高卒フリーターがTOEICで850点取った方法 その1 Part5対策
僕は高卒のフリーターなんですが、なんと先日のTOEICで850点を取ってしまいました。一般的にはなかなかの高得点だと思います。
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そこで、低学歴な僕がいかにしてTOEICで850点を取ったのかという方法をまとめていきます。今回はパート5編!
Part 5
Part 5 の重要性
TOEICのリーディングにおいて、パート5は非常に重要です。なぜなら、知っているかどうかという知識を問われるパートだからです。知っていれば得点できるし、知らなければ手の打ちようがないというTOEICで一番残酷なパートです。
もしもTOEICに時間制限がなかったとしたら、考える時間が無限にあったとしたら、長文読解のパート7はある程度正解率が上がると思います。しかし、どれだけ時間を使って考えたとしてもパート5では正解率を上げることはできません。答えを知っていなければ正解できないからです。
逆をいえば、時間をかけずに問題を解くトレーニングをすればパート7はそれほど難しくありません。
つまり、パート5こそ真っ先に対策しなければいけないパートだと言えます。
僕が実際にやってみた学習法
新TOEIC TEST パート5 特急400問ドリル
パート5対策のために僕はこの400問ドリルを買いました。
この本の良いところはとにかく問題数が多いところです。40問ずつの10セットに区切られていて、空いた時間に問題を解くことができて便利です。文庫本サイズなので持ち歩きも楽ちん。
手に取ってみると解説が少ないように感じますが、実はそのとおり。文庫本サイズに抑えたためにすべての解説が本のなかに収まりきっていないのです。ちょっと面倒ですが著者の神崎正哉氏のブログから詳しい解説をPDF形式でダウンロードすることができます。
400問で1000円以下というのはコストパフォーマンスがかなり良いのではないでしょうか。TOEICの教材はなんだか高額なものが多いような気がします。
TOEICで点数を取れない人は問題を解く数が少ないんじゃないかなと思います。全30問のパート5で高い正答率をだすためには100問や200問の練習では全然足りません。10倍20倍くらいの量をこなしてやっとそれなりの形になると思います。
語彙や文法を細かく学習していくのも重要ですが、とにかく圧倒的な量の英語に触れて「なんかこれが正解っぽい」という感覚やセンスを身に着けたほうが楽です。そしてそのセンスでも判断できない問題がでてきたときに初めて参考書に載っているような細かいテクニックが活きてきます。
400問というテストの10倍以上の問題を丁寧な解説付きでまとめたこの本はパート5攻略に本当に役に立ちました。僕は1日1セット40問、40日で400問を4周する計画で勉強していましたが、4周目に入ったあたりで問題を覚えてしまったのでやめました。
難点
解説を著者のブログ経由でダウンロードというのがやっぱり面倒臭いなぁと思います。しかもそのブログがかなり見づらいのもマイナスポイント。ただ安いのに量も質も良いのでそこは我慢するべきか……
過去問.com
特急400問を終えて、他の問題集を探してみたんですが400問を超える物量の問題集を見つけることができませんでした。しかし僕は過去問.comというサイトを見つけてしまいました。
色々な資格試験の過去問予想問題を集めたサイトです。もちろんTOEICの問題も用意されていて、パート5の問題が約550問掲載されています。
特急400問と比べると問題解説共にクオリティが劣るんですが、まぁでも無料だしね…… 問題数が多いというのが僕にとってはやっぱり魅力でした。
無料の会員登録をすると進捗度や正答率を保存しておくことができるので便利です。
ある程度学習を進めたあとに実力を測るために550問の正答率を出してみるのも良いかもしれません。僕はバイトの休憩中などの時間でちまちまと問題を解いていました。
まとめ
そんな感じで僕が実際にパート5を解くためにやってみた学習法でした。実際の試験でもパート5はそれなりに正解できたと思います。
効率の良い学習方法を考えるより、とにかく大量の問題(できれば短時間で終わるもの)をこなしていったほうが高得点につながります。
ではまた。
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