【期間工日記】 その1 研修までやることがない
期間工としての働くために愛知県にやってきました。ここでお金を貯めて3か月後には学生としてオーストラリアに旅立つ予定です。
ただ、愛知県まで来たはいいものの全くやることが無くて困っています。
愛知県に赴任
やっちゃえ
愛知県にやってきました。車といえば愛知県。日本一の自動車メーカーの工場も大体愛知県にあるようです。本当は関東圏にある日産の工場にしようかと思っていたんですが、応募しようとしたタイミングで偽装が発覚したのでやめました。タイミングが良すぎて思わず笑ってしまいました。ラッキー。しかし僕の日産で働くという予定が全滅してしまいました。面倒臭くなったので、僕は新宿にオフィスがある工場専門の派遣会社に登録しました。そして勧められるがままに気が付けば愛知県まで来てしまっていたのでした。
紹介された工場は体裁のためか派遣社員は使わないらしいのです。が、人手が足りないらしいです。そこで派遣会社が子会社を作り、その子会社の正社員が工場に出向するというシステムが作り上げられました。僕はそこに組み込まれることになったようです。つまり正社員になることになったみたいです。図らずも僕は就職してしまいました。なんだか期間工の闇を感じます。
構造はなんとなくワープアっぽい感じがしますがメリットもあります。まず職歴がつくこと。30歳手前で職歴が無い僕は、今更職歴なんてもうどうでもいいと思っていますが、ニートや引きこもりから復帰する場合にはかなり大きい要素になるのではないでしょうか。職歴がないバンドマンとか芸人を目指していた人にもアドバンテージになるはず。
そして就業期間が定められていないこと。期間工の場合、大人の都合で同じ工場では2年11か月までしか働けません。しかし僕の場合は仕事は同じですが、厳密には期間工ではなく正社員の出向なので決まった期間がありません。正社員なのでボーナスも貰えるらしいです。
ただ、僕はそんなに長期間働くつもりはないので別に正社員じゃなくてもよかった気がします。2か月働くと就業祝い金として貰える20万円につられてしまいました。
刈谷駅
金曜日。新横浜から新幹線で名古屋、名古屋から東海道線で刈谷というところに来ました。15時に北口にあるキヨスクで現地の人と待ち合わせすることになっています。現地に着くと僕のと同じくらいの大きさのバッグを持った男が数人階段で座って待っています。なんだかみんな想像していた通りの雰囲気です。ニート脱出っぽい人。流れ者っぽい人。謎の英字プリントシャツの人などなど。明らかに同じところで働くってわかっているのに待ってる間、一言も会話しないのもなんか期間工っぽいなと思いました。
15時少し前に担当者がやってきて、一同をワゴン車に乗せて事務所へ向かいました。もちろん車中でも会話はありません。
事務所につくと簡単な書類を書かされました。
夕方4時過ぎ。これから健康診断がはじまるらしいです。事務所で握力を計ったあと、小さな診療所に連れていかれました。身長、体重、視力、血圧、心電図、血液検査、検尿。何かひっかかると働けなくなるらしいです。特に高血圧ではじかれる人が多いのだとか。僕は多分問題ないはず……
健康診断がおわり、寮へと向かいます。寮といっても借り上げたアパートの1部屋。6畳、風呂トイレ別の割ときれいな部屋に布団一式と小さいテレビが置かれていました。
研修は水曜日から始まるとのこと。ん? 水曜日? 今日は金曜では? あと4日間何をすればいいんだ?
近くにはコンビニ2軒。徒歩10分の所にワークマンとホームセンター。最寄り駅までは徒歩20分超。駅前にめぼしいものはなさそうです。こんなところに4日間も目的もなく滞在しろと…… それならなぜわざわざ金曜に呼び出したんでしょうか。月曜か火曜でよいのでは? 5億年ボタンかよ。
まとめ
そんなこんなで期間工生活(仮)が始まりました。せめて近くに飲食店か喫茶店でもあれば少しはマシなんですがコンビニしかありません。この暇な時間をどうすればいいのでしょうか。
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ではまた。
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