Travel Banana

シドニー生活を発信するブログ

俺氏、ハンドパンが欲しすぎて泣く。【入手困難】

RISING

 

ハンドパンという楽器をご存知だろうか。

フライパンみたいな響きだが、調理器具ではない。楽器のハンドパン。

僕はこの楽器がとても欲しい。しかし入手するのが難しすぎて泣きそうなのだ。

 

 

ハンドパンとは

ハンドパン(handpan)は楽器の一つである。鉄を主成分とする金属製の体鳴楽器であり、2000年にスイスのPanArt社が開発したハング(Hang)および、それに似た形状に作られた楽器の一群の総称である。

引用元:Wikipedia

 

ハンドパンはこんな感じのUFOみたいな形の楽器。手のひらで叩いて演奏する。つまり打楽器なのだが、音階があってメロディも作れる。でもリズム楽器としての機能もきちんと果たしている。そんなすごい楽器。

 

音はこんな感じ。スチールパンに近い感じの音。大きな違いはスティックを使わずにタップして音を出すということと、リズム楽器の役割も担えるというところ。

タップで音を出す楽器はコンガ、カホン、ジャンベなど基本的にはリズムパートを担うものが多い。が、ハンドパンはメロディ寄りな楽器。奏法はジャンベなどのものが応用されてるっぽい。ベースのスラップに近い動きもある。

 

欲しい。

 

なぜ欲しいかって?

やっぱり音が素晴らしい。このなんとも言えないノスタルジックな響き。民族音楽っぽい雰囲気を持ちつつも、平均律できっちり計算された西洋っぽい感じも持ち合わせている。そのバランスがすごくいいなぁと思う。

自己完結できるというのも良い。基本的に打楽器というのは単体では音楽が成立しないことが多いが、ハンドパンはそれ1つで1曲演奏できてしまう。旅先で演奏したり路上ライブで小金を稼ぐのには最適のように思う。しかも演奏が他の楽器よりも多分簡単だ。基本的にマイナーペンタトニックスケールで音が配置されている。つまり、適当に叩けばなんとなくメロディになってしまうのだ。もちろん打楽器的な奏法を習得する必要があるが、1からギターをはじめるよりはとっつきやすいはずだ。

サイズ感もまた良し。膝の上にちょうど収まるサイズ。バッグもそれほど大きくない。路上ライブといえばギターやキーボードがメジャーだが、ギターは大きいし壊れやすいし、キーボードは重い。おそらくだが、ハンドパンはギターよりは壊れにくい。

 

そして何より、路上で演奏したら儲かりそうなのだ。僕が住んでいるシドニーならば、しっかり練習して時間と場所を選べば1日1万円程度は固いんじゃないかと思う。そのくらい魅力的だし、希少性が高い(今のところ)。路上演奏者が100人いたらその中にハンドパン奏者は1人いるかいないかくらいなんじゃないだろうか。

 

欲しい。

 

 

 

入手困難

非常に欲しい。しかし、入手困難なのだ。なぜかというとこの楽器、1つ1つ手作りなのである。

ある程度の成形は機械でできるが、音階をつける段階は手作業でなければできないらしい。そのため、楽器の数自体がそもそも少ない。というわけで海外メーカーのものが日本の楽器屋で売られていることはまず無い。

しかも日本で製造しているのはおそらく1社(というか1人)のみ。そのためオーダーが増えすぎて現在注文を受け付けていない模様。

 

参考リンク:sonobe-handpan

 

となると、新品を購入するには海外メーカーに直接オーダーしなければならない。手作りなのでオーダーメイドということになる。たとえ言語の壁を越えられたとしてもハンドパンの知識が乏しい僕にはかなり厳しい。

 

 

一応ネットでも新品のものが買える。 

 見ての通り、定価15万円から25万円。高いよ…… (他のネットショップでもだいたいこのくらい)

高額なうえに試奏できないというのがネック。25万円運だめしガチャは正直きつい。

 

では中古で買うのはどうだろうか。おそらく現状一番現実的なのがオークションサイトで個人取引をして買うことだろう。

とはいえ、このハンドパンという楽器、中古でもめちゃくちゃ高いのだ。安くても10万円から15万円。個人間の売買で15万は結構怖い。かなり信用できる人を見つけないとちょっと買えないかなと思う。

 

 

まとめ

つまり、やってみたいけど高くてちょっと手がでないという話でした。しかも現状では完全に独学するしかないというのも辛い。

路上ライブでたくさんお金を稼げるならやる価値はあるかも……? 

 

ではまた。

 

 

音楽 カテゴリーの記事一覧 - Travel Banana