シドニーのお洒落ラーメン屋「五行 Gogyo」に行ってきたよ
シドニー、セントラル駅近く、サリーヒルズにある五行(Gogyo)というラーメン屋に行ってきました。
学校のクラスメートがサリーヒルズに良いラーメン屋があると教えてくれたので早速行ってみることに。
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五行 Gogyo
五行は2018年1月にオープンした比較的新しいラーメン屋です。有名チェーン店の一風堂の系列らしいんですが、雰囲気は全く違っていてラーメン屋というよりはレストランっぽい感じでした。
サリーヒルズというエリアはお洒落なカフェやレストランの多いところですが、この五行というラーメン屋もなにやらお洒落な雰囲気を漂わせています。
HAKATA
KOGASHI
RAMEN
とあるように黒いスープの焦がしラーメンが名物のようです。
店の雰囲気
店内に入ってまず驚いたのがラーメン屋なのにバーカウンターがあるということ。みんなバーカウンターでラーメンを食べてる!?
客層は地元民っぽい人が多いような気がしました。シドニーの一般的なラーメン屋の客層は30%くらいは日本人で、中華系韓国系を含めて全体の60%くらいを東アジア人が占めているという僕の実体験を基にした個人的な偏見があるんですが、この五行という店は英語のネイティブスピーカーが客層の半分くらいを占めているんじゃないかなと見た感じで思いました。
ローカルに愛されそうな雰囲気!
店員もラーメンを作る人は日本人でしたが、それ以外は多国籍な感じでした。
心なしかフォーマルな服装の人が多いような気もします。Tシャツ&ジーンズで店に入ったらちょっと浮いてるような気がしました。
月曜日の午後7時前に入店。この時間、店内はすでに大盛況でギリギリ空いていたカウンター席に案内されました。席には小皿と箸、ナプキン、グラスがセットされています。ここはラーメン屋ではなくレストランなのだ、と思いました。
焦がしラーメンが有名ということですが、なんとなく気分ではなかったので今回は普通の豚骨ラーメンとスーパードライブラック、デザートにアイスクリームを注文しました。
ラーメン屋のカウンターから見える調理風景は外国人に非常に人気があります。一般的なレストランでは調理する様子を見せることが少ないからかもしれません。
日本のラーメン屋がオープンキッチンのスタイルになっているのは、店舗の狭さだったり配膳や人員の都合といった物理的な問題からだと思われます。しかし、この五行のオープンキッチンは明らかにエンターテイメントとして見せるために作られています。需要をしっかり捉えているのがすごいです。
なんてことを考えている間にビールとラーメンが到着。
ビールとラーメン
アサヒの黒いビールはとても人気でほとんどの人が飲んでいました。僕は普段アルコールを飲まないんですが、あまりにもみんなが飲んでいてとてもおいしそうだったのでついつい注文してしまいました。カウンター奥に座っている女性も黒ビール。タップでこの黒ビールを置いている店は少ないかもしれません。1杯9ドルとちょっとお高い。でもうまい。
Gogyo Tonkotsu Classicはスタンダードな豚骨ラーメンでした。チャーシューがとてもおいしい。背脂がガッツリ入っていてしつこそうに見えますが意外とあっさり。
Gogyo Tonkotsu Modernはクラシックに辛いペーストと香油が入ったラーメン。クラシックと比べるとかなりパンチが効いています。
麺は一風堂のものよりちょっと平べったい……?
デザートはアイスクリームでした。注文時に2種類あると言っていましたよく聞き取れず、多分黒糖味のアイスクリーム。Sorbetとメニューに書いてありましたがかなり濃厚なアイスクリームでした。おいしい。
まとめ
そんなこんなでサリーヒルズのラーメン屋Gogyoに行ってきた話でした。
ラーメン屋はなんとなく「男の戦場」のような雰囲気が漂う店が多いですが、こちらの五行はワインやビールを飲みながらゆっくりラーメンが食べられるレストランのような店でした。今回は注文しませんでしたがサイドメニューにもおいしそうなものがたくさんありました。
行ってみて一番驚いたのは誕生日パーティーをしているオージーがいて、ラーメン屋のカウンターからバースデーケーキが出てきたことでした。日本では絶対に見ることができない光景でした。
日本では西麻布や京都にも店舗があるようなので是非行ってみてはいかがでしょうか。
五行 Gogyo
住所:52-54 Albion St., Surry Hills
電話:(02) 9212 0003
営業時間:昼11:30~14:30 夜17:30~21:00
7 days Open
「俺的」シドニーのラーメン屋の評価とコメント - Travel Banana
シドニーラーメン界における絶対的エース YASAKA Ramen 弥栄 - Travel Banana
シドニーのカフェ Two Sis & Co. で抹茶パンケーキを食べてきたのだ
シドニー市街地から歩いて15分くらい、ダーリングハーバー近くにあるカフェ、「Two Sis & Co.」に行ってパンケーキを食べてきました。抹茶パンケーキ。大胆にバナナを配置したこのメニューをインスタグラムで見つけて僕は一目惚れしてしまったのだ。
Two Sis & Co.
Two Sis & Co.はダーリングハーバーの近くピアモントというエリアにある小さなカフェです。市街地にあるタウンホール駅から歩いて大体15分くらい。ダーリングハーバーの橋を渡ってハリスストリートをまっすぐ行くとわかりやすい看板が。木造っぽい外観はシドニーでは珍しく、なんとなく懐かしい気分になります。
営業時間は朝7時から夕方4時までで、主に朝食と昼食を提供しているようです。閉店時間が夕方4時とちょっと早めなので注意。
カジノが割と近くにあるのでカジノ挑戦の腹ごしらえにいかがでしょうか。
Two Sis & Co.
All day breakfast, delicious lunch & specialty coffee — Open 7 days 7am-4pm 🍔🍓☕️🍍🥕🥦🌽
店内に入るぞ!
壁紙がバナナ!イカしてる! この店の人とはなんだか気が合いそうです。
昼の2時過ぎに行ったので店内には僕たちのほかに1組だけでした。2人掛けのテーブルが6組くらい、窓際のカウンター席が5席くらい、それと店外にテーブル席が3つくらい。店内は結構狭いので客が10人くらい入ったら窮屈に感じるかも。
メニューはこんな感じ。フードメニューの写真を撮るのを忘れてしまった……
オーストラリアの飲食店はメニューに写真を載せてくれないことが多いのでメニューを見ながらインスタグラムを必死に検索します。
僕はスペシャルメニューの抹茶パンケーキとアイスブルーマジックという謎ドリンクを注文。
彼女はフレンチトーストとタロラテを注文。
作成中……
これがIced Blue Mgic!! 予想に反して酸っぱいフルーツ系の味でした。甘いものだと思って口にしたので驚き。
そしてタロラテ。紫イモのラテ。うまそう。
料理が到着! こちらはフレンチトースト。なんかピンクの毛が乗ってる…… どうやらワタアメのようなものらしい。
そして待ちに待った抹茶パンケーキ! 見た目が超豪華。これでもかと言わんばかりにフルーツを乗せています。ドラゴンフルーツやイチジクなど普段は食べることの少ないものからイチゴやラズベリーまで。何より焼きバナナの圧倒的存在感に痺れます。
パンケーキはしっとり系もちもち系の食感。シロップがしみ込んでいておいしいです。
バナナは皮つき。
この日は朝と昼に何も食べていませんでしたが、パンケーキだけで満腹になりました。おやつ感覚で食べるのは危険かもしれません。
まとめ
そんなこんなでTwo Sis & Co.に行って抹茶パンケーキを食べたというまとめでした。
距離的にシドニーの中心部からも行きやすいのでカジノやダーリングハーバーで遊ぶついでに行ってみるのはいかがでしょうか。
Two Sis & Co.
住所:306 Harris street, Pyrmont, Sydney, NSW
電話:0451 594 665
営業時間:7:00 - 16:00
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要約すると、「若い頃は色々無茶してた人が地元に帰って地域に溶け込んだら楽しくなってきた。良いネタを見つけたので小説を書いてみると、とある文学賞の最終候補まで残って出版されることになった」という内容。
この匿名のエントリーがどうにも気になってしまって検索すると「赤いオーロラの街で」という本に辿りついた。検索すればすぐにわかるように書いてあるけど宣伝としてはなんだかまどろっこしい感じがするし、匿名で書く理由もよくわからない。けれどもこの人の文章に僕は惹かれてしまった。こんな文章を匿名でさらっと書けちゃうようになりたいなと思った。
作者曰くこの投稿は”反則に限りなく近い販促”らしい。僕はまんまと作者の策にはまってしまったみたいだ。
現在、僕はとんでもない田舎町に住んでいるんだけど、そんな田舎町でも本屋が2軒生き残っている。さっそく本屋に出向いて探してみた。無かった。そもそもハヤカワ文庫の扱いもほとんどなかった。仕方がないので電子書籍化されるまで10日くらい待ってアマゾンでダウンロードした。電気が無かったら本も読めない世の中になっていくのかもしれない。
感想
巨大な太陽フレアによって世界中が停電する。世界規模の停電が数年間続く。
一見、なんとかなるんじゃね? と思ってしまうんだけど、そんなに甘くないんだぜというのがこの作品の醍醐味だ。水はあるだろ、なんて思ったら水は電気で汲み上げられていたり、ガソリンは大丈夫かと思ったら、原油を輸送する船の計器やGPSが使えなかったり、などなど。そんなところにまで電気が、と感心してしまう。
東京は都市機能が低下して人々は食糧のある田舎に移住する。食糧自給率の低い地域では闇市が開かれて物価が急激に上昇する。ただ電気が使えないだけなの、になんとなくゾンビ映画とか隕石墜落とか巨大津波みたいな地球滅亡映画の雰囲気がある。設定だけアメリカに持って行ったらブラッドピット主演で良い感じのB級パニック映画を作ってくれるんじゃないかと思う。
しかし作者は舞台をニューヨークでも東京でもなく北海道の、しかも多分ものすごい田舎に据えた。これでパニック映画的な雰囲気が一気にドキュメンタリーっぽくなった。ゾンビやゴジラに立ち向かっていくのとは違い、起きてしまった災害をどのように受け入れて復興させていくのかに重点を置いた。茶化したり誇張しない分地味なストーリーだけどリアリティが増しているように思う。
そんな世界停電という状況下で、主人公は北海道で復興というか生活の向上のために奔走する。もちろん主人公に特殊な力なんてものは無く、知人のために東京に薬を探しに行くとかそういう地味な活躍をしていく。一人の人間にできることの限界とその葛藤が良い感じだ。本当に何かの役にたっているのかわからないけどとりあえずやってみる精神は見習いたい。
主人公が死にかけるシーンがあるんだけどそこは微妙だった。災害の怖さというよりは単純に主人公の自滅だし、そもそも北海道ならいつでも起こりうる状況に巻き込まれているのでテーマから逸脱しているような気もする。解決方法も結局文明の利器に頼ってしまっているので残念だった。
それから恋愛に関する描写はサムい感じがした。多分書くの苦手なんだろうなと思った。
太陽嵐についての説明が結構な量で書かれている。こういう説明というのは大抵その読みにくさとか分量の多さでストーリーを阻害してしまうんだけど、この本に関してはそういったこともなくスラスラと読めた気がする。これが文章のうまさというやつか。情報の過不足もなく太陽嵐という災害について正しく理解できたんじゃないかと思う。多分。
作者が書いた匿名のエントリーがもう1つあって
これだけいろいろなことがあっても、自分は一度も死にたいと思ったことがない。
きっと死ななければまたいいことがあると思う
と結ばれている。
多分作者はまったく意図していないと思うんだけど、この文言がこの本のテーマに直結している気がしてならない。
まとめ
ドキュメンタリー映画を見ているような気分になる面白い小説だった。早くも作者の次回作に期待してしまうけれど次はあるんだろうか。
登場人物の木島社長って京極夏彦の小説に出てきそうだなぁと思った。
ではまた。
【期間工日記】その3 配属部署決定! 3交代勤務はつらいよ
さてさて、自動車工場で働いて約3週間が経ちましたが僕はいかがお過ごしなのでしょうか。
今回は配属部署と勤務形態についてのお話。
期間工日記 その3 配属部署編。
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【期間工日記】その2 寮生活 ~住んでも都には一歩届かず~
ハイエースに乗せられて、2時間半。私は愛知県のとある町へとやってきた。これからとある自動車メーカーが所有する寮で生活することになったのだ。周りにはとにかく山。近くのコンビニまで歩いて20分。町に出てもまともな商業施設はない。
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期間工日記 その2 寮生活。
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【レビュー】ノースフェイスのランドセルみたいなリュック買ったよ!【BC FUSE BOX】
THE NORTH FACEのBC FUSEBOXというリュックを買いました。よく高校生が背負ってるランドセルみたいな四角いリュックです。
デザイン的にあまりにもランドセルすぎてちょっとどうなんだろうと思っていたんですが、機能性が良さそうすぎなので買ってしまいました。
BC FUSE BOX NM81630
色とロゴ
今回僕が購入したのがこちら。色はステッカープリント2という白地にガチャガチャした柄が入ったものにしました。候補として黒、赤、黄色、紺も考えていたんですが、黒と赤は僕にはどうしてもランドセルっぽく見えてしまいました。黄色はなんかスポーツドリンクっぽいなと思いやめました。
紺色と白で迷いましたが、決め手となったのはこのステッカープリントという柄の配列。なんとこの柄はランダムで配置されているようなのです。他サイトやアマゾンに載っている写真と見比べると確かに僕のものとは微妙に柄の配置が違います。完全ランダムなのか数パターンあるのかはわかりませんが、この「自分だけの物」感が僕は大好きなのです。
それからTHE NORTH FACEのロゴがはっきりと視認できるのもポイントでした。この大きくロゴが描かれたデザイン、広告塔になったみたいで嫌という意見もあるようです。んー、でもそれがこのデザインの魅力だからなぁ。ロゴが目立たないカラーもあるので検討してみては……?
新デザインが発表されてステッカープリントが無くなってしまいました。残念。
30Lの大容量
このヒューズボックス、容量が30リットルもあります。牛乳パック30個分! 実際牛乳パックが30個入るかどうかは微妙なところですが、使ってみた感じかなりの大容量です。荷物が少ない人(というか僕)なら1週間くらいの旅行ならこれで余裕で行けます。
服もパソコンもカメラも充電器もヘッドフォンも筆記用具も薬も本も全部入ります。僕は13.5インチのラップトップを使っていますが余裕で入ります。クッション性も抜群。ケースなしで入れちゃってオッケーです。
スーパーに買い出しに行くときにもこの容量は威力を発揮します。形が四角いのでビニール袋やエコバッグよりも安定するし、両手が空いて楽チンです。カゴの無い自転車でも乗れちゃいます。
メイン収納部にはボトルホルダーが付いていますが、そこじゃない感はいなめません。飲み物をそこに入れたらその上に荷物を詰め込めないじゃないか…… ということで、僕はこのボトルホルダーを眼鏡ケースホルダーとして使用しています。飲み物を入れるスペースはリュックの外側に欲しかった……!
HOT SHOTとの比較
僕はヒューズボックスを買うまでは同じノースフェイスのホットショットというリュックを使っていました。
このホットショットの容量は26リットル。数字で見るとあまり変わりませんが、体感だとヒューズボックスに比べホットショットの容量はかなり少なく感じます。リュック下部が大きく、ジッパーのついた上部が小さく(狭く)作られているので余計にそう感じるのかもしれません。パソコンやクリアファイルなどの横幅の大きいものを出し入れするときに少し窮屈さを感じます。
ポケットの数や構造はかなり使いやすいです。特にサブ収納についている小さいポケット群が良し。普段使いなら素晴らしい機能を持ったリュック。ただメイン部分とサブ部分の使い分けがちょっと難しいなと僕は使っていて思いました。サブが便利すぎてメインにパソコン以外何も入れなかったりして。
僕は飛行機や長距離バスでの移動が多く、1週間単位で生活拠点を移すことが多いのでもう少し容量の大きい旅行用バッグを探していました。ホットショットが常にパンパンの状態で移動したりして。そこで色々探してみた結果ヒューズボックスに辿りつきました。
サイズが大きいように見えて航空機内持ち込み制限の115cmをギリギリ越えないという考えつくされた大きさ。
四角い形でデッドスペースがなくなるのが最高です。四角いパソコンや本を丸いリュックに入れるのは考えてみれば不自然なのでは、とヒューズボックスを買ってから思いました。
ただ、もう少し細かいポケットや仕切りがあってもいいかなとも思います。若しくは状況に合わせてカスタマイズできるような仕組みがあれば良かったのではないかと。名前の通りヒューズボックスはサイズ感の良いただの箱なんですよね。スペースが大きすぎて逆にどうしていいかわからないという感じはあります。
100均とかで自分で仕切り板とかタッパーを買ってきてカスタマイズするという楽しみと捉えたらそれはそれで有りなのかも。
上ポケット
本体のフタ部分。パカパカしてるところについているメッシュポケット。視認性抜群で容量も大きめ。ついついいろんなものを入れてしまいがちです。爪切り、耳かき、クシ、ハサミ、絆創膏、ハンドクリーム、リップクリームなどなど、僕は薬局で売ってそうなものをここに詰め込んでいます。色々詰め込みすぎるとフタが膨らんでちょっとダサくなります。
そしてこのような事故が頻繁に起きるようになります。自分の部屋ならまだしも外出先でこの事故が起きると悲惨です。詰め込みすぎ注意。
ジッパーの位置、上下逆でもよかったのでは? と思います。
ペンケース的なやつ
取り外しできるペンケース的なやつ。便利といえば便利なんですが使い道が難しい。筆箱がわりに使えなくもないんですが…… パッキングするときにちょくちょく外れて邪魔だったりして。もうちょっとカッチリはまる感じだったらいいなぁと。それと外しやすいけど、はめにくいというのが難点。
そもそも今まで使っていたペンケースをそのままリュックに入れたらいいわけだし。ペンケースとして単体で持ち歩けるかというと微妙なところ。このペンケース的な奴は今後2軍落ちする可能性があります。外して収容力をアップさせたほうがお得な気がします。パスポートを入れるのに丁度良いサイズなので少し悩むところですが、どうしようかなぁ……
背面のサブポケット
背面のこのポケット。何を入れるか悩みどころです。口が大きく開かないので細かいものを入れると取り出しにくいし、大きいものは入れづらい…… 文庫本とかを入れたらいいのかなぁ。上で書いたペンケース的なアレを入れておいてメイン収納を広げる作戦も有りかも。
僕は今のところ歯磨きセットと洗顔フォームを入れています。チューブが圧迫されて歯磨き粉が出てこないか心配です。
ここに大胆に切れ込みを入れてメイン収納へのアクセス用ジッパーにしてしまうというのも現在考え中。
隠しポケット
右の腰のあたりに隠しポケットが! 多分サイズ的に、財布とかスマホとかパスポートなどの貴重品を入れておくためっぽいポケット。でもリュックを背負ったままこのポケットから中身を取り出すのは正直難しいです。手が攣ります。なので財布、スマホを入れておくのはちょっと厳しいかも。
やっぱりここも何を入れるのか悩みます。日本国内にいるならまず使い道がないですよね、治安的に。海外に行ったときに普段使わないクレジットカードを緊急用に入れておくとか? 無難にパスポートのコピーとか? 死なないくらいの現金とか? そんな感じですかね。
ボストンバッグ風に持ちたい!
機能面では大満足のヒューズボックス。ただデザインの面では賛否両論です。やっぱりどうしてもランドセルに見えてしまいます。僕は買う前に一度彼女に相談したんですが「ダサいからやめておけ」とバッサリ切り捨てられました。(それでも買ってしまったんですけどね)
色々考えたんですが、もしかして背負うからダサく見えるのでは!? という仮説が浮上しました。縦長ではなく横長で片手持ちなら割といい感じなのではと。
ドンッ!!
ドンッ!!
なかなかいい感じなのではないでしょうか。ロゴも正対して更にノースフェイス感が増したと思います。
作り方は簡単。
リュック側面の調節ベルトにこいつとこいつを取り付けるだけ!
リュックの肩ベルトはカラビナで留めれば邪魔になりません。
耐久力に少し不安がありますが、あまり重いものを入れすぎなければ問題ないでしょう、多分。(片方壊れたら反対側も使えるしね……) それから横に傾けるので荷物の入れ方にはある程度注意が必要です。崩れます。弁当なんか入れたらぐっちゃぐちゃです。リュック内部にうまいこと仕切りとかをつけるといいのかもしれません。
普通のボストンバッグと比べると当たり前ですが荷物の出し入れは不便です。サブ収納スペースに切れ込みを入れてメイン収納にアクセスする、という魔改造も考えたんですが、後戻りできなくなるので保留中です。
まとめ
デザイン面、機能面それぞれに不満もありますが、慣れれば問題ないかなと思います。なにより四角い大容量リュックの便利さが色んな不満を消し去ります。なんでも入っちゃってかなり便利。旅行でも通勤通学でも(デザインを気にしなければ)用途を選ばずに使えます。
値段もノースフェイスの割にそこまで高くなかったので良かったです。定価は16000円くらいですが、ネットで10000~12000円くらいで売っているのをよく見かけます。僕はアマゾンで11000円くらいでした。他のヒューズボックスより小さいリュックと同じ価格帯なのでどうせなら大きいのを買ってしまえばいいと思います。
ではまた。
[ザ・ノース・フェイス] リュック BC FUSE BOX NM81630 SK ステッカープリント2
- 出版社/メーカー: THE NORTH FACE
- メディア: ウェア&シューズ
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【期間工日記】 その1 研修までやることがない
期間工としての働くために愛知県にやってきました。ここでお金を貯めて3か月後には学生としてオーストラリアに旅立つ予定です。
ただ、愛知県まで来たはいいものの全くやることが無くて困っています。
続きを読む【多読の記録】その3 Make Your Bed
英語多読3冊目。Make Your Bed: Little Things That Can Change Your Life...And Maybe the World
米海軍大将ウィリアム・マクレイヴンが2014年にテキサス大学の卒業式に招かれた際に行ったスピーチを書籍化したもの。
語彙数:44,640
多読合計語彙数:179,036
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