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【多読の記録】その3 Make Your Bed

Make Your Bed: Little Things That Can Change Your Life...And Maybe the World (English Edition)

 

 英語多読3冊目。Make Your Bed: Little Things That Can Change Your Life...And Maybe the World

 

 米海軍大将ウィリアム・マクレイヴンが2014年にテキサス大学の卒業式に招かれた際に行ったスピーチを書籍化したもの。

 

語彙数:44,640

多読合計語彙数:179,036

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Make Your Bed

著者ウィリアム・ハリー・ビル・マクレイヴン

ウィリアム・ハリー “ビル” マクレイヴン(「マクレイブン」「マクレーヴン[1]」「マクレーベン[2]」とも、英語William Harry "Bill" McRaven1955年11月6日 - )は、アメリカ合衆国海軍軍人。最終階級は海軍大将

1977年に少尉任官して以来一貫して特殊作戦畑を歩み、在欧特殊作戦軍(SOCEUR)司令官(2006年6月 - 2008年3月)や統合特殊作戦コマンド(JSOC)司令官(2008年3月 - 2011年8月)などを歴任した。特にJSOC司令官在任中には、2011年5月2日アメリカ東部夏時間では5月1日)に行われた「ネプチューンの槍作戦」を指揮し、アメリカを中心とする諸国が2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件以降展開してきた対テロ戦争の中でも最大級の戦果となるアルカーイダの指導者ウサーマ・ビン・ラーディン殺害に成功したことで知られる。

その後は、エリック・オルソン海軍大将の後任としてJSOCの上級部隊である特殊作戦軍(SOCOM)の司令官に大将への昇任と併せて補職された。

引用元:Wikipedia ウィリアム・マクレイヴン

 

 ウィリアム・マクレイヴンはMake Your Bedの著者でありアメリカの海軍大将です。ウサマ・ビン・ラディン殺害作戦で立案、指揮を担当しました。

 

もしも世界を変えたいのなら……

 ある日、フェイスブックを眺めているとシドニーにいる友人がある動画をシェアしました。

 それはアメリカのどこかの大学の卒業式で軍人がスピーチをする動画でした。

 そのスピーチでその軍人は「世界を変えたいのなら、毎朝ベッドメイクをしろ」と言うのです。ベッドメイクで世界を変えられるなんてすごいことを言う人だなぁと思い、続きを聞くことにしました。

 簡単なタスクを朝一番に完了させることで小さな達成感が得られる。その達成感が次のタスク、また次のタスクと自分を動かしてくれる。1日の終わりには、ベッドメイクという1つの小さなタスクのおかげで多くの仕事が完了している。

 もし、小さなことを正しく行えないのなら、大きな事物を正しく扱うことは不可能だ。それから、もし失敗ばかりの最悪な日、家に帰ってきたら完璧なベッドがあなたの目の前にあったら(それは実はあなたがベッドメイクしたものだが)、明日はもう少し良い日になると思えるはずだ。

 世界を変えたいのなら、毎朝ベッドメイクをしなさい。

引用元:Make Your Bed(僕が雑に翻訳)

 

 なるほど。ユーモアがあって面白いスピーチでした。動画ではこんな感じの格言を10個話しているんですが、英語字幕があるとはいえ全部理解するのは僕にとっては大変でした。日本語字幕がついたらいいのにと思いますが、大学の卒業式の来賓のスピーチにわざわざ字幕を付ける物好きな人はいないみたいです。せめて英語でもいいからどこかに全文が載ったスクリプトがあれば…… と思っていたところ2017年4月に書籍化されていました!

Make Your Bed: Little Things That Can Change Your Life...And Maybe the World

Make Your Bed: Little Things That Can Change Your Life...And Maybe the World

 

  10個の格言についてスピーチでは語られなかった部分を含めて詳しく書かれています。巻末にはスピーチのスクリプトもきっちりと載せられていました。

 

多読用の書籍として

 軍隊でのトレーニングや戦場での経験を基に書かれていているので少しわかりづらい部分もありましたが、基本的な用語を押さえれば問題なく読めます。

 10個の章にわかれていて、1つ30分かからずに読めるので隙間時間や寝る前の読書には丁度いいかもしれません。テーマ別に書かれているので細かい部分がわからなくても主題が理解できていれば飛ばし読みも楽々です。

 スピーチがベースになっているので音読するのもまた良し。

 そして今回もキンドルのワードワイズ機能にかなりお世話になりました。やっぱり多読にはキンドルが圧倒的に強い。

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まとめ

 読みのに時間がかなり時間がかかるかと思いきや、意外とスルッと読めてしまいました。次の本を探さなければ。こんなにはやく読めてしまうと多読貧乏化が進みそうで怖いです。

 

 今回はcalisthenicsという単語に苦しめられました。体操とか筋トレみたいな意味なんですけど、発音が難しい!

 

 ではまた。

 

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