく買う場合、初回は10ドル分チャージしなければいけない。オパールカードをなくすたびに10ドル。これがなくなる。
これは旅行者にはとくにやさしい。
シドニーでしか使えないオパールカードを買わなくてもいい。チャージして使いきれなかった分のお金を気にする必要もなくなった。非接触決済できるクレジットカードを持っているっていう前提にはなるけどね。
チャージする必要がない
デビットカードで電車に乗ると銀行口座から電車賃が引き落とされる。ということはチャージする必要がない。
駅のチャージマシーンに並ぶ必要もないし、チャージするためだけにアプリを起動する必要もない。これはまじで楽だ。
チャージする必要がないのでオパールカードの残高を気にする必要もない。
バスで使えない
バスではまだクレジットカードが使えないので注意が必要。ボンダイビーチとか行けない。
2019年内に導入予定らしいので今後に期待。
参考
Get the same fare and travel benefits of an Adult Opal card with contactless payments