【シドニー】初めてのUberEATS(ウーバーイーツ)配達 郊外Hurstvilleでの1週間
UberEATSに登録したので早速配達の仕事を始めました。
最初の1週間は僕が住む郊外エリアHurstvilleで配達をしました。
結果は振り込み金額が81.59ドル。想像していた以上に厳しい戦いとなりました。
初めてのUberEATS Hurstvilleでの1週間
ウーバーイーツの配達を始めるにあたって重要なのがどこで配達をするのかということ。
僕は初めてなので、とりあえず自分が住んでいるハーストビルという郊外のエリアで配達してみることにしました。
シドニー中心部から電車で約30分。一応ウーバーイーツのサービスの範囲内ですが、オーダーが入るかどうかという面で少し不安があります。
1日目 いきなり心折れる
土曜日、昼12時。1日目開始! ドキドキしながらウーバーのアプリをオンラインモードにします。
数分後にオーダーが入りました。大手ショッピングセンター「westfield」内にあるハンバーガー屋にピックアップに向かいます。
※ショッピングセンターは飲食店が多く、しかも点在しているので場所を見つけるのがちょっと大変です。そして大体上の階にあるので注文の受け取りに時間がかかります。
そうとは知らずに入ったショッピングセンターで案の定道に迷い、ピックアップに10分も時間をかけてしまいました。初めてだから仕方がないか……
その後配達に向かいますが、不慣れなアプリと不慣れな公道に想像以上に時間がとられ、配達完了までに約30分かかりました。途中お客さんから電話で「今どこにいるんだ」と怒られる始末。
ごめんな。はじめてなんだ。
運動不足のせいか初日のこの時点ですでに僕の心臓、肺、太ももが悲鳴をあげていました。お客さんに怒られて心も折れていたのでこの日はここで配達終了。ショッピングセンター近くの家に帰るために更に30分くらいかかりました。
この日の売り上げは7.83ドル。オンライン時間は約1時間。
時給約7.8ドルか…… 初日だし運動不足だしこんなものなのかな。それにしてもUber手数料35%というのがものすごく高い気がします。
2日目 ロングライド
初日、たった1件の配達でものすごい筋肉痛に見舞われた僕は、日月火と3日間身体を休め、水曜日午前11時半、再びアプリをオンラインにするのでした。
オンラインにして待つこと15分。12時前になってようやくオーダーが入りました。
1件目、2件目と無事にこなしました。オーダーが想像より少ないような気もしますがこの日は順調でした。なんだか前回よりも体が軽いような気がします。
そして3件目。
4.5kmのロングライドが来ました。オーダーを受けた時点ではどこに配達に行くのかわからないので長距離の配達だけを拒否するということはできません。しかし4.5kmとは。チャリで配達する距離か……? 新宿から渋谷くらいの距離があるぞ…… 平坦ならまだしも、ここは坂の多い町シドニーだぞ……
文句を言ってもどうにもならないのでとりあえず配達しました。自転車初心者なのに30分で行けた僕すごい。
しかしこのロングライドで僕の身体は限界に達しました。4.5kmの道を引き返して家に帰りました。
この日の売り上げは28.94ドル。実働時間は待ち時間を含め2時間半くらい。時給10ドルくらいか?
※郊外での配達の問題点は配達した先に飲食店がほぼないということ。1度配達したら飲食店のある街の中心部まで戻らなければいけません。また、仮に飲食店があったとしても自宅から更に離れる配達になる可能性があります。そうなると帰宅が困難になります。
3日目
水曜のロングライドで体がバキバキの僕は木曜を休息にあて、金曜に働くことにしました。回復ペースがはやくなっているぞ!
12時前からオーダーが入り始めて3件配達。すべて10分台で配達できるようになったぞ! しかし1時以降にオーダーが入らない……
2時まで待つもののオーダー入らず。この日も3件で終了。
売り上げは25.09ドル。この日も時給は10ドルくらい。
4日目
金曜の不完全燃焼で体力を残していた僕は初めて2日連続で働くことにしました。
土曜日。この日は11時から3時までの稼働で6件配達することができました。順調順調。しかし、1件配っては中心部に戻るというのはかなり効率が悪いような気がしてきました。
売り上げは54.73ドル。時給換算で13ドルくらい。
「時給20ドルくらいは余裕」みたいなブログ記事を見たんですが、現実はなかなか厳しいみたいですね。郊外では調子の良い土曜日でやっとこのくらいです。
初週の結果
初めてのウーバーイーツは4日間で振り込み額81.59ドルでした。配達用バッグのデポジットで35ドル引かれているので実際に稼いだ金額は116.59ドルです。
やっぱり手数料が高いですね…… それはどうにもならない問題ですが。
オンライン時間が7時間ですが、配達から戻る間はオフラインにしているので実際の労働時間はその1.5倍から2倍くらいだと思います。多めに見積もっても平均時給は10ドルくらい。
郊外でウーバーイーツは厳しいかもしれません。
気づいたこと
自転車配達員がいない!?
Hurstvilleではバッグを背負って配達している人を全く見かけません。シティでは結構見るのに。だからといって配達員がいないわけではなく、ショッピングセンターには商品をピックアップしている人が結構います。
ということはみんな車で配達しているということか……? 2kmを超える配達が普通だしシティに比べて坂も多いので自転車での配達はかなり厳しいかもしれません。
車の配達にオーダーをとられている……?
ウーバーのシステムでは長距離の配達はだいたい車にオーダーが行くようになっていて、自転車には短距離のオーダーが振られるようになっているらしいです。住宅エリアの広い郊外では必然的に車やバイクに優先的にオーダーが振られることになります。
そう考えるとオーダーの少ない時間帯や曜日は絶望的です。しかも車のように簡単に配達エリアを変更(移動)することもできないので郊外で自転車は厳しいかも。
5,6店舗しかオーダーがない
十数件配達しましたが注文の入る店舗がほぼ決まっている気がします。駅ナカのマクドナルドかショッピングセンターのハンバーガーがほとんどでした。オーダー待ちする場所が決まっているのでその点は楽ですが、配達後はそこまで戻らなければオーダーが入らないのでしんどい。
まとめ
そんなこんなでシドニー郊外でウーバーイーツはしんどいということがわかりました。
平日はほぼ期待できません。土日でちょっとマシになりますが、どうやらもう少し都会で稼働したほうが効率が良さそうです。
というわけで僕はシドニー中心部で配達することに決めたのでした。
ではまた。