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Nike iDでオリジナルデザインのバッシュを作ってみた

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Nike iDというサービスを使ってナイキのシューズをオーダーメイドしました。

ある本を読んだことがきっかけで急に新しい靴が欲しくなり、探し回っているうちにNike iDに出会い自分でデザインした靴を作ることにしました。

自由度が高く、価格も手ごろで非常に満足度の高いサービスだったので紹介します。

 

Nike iDとは。

Nike iDはナイキが提供するサービスで、自分がカスタムデザインしたシューズをオーダーすることができます

カスタマイズはオンラインですることができます。

 

公式サイトリンク:シューズ、ウェア、ギアのカスタマイズ. Nike.com (JP)

 

まず基となる靴のタイプを選びます。靴のタイプはエアマックス、コルテッツ、SBシリーズなど新旧問わず多数のモデルが用意されています。

靴のタイプを選択したあとは各パーツ(トップ、靴ひも、ソール、ロゴなど)の色や素材を決めていきます。ロゴ部分(タンやヒール)の文字を変更できるのも大きな特徴です。

 

値段は通常モデルよりも3000円ほど高めですが、自分でデザインできることや30日間返品無料という点を考えると高くはないはず。

 

シュードッグの影響でナイキの靴を買うことにした。

ブログのネタも無いし、久しぶりに読書でもしてみようと思いました。小説ではない本を読もうとは決めていたものの何を読んでいいか悩んでいた僕はキンドルストアをふらふらしていました。そこでシュードッグという本を見つけました。

この本はナイキ創業者の自伝であるにも拘わらず、2018年ビジネス書大賞を受賞していました。なんとなく興味をもったので読んでみることにしました。

本の内容は素晴らしく、ナイキ創業者の靴にかける力強い情熱がその文章から伝わってきました。

 

僕たちはブランドはもちろん、カルチャーをも作り出そうと頑張っていると伝えた。画一的なものや、単純労働を相手に戦っているんだ。製品以上に、僕たちが売りたいのはアイディア、精神なんだ。

引用元:SHOE DOG -1974- 専属弁護士ストラッサー ロケーション5085

 

この本を読んで僕は素直にナイキのシューズが欲しいと思いました。

僕はすでにナイキのスニーカーを1足持っていましたが、このナイキ創業者の精神性と情熱を理解したうえでもう1足持っておきたいなと思いました。

 

 

オーストラリアで好みの靴を見つけるのは難しい。

ところで、僕は現在オーストラリアに住んでいます。オーストラリアでは好みの靴を探すのは日本よりも難しいのです。

まず靴屋の数が日本に比べて少ないような気がします。ABCマートのような店があればいいんですが…… しかも日本の靴屋に比べて店舗の面積が小さいです。そしてなにより靴屋なのに音楽を爆音で流していたりするのです。なんだか落ち着いて買い物ができません。

カラーバリエーションの取り揃えも少し弱いです。店頭に置いてある色しか無いというのが当たり前です。

 

ナイキのシューズを買うのならばナイキの直営店に行くのもアリですが、ナイキショップは靴屋というよりはスポーツ用品店という印象を受けました。

 

オーストラリアでは流行のせいかランニングシューズ、サッカーシューズは店頭にも多くの種類があります。しかし僕が今回買おうと思っていたバスケットシューズタイプの靴はなかなか見つけることができませんでした。

 

オンラインで探すことにした。

店頭で見つけられないのならば仕方がない。オンラインで探せばいいじゃないか。

ということでナイキのオンラインショップを物色してみることにしました。

 

しかし、ナイキ公式のオンラインストアでも好みの靴に出会えません。僕が頭の中でイメージしているものが見つからないのです。

 

Nike iDを利用することにした。

ナイキのサイトを徘徊しているとNike iDというサービスを見つけました。

好きなタイプの靴を選んで色や素材を指定したオーダーメイドのシューズが作れるサービスです。

配送に3週間程度かかるというのがネックなところですが、店頭でもオンラインでも「この靴が欲しい!」というものに出会うことができなかったので自分で作ってみることにしました。

 

 

実際に作ってみた。

実際に作ってみることにしました。ナイキの公式ウェブサイトでカスタマイズシューズを作ることができます。

 

公式サイトリンク:シューズ、ウェア、ギアのカスタマイズ. Nike.com (JP)

 

僕は今回「赤と黒がベースでゴツゴツしたバスケットシューズっぽい靴」を作ることにしました。

 

最初に基となる靴のタイプを決めます。エアフォースワンやエアマックスなど好きなモデルから選ぶことができます。また、ランニングシューズ、トレーニングシューズ、ライフスタイルなどカテゴリから選択擦ることもできます。

ゴツゴツしたバッシュっぽい靴ということで今回はエアフォース 1 HIGHを選択しました。

 

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EDIT DESIGNを押すとデザイン開始です。各部位の色と素材を決めていきます。

靴の種類によって使える色や素材が違います。

 

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カスタマイズに悩みに悩んでついに完成です。登録なし、無料でいくらでもデザインを保存できるので10種類くらい作成、マイナーチェンジをして決めました。自分でデザインを決めるのは楽しいですが、正解がないので時間がかかりました。そのぶん満足のいくものが出来ました。

 

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デザインしたものをカートに追加して料金を支払ってあとは届くのを待ちます。

配送には約3週間かかるようです。

注文が完了後は工程が進むたびにメールでお知らせしてくれます。自分の靴が現在どの工程にいるのかわかるので安心です。

 

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20日後、ついに僕の靴が届きました。香港から送られてきました。

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届いた靴がこちら。かっこいい!

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30日間は無料で返品することができますが、サイズもぴったりなのでこのサービスを利用することはなさそうです。

 

まとめ

靴を買おうと思ってからかなり時間がかかりましたがNike iDを利用して自分の理想の靴を手に入れることができました。

店頭やオンラインショップでピンとくる靴がなかなか見つからない場合にはNike iDは非常に便利なサービスです。デザインを作成するときにはかなり悩みましたが、既製品を買うよりも満足度は高いです。

 

シュードッグという本を読んで最終的にNike iDというサービスと出会いました。

最後にシュードッグからの引用です。

 

他人のためになんて働きたくない。自分だけのもの、「これを作ったのは僕だ」と指さして言えるものを作りたい。自分の人生を有意義にする方法はそれしかないんだ。

引用元:-1968-ペニーとの結婚 ロケーション2672

 

自分だけのものを作りたいと言ったフィル・ナイトという人物が作ったナイキというブランド。そのナイキがNike iDというサービスで誰でも「自分だけのもの」を作ることを可能にしました。

 

Nike iDでのカスタマイズが楽しすぎて、オーダーもしないのに気になる靴をひたすらカスタマイズすることが僕の趣味になってしまいました。

 

ではまた。