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シドニー生活を発信するブログ

ワーホリはバックパックで行った方が良いって本当?

 ワーホリに行くにあたって誰もが(?)ぶち当たる問題。バックパックorスーツケース論争。

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 多くのブロガー、留学代理店、旅行会社の唱える説に踊らされた僕は、2年間のワーキングホリデーでバックパックもスーツケースも両方使うことになったのでした。

 

 今回はバックパックを使ってみて感じたことをまとめてみようと思います。

バックパックについて

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実際に使ったもの

THE NORTH FACE TERRA65

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) テラ65 NM61403 KA ブラック/アスファルトグレー L-XL

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) テラ65 NM61403 KA ブラック/アスファルトグレー L-XL

 

 ワーキングホリデーに行くにあたって、僕はこのノースフェイスのテラ65というバックパックを買いました。容量の多いバックパックは基本的に登山用のものになるので、スポーツ用品店で買うことが出来ます。僕は吉祥寺の石井スポーツで買いました。

 

 バックパックを選ぶときは、ネットではなく実店舗に行って試してみるのをオススメします。というのも、バックパックにもサイズがあって身長や体格によって使えたり使えなかったりします。石井スポーツは色んなメーカーのものを試すことができて楽しかったです。

www.ici-sports.com

 

 テラ65はその名のとおり約65リットルの容量です。海外の長期滞在だとちょっと容量が少ない感じもします。ただこれより大きいもの(90リットルくらい)を探すのは結構大変だと思います。店舗にはほぼ置いていないので、ネットで探して取り寄せてもらって試してという感じになって時間がかかります。

 60~75リットルくらいだと種類としても価格帯としても選べる幅が広い感じがしました。なので、このくらいの容量が現実的なんだと思います。

 

 テラ65を選んだ決め手は見た目8割、機能性1割、価格1割って感じです。ノースフェイスは登山用品メーカーってよりはファッションブランドの面が強い感じがします。見た目がやっぱりかっこいい。それから安い。

 ミレーとかドイターも良いなぁと思ったんですが本格登山ブランドなのでちょっと高いです。機能性は多分すごいんだと思うんですが、山を登るわけじゃないので、機能性はそこまで重要じゃないんですよね。

 

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THE NORTH FACE Hot Shot

[ザ・ノース・フェイス] リュック Hot Shot CL NM71606 K ブラック

[ザ・ノース・フェイス] リュック Hot Shot CL NM71606 K ブラック

 

 ノースフェイスがかぶってしまった……

 

 テラ65の容量が少ないのと航空機内持ち込み用にもう一つデイパックを使っていました。前と後ろ両方にリュックを持って移動する形です。

 別にブランドを合わせたわけじゃなくて、たまたま普段使いしていたリュックがノースフェイスのものだったんです。

 このデイパックには、財布、パスポートなどの貴重品、パソコン、カメラ、充電器各種などなど、頻繁に使うものを中心に入れていました。

 

使ってみて感じるメリット

とにかく旅人っぽくてかっこいい

 世界中どこにいても旅をしている人なんだということが一目でわかります。場合によってはそれはデメリットかもしれませんが。でも形から入るタイプの僕としてはこれはものすごいメリット。旅人だぜ、とドヤ顔で観光地を闊歩できます。

 

軽い!

 バックパック自体の重さが約2キロ。LCCで旅に出る場合預けられる荷物はだいたい20キロまでで、それ以上は追加料金を払うことになります。その点を考えるとスーツケースとは大きな差をつけることができます。とにかく軽い。

 

両手が使える

 手で引いて移動する必要がないので、常に両手が使えます。ガイドブックを広げながらの移動なんかはかなり楽になります。カメラを使って写真を撮るときも便利です。

 

肌身離さず持ち歩ける

 常に背負って移動するので盗難や紛失が少ないです。大きめのS字フックなんかを持ってるとトイレに行くとき楽。

 

悪路でも大丈夫

 旅先でキャスターが使えないような悪路に遭遇しても背負っているので大丈夫! ただオーストラリアやカナダのような先進国にそんな場所はほぼ無い。

 階段上るのはスーツケースよりちょっとだけ楽かも。

 

デメリット

重いよ!

 さっき軽いと言ったばかりですが、それは単純な重さの話でありまして。いくら軽いといっても常に自分の双肩にその負荷がかかるとなるとやっぱりつらい。転がしていればいいだけのスーツケースより疲労度は大きいです。

 

容量少ない!

 軽い。つまり容量が少ないということではないか! やっぱり圧倒的にものが入らない。昨今、巷に跋扈するミニマリストたちは断捨離断捨離! と叫んで楽しそうにしていますが、バックパックでワーホリに行く場合はその断捨離のレベルを越えていかなければいけません。

 

 ワーホリに行く前は本当にいろんなものを捨てました。自分にとって本当に必要なもの以外(場合によっては必要なものも)全部捨てられる覚悟がない人は素直にスーツケースにした方が無難です。

 自分の生活を65L、約15kgにまとめて詰め込む作業は結構つらいですよ。

 

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 パッキングって大変。

 

そもそも旅行用に作られていない

 バックパックは旅行用に作られていないのでちょっと不便です。中身が取り出しにくいし、もう一回詰めなおすのは大変だし。丈夫で壊れる心配がほぼないというのは良いんですけどね。

 

大きい!

 背負って移動すると思った以上にバックパックが大きいということに気づきます。両手が使えて便利なシチュエーションって主に買い物だと思うんですけど、大きさ的にコンビニとかにはかなり入りづらい。土産屋もちょっとやめとこうかなぁとなります。

 

まとめ

 実際にバックパックでワーホリにいってみた感じとしては、特に思い入れがない場合は無難にスーツケースでいいんじゃないかと思います。常に背負ってるっていうのがバックパックの一番のマイナスポイントですね。すごい疲れる。

 

 でも見た目のかっこよさはバックパックの圧勝です。旅に出るときのワクワク感もバックパックを使った方が大きい感じがします。まぁそこは僕の好みっていうのが大きいんですけどね。

 容量とか使い勝手とか全部捨ててでも見た目にこだわるっていうのも醍醐味の一つだと思います。そういう無駄なこだわりにこそ価値があると思います。

 

 ではまた。